就活をしていると、どうしても1人は
ムカつく人事が出てくることがある。
就活生のことを圧倒的に舐めていて、
「こっちはお前らを採用してやるんだぞ」
みたいなオーラを出してくる。
最近だとTwitterなんかでも
そういう人事が増えてきたように思う。
目次
人事の好き嫌いは就活に大きく関わる
その企業に就職したい!と思った時に、
就活生が1番最初に関わる企業の人は
ほとんど人事の人だと思っている。
ということは、その人事の人に対して
どういう印象を抱くか?によって、
その会社の印象もほぼ決まってしまうのだ。
ムカつく人事なんて現れたらたまったものではない。
そんな人事のいる会社には入らなくて良いと思う。
もちろん、企業の人事だって人間なので、
もしかしたらムカつく就活生がいて、
それで不機嫌になることはあるかもしれない。
ちょっと答えにくいような質問をしてきたりとか、
答えられないと突っ込んでくることもあるかもしれない。
しかし、そうだとしてもそういうことをするような
人事がいる会社には入らない方が身のためだろう。
人事よお前は何様だって思っていたりするのかい?
まぁ、そんな僕が就活生だった時、
「お前は何様なんだ神より偉いのか?」
なんて悪態をつけていた時がある。
就活生を選別する神だと勘違いしているのかと。
超偉そうに語りかける人事のその姿を見て、
まぁまぁドン引いたことを覚えている。
とはいえ、僕自身も今は就職をして
実際に採用に立ち合うようになってから
気づいたこともかなり多い。
まず、人事にも様々な種類がいるということだ。
要するに、
「この後の就活生の面接めんどくさい」
などと思っている人事も存在するということだ。
就活生の身からしたらたまったもんじゃない。
自分の人生が決まりかねないその1回の大事な
面接を「めんどくさい」などと言われたら。
でも、事実としてそういう人も存在する。
これはもうある意味仕方のないことなのだ。
ただ、実際にムカつく人事に遭遇した時に、
その後の対処法をどうするかで君のその後の
就活は大きく変わると言えるだろう。
これからする話を肝に命じて欲しい。
僕自身も人事にムカついたことがあるからこそ、
今話せる話がこうやってある。
面接中にブチギレそうになったら
僕自身もブチギレそうになったことはある。
でも、社会にでる身としてここで暴れるわけにはいかない。
とりあえず、
深呼吸して
ちょっと遠くを見つめて
自分を落ち着かせる。
ムカつくことはあってもどうしてもその場を
やり過ごさないといけないことは多い。
むしろそうするべき。
一応人として…ね。
深呼吸は、
その場でできるし、
自律神経に大きく作用するので、
心を少し落ち着かせることができる。
はい、
今この記事を検索したあなたも
イライラして検索してない?
ここらで一度、深呼吸しときましょ。
人事にムカつく時、人事は君にムカついていないのかい?
これは逆説的な考え方になるが、
自分が持っている感情は相手も持っている
可能性があるよということなのだ。
君がムカつく!と思っている時、
もしかしたら人事もそう思っているかもしれない。
その可能性があるよということを知って欲しい。
あいつムカつく!と思うのは簡単だ。
でも、その先に「なんでだろう?」と問いを立て、
その答えを見つけられるだろうか。
必ずしも君に責任があるわけでは無いだろう。
でも、どうして自分はむかついたのか?
なにが気に食わなかったのか?
これを知っておくということは、
これから企業選びをする上でもものすごく
重要なポイントになってくるだろう。
僕は、やりたいことよりもやりたく無いことを
まずはリストアップしなさいと教えている。
なぜかというと、やりたいことの中には実は
やりたく無いことも含まれている可能性が
あるからだ。経験的にこのパターンは多い。
そうすると、やりたいことをリストアップして
選んだ会社だったはずなのに、入った後に
ギャップを感じてしんどくなるケースが多い。
それは、自分自身のやりたく無いことが
はっきりしていないからだ。
だから、これをはっきりさせる必要がある。
そういう観点から見ると、「ムカつく!」
という感情には、やりたく無いこととか、
嫌いなことのヒントが隠されているのだ。
人事にムカつく時は実はチャンスだったりする
人事にムカついた時に、
「こんな会社なんてもうどうでもいい!」
と匙を投げるのは簡単だ。
しかし、どうして自分はムカついたのか?
を分析することによって、
初めてそこで見えてくるものがある。
それを就活に活かすことができれば、
その経験は良いものへと昇華されるだろう。
人事にムカついたのならその理由を解明すること。
それだけで内定に一歩近づくので、やってみてほしい。