就活コラム

ENFJ(主人公)に向いてる仕事20選!特性を活かせる職業・同僚にいると嬉しい相性のいい性格タイプも徹底解説

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「ENFJ(主人公型)」のあなた!自分にはどんな仕事が合うのか、どのように就活を進めれば良いのかと考えているのではないでしょうか。ENFJは、情熱的で人とのつながりを大切にする性格タイプです。人の気持ちに敏感で、組織や集団の中で人をまとめたり、背中を押したりするのが得意な一方で、自分よりも他人を優先してしまう傾向もあります。

就活においては、自分の性格を活かせる職業を知ることが、納得感のあるキャリア選択につながります。また、性格に合わない職場や働き方を避けることも、長く働くうえでとても大切です。

この記事では、ENFJの性格的な特徴を詳しく解説したうえで、向いている仕事をENFJ-AとENFJ-Tに分けて20職種紹介します。さらに、避けたほうがよい職種の傾向、就活での強みの伝え方、相性の良い性格タイプについても解説します。

自分らしい働き方を見つけるためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

目次

ENFJとは

ENFJはMBTI(16タイプ性格診断)の中で「主人公」とも呼ばれ、情熱的な理想主義者でありながら、現実的な行動力も持つタイプです。人との関係を重視し、他人の気持ちを自然と理解して寄り添えるため、チームの中では信頼されるリーダーや相談役のような存在になります。

また、ENFJはただ人に優しいだけでなく、「この人の可能性をもっと引き出したい」といった熱意や、「この組織をよりよくしたい」というビジョンを持つ傾向があります。そのため、教育や福祉、マネジメントなど、人を育てたり支えたりする仕事で力を発揮しやすいのが特徴です。

MBTIにおける「E・N・F・J」の意味

ENFJは4つの性格要素で構成されています。

  • E(外向型):人と関わることでエネルギーを得る。社交的で人前に出ることに抵抗が少ない。
  • N(直観型):物事を全体的・抽象的に捉える。将来のビジョンや可能性に意識が向きやすい。
  • F(感情型):人の感情や価値観を重視する。論理よりも「それが人にとって良いか」を判断基準にする。
  • J(判断型):計画的に物事を進めるのが得意。締め切りやルールを守ることに安心感を覚える。

これらの要素を組み合わせることで、ENFJは「人との関わりを通じて理想を実現するために、計画的に行動するタイプ」といえます。

ENFJの特徴:理想主義・面倒見がいい・人を導く

ENFJは、人の成長やチームの成功を心から願う、面倒見のいい性格です。ただし単なる「お人好し」ではなく、自分なりの強い理想や価値観を持っていて、それを他者と共有し、実現していく力も備えています。

職場では、「誰かが困っていないか」「もっと良いやり方があるのでは」と常に周囲を観察し、自発的に動くことが多いです。ときにはお節介と思われるほど相手のために動きますが、周囲にとっては非常に頼れる存在です。

また、指導力やカリスマ性を持つ一方で、人の気持ちに敏感なため、意見の対立を避けようとする傾向もあります。集団の空気や感情の流れに敏感だからこそ、調和を大切にしながらリーダーシップを発揮できるのがENFJの強みといえるでしょう。

ENFJ-AとENFJ-Tの違い

ENFJには、さらに「A(アサーティブ)」と「T(タービュレント)」の2タイプがあります。

  • ENFJ-A(アサーティブ)は、自己肯定感が高く、自信を持って人を導くことができます。決断力があり、多少の批判や失敗にも動じにくいのが特徴です。リーダーシップの面ではより表に立つことが多く、経営や戦略に携わる場面で力を発揮します。
  • ENFJ-T(タービュレント)は、繊細で感受性が高く、他人の気持ちをより深く汲み取る傾向があります。慎重で内省的な面があるため、サポートや教育、ケアを中心とした役割に向いています。完璧を求めがちで自己評価が厳しい面もありますが、そのぶん努力家で細やかな対応ができます。

どちらのタイプも基本的な性格は共通していますが、仕事のスタイルや向いている職種に少し違いがあります。

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ENFJが活躍しやすい仕事の特徴

ENFJの強みを最大限に発揮できる仕事とは、どのような職場や職種でしょうか。ここでは、ENFJにとってやりがいや達成感を感じやすい仕事環境の特徴を3つの視点から解説します。

人を支え導く役割がある職場

ENFJは、自分の手で誰かを成長させたり、問題を解決することで貢献したいという気持ちが強いタイプです。そのため、ただ業務をこなすだけの職場ではなく、「人の成長をサポートする」「チームをまとめて目標を達成する」といった役割が求められる環境で力を発揮します。

例えば、教育現場や人事、マネジメントなどは、まさにENFJの特性が活きる領域です。部下や後輩の悩みを汲み取り、適切なアドバイスをしたり、チームの士気を高めることが得意なENFJにとって、周囲との関係性を育てながら仕事ができる職場は非常にフィットしやすいといえます。

また、ただ「人のためになる仕事」ではなく、「その人の未来を見据えて導ける仕事」であることもポイントです。ENFJは未来志向が強いため、短期的な対応よりも、長期的な支援や変化に関われるポジションにやりがいを感じます。

社会貢献や意義のある活動ができる環境

ENFJは理想主義的な傾向があり、「社会の中でどう役立てるか」「この仕事はどんな意味を持つのか」といった問いを大切にします。ただお金を稼ぐためだけの業務ではモチベーションが続きにくく、自分の価値観と一致するミッションがあるかどうかが職場選びの鍵になります。

そのため、NPOやNGO、福祉関連、教育支援、CSR活動など、社会的意義の高い仕事に強く惹かれる傾向があります。特に人との関わりを通して「目の前の誰か」を幸せにできる仕事は、ENFJにとってやりがいの源泉になります。

もちろん民間企業であっても、理念やビジョンに共感できれば高いモチベーションで働けます。ENFJにとっては「誰と働くか」「何のために働くか」が非常に重要な判断軸となるのです。

信頼関係を重視する対人業務

ENFJは人間関係の構築に非常に長けています。初対面でも相手の感情に敏感に反応し、信頼関係を築くのが早いタイプです。だからこそ、継続的な関係性が求められる仕事――例えば営業、キャリア支援、教育、カウンセリングなど――で強みを発揮します。

こうした職種では、単なる情報提供だけでなく、「相手の心を動かす」「信頼の上に行動を引き出す」ことが求められます。ENFJは共感力と説得力のバランスが取れているため、相手の不安を解消しつつ、自然と次の行動を促すことができます。

また、人とじっくり向き合えることがモチベーションにもつながるため、短期的な接客や大量対応のような場より、深い関係性を築ける業務に適しています。

ENFJ-Aに向いてる仕事10選

ENFJ-Aタイプは、自信と安定感を持ちながら、人を巻き込み導いていくリーダーシップが際立つ性格です。感情に左右されすぎることなく、物事を冷静に進められるため、組織の中核を担うような役割で活躍するケースが多く見られます。

ここでは、ENFJ-Aの特性を活かしやすい10の職業について、1つずつ詳しく解説していきます。

コンサルタント

コンサルタントは、クライアントの課題を見抜き、改善策を提案する仕事です。ENFJ-Aは論理的思考と共感力の両方を備えており、相手のニーズを深く理解しながら、戦略的な提案ができるタイプです。特に人事や組織開発、経営改革など、人の動きを重視する領域で真価を発揮します。

また、ENFJ-Aはプロジェクト全体のビジョンを明確にし、関係者を巻き込んで動かす力にも長けており、コンサル現場で信頼される存在になりやすいです。

キャリアアドバイザー

人の人生に関わるキャリアアドバイザーは、ENFJが自然体で活躍できる仕事のひとつです。ENFJ-Aであれば、目の前の学生や求職者に真摯に向き合いつつも、感情に流されすぎず、冷静にアドバイスを行うバランス感覚を持っています。

一人ひとりの可能性を見つけ出し、前向きな道を提案するENFJの姿勢は、多くの人に安心感と信頼を与えるでしょう。

NGO/NPOマネージャー

社会課題に取り組むNGOやNPOの現場では、理想を持ち、情熱を行動に変えられるリーダーが必要とされています。ENFJ-Aはビジョンを明確に持ちつつ、実際の運営や人材マネジメントにも自信をもって取り組めるため、組織を牽引するマネージャーとして力を発揮できます。

寄付者や支援対象者との関係構築にも優れており、現場と社会全体をつなぐ存在になれることが多いです。

イベントプランナー

ENFJ-Aは、目的やテーマを明確に据えた上で、周囲を巻き込んで一体感を生み出すことが得意です。そのため、イベントプランナーのように多くの人を動かす仕事では、調整力と情熱が大きな武器になります。

企画力やスケジューリングのセンスに加えて、「参加者がどう感じるか」「どう記憶に残るか」といった感性にも優れているため、印象的なイベントを生み出す力を持っています。

パーソナルトレーナー

フィジカルな分野でもENFJ-Aは活躍できます。特にパーソナルトレーナーは、クライアントの目標達成を支援する役割が大きく、ENFJの「人の成長を支えたい」という本質にマッチします。

ENFJ-Aであれば、単なる励ましではなく、戦略的かつ計画的なアプローチでトレーニング指導ができるため、信頼されるトレーナーとして継続的な関係を築くことができるでしょう。

起業家

ENFJ-Aはリーダーシップとビジョン提示力に優れ、自らの理想を形にすることにやりがいを感じるタイプです。そのため、自分の信じる価値観を軸にビジネスを立ち上げ、チームを導く起業家としての資質を十分に備えています。

他者と協力しながら社会的意義のある事業を育てていくタイプの起業家は、ENFJ-Aの真骨頂とも言えます。

マーケター

人の心理や社会の流れを読みながら商品やサービスを広めるマーケティング業務は、ENFJの観察力や共感力、ビジョン設定力が活きる分野です。ENFJ-Aであれば、数値や戦略を踏まえた上で、感性に訴えるコミュニケーションも組み立てられるため、ブランドの成長に大きく貢献できるでしょう。

社内外の調整力にも優れており、プロジェクトリーダーとしての適性もあります。

スクールカウンセラー

学生の相談に乗りながら、学びや人間関係の中での成長を支えるスクールカウンセラーも、ENFJ-Aにぴったりの仕事です。ENFJ-Aは冷静さと安心感を兼ね備えており、問題を抱える生徒にとって信頼できる存在になりやすいです。

また、教職員や保護者との連携にも長けており、学校全体を巻き込んで支援体制を作るような働きも期待できます。

経営企画

企業の中で将来のビジョンを描き、組織の成長戦略を立てる経営企画の仕事は、ENFJ-Aの得意分野です。大局的な視点を持ち、関係者との信頼関係を築きながら計画を実行できるENFJ-Aは、経営層のパートナーとして活躍できる素質を備えています。

数字に基づく分析も行えるだけの論理性がありながら、人を動かす力もあるのがこのタイプの強みです。

営業職

対人コミュニケーションの能力が高いENFJ-Aは、営業職でも高い成果を出すことができます。特に、関係構築型の営業スタイルでは、相手の信頼を得て長期的な取引を築くことが可能です。

また、ENFJ-Aの誠実な姿勢と、相手の課題に寄り添う提案力は、多くの顧客にとって安心材料となるでしょう。

ENFJ-Tに向いてる仕事10選

ENFJ-Tタイプは、感受性が高く、人の心の機微に繊細に寄り添える特徴を持っています。完璧を求めて自分を厳しく律する一方で、他者への優しさと気遣いを忘れません。ENFJ-Aが外に向かう力強さを持つのに対し、ENFJ-Tは「人の心に寄り添う力」に優れ、対人支援や教育、ケアの領域で特に活躍します。

以下では、そんなENFJ-Tの強みを活かせる職業を10個紹介し、それぞれの仕事とENFJ-Tとの親和性を解説していきます。

カウンセラー

ENFJ-Tの繊細さや共感力は、カウンセラーという職業において非常に重要な資質となります。相談者の言葉にならない不安や葛藤を受け止め、安心して話ができる空気を作る力に優れており、対話の中で信頼関係を築いていくプロセスが自然にできます。

また、ENFJ-Tは「この人を助けたい」という思いが強く、継続的に支援する意志があるため、長期的な支援が求められる心理職での適性が高いです。

教師

人の成長を直接的に支える教師という仕事は、ENFJ-Tにとって天職とも言える職業です。生徒一人ひとりの個性や感情に寄り添いながら、その可能性を最大限に引き出そうとする姿勢は、まさにENFJ-Tらしさそのものです。

また、教えることだけでなく、「その子が安心して学べる環境づくり」「クラス全体の調和を保つこと」にも心を配れるのがENFJ-Tの特長です。

保育士

ENFJ-Tは、子どもの気持ちや小さな変化に敏感に気づけるため、保育士としても高い適性があります。まだ言葉で自分の気持ちを表現できない幼児の感情や状態を読み取り、やさしく受け止めながら接する姿勢は、保護者からも厚い信頼を得やすいです。

また、子どもの未来を真剣に考えるENFJ-Tは、教育的な視点を持って接することができるため、長く活躍できる職業です。

CSR担当者

企業の社会的責任(CSR)を推進するCSR担当者は、まさに「社会と人をつなぐ」ENFJ-Tにぴったりの仕事です。ビジネスと社会貢献の両立を目指すこの職種では、共感力と調整力が不可欠です。

ENFJ-Tは一人の市民としての感覚も大切にしながら、企業の中で理想を実現する橋渡し役を担える存在です。倫理観と情熱を持って取り組む姿勢が、多くの社内外の人の共感を生むでしょう。

MC(司会業)

MC(司会業)は、人前に立ちながらも空気を読み、場の雰囲気を円滑に進行する能力が求められます。ENFJ-Tは、繊細な感受性で場の雰囲気を察し、誰も取り残さない配慮を持ちながら進行を進めることができます。

また、華やかさだけでなく、全体への気配りができるMCは信頼される存在となり、イベントや式典などで重宝されるでしょう。

経営者

ENFJ-Tは、チームメンバー一人ひとりの成長や幸福を重視しながら、組織全体を支えるような「共感型リーダー」としての資質を持っています。カリスマ性よりも、信頼関係と細やかなマネジメントを重視したスタイルで、安定した組織運営が可能です。

特に人材育成や社会的意義を重んじた事業領域で起業する場合、ENFJ-Tの感性が存分に活かされます。

イベント運営

イベント運営の現場は調整業務や突発対応が多く発生する場ですが、ENFJ-Tは誰かが困っている場面を放っておけないタイプなので、迅速なフォローと柔軟な対応でチームを支える存在になります。

また、「参加者がどう感じるか」を常に意識しながら設計や運営に携われるため、ユーザー満足度の高いイベントを生み出せる人材として信頼されやすいです。

社会福祉士

社会福祉士は、困難な状況にある人々の相談に乗り、必要な支援や制度を結びつける役割を担います。ENFJ-Tの強みである共感力、寄り添いの姿勢、粘り強さは、この仕事においてとても大きな力になります。

制度や社会資源を活かしながら、その人の気持ちに寄り添った支援を届けたいというENFJ-Tの思いは、多くの利用者にとって大きな安心につながります。

人事

人を採用し、育て、組織に定着させる人事の仕事は、ENFJ-Tにとって「人の可能性を信じて伸ばす」場です。面接対応や社員との面談、制度づくりなどを通して、誰もが安心して働ける環境をつくることにやりがいを感じるタイプです。

また、現場との架け橋としての役割も多いため、全体のバランスを見ながら丁寧な調整ができるENFJ-Tの繊細さが非常に役立ちます。

プロデューサー

エンタメや広告、教育などの分野で「何かを形にして届ける」プロデューサーの仕事では、ENFJ-Tの理想主義と感性が融合します。誰のために、どんな価値を届けたいのかを丁寧に考え、周囲と協働しながら実現していく姿勢が評価されやすいです。

華やかなだけでなく、裏側で細かい調整や配慮をする力も求められるため、ENFJ-Tのバランス感覚が大いに活かされる職業です。

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ENFJが避けたほうがいい職種の傾向

ENFJは共感力や対人関係能力に優れ、誰かのために動くことにやりがいを感じる性格です。その一方で、感情の起伏や人間関係に左右されやすい傾向もあるため、働く環境や仕事内容によっては強いストレスを感じやすくなります。

ここでは、ENFJの特性を踏まえたうえで、避けたほうがよい職種の傾向について解説します。

数値や効率が最優先の業務

ENFJは、人の気持ちや関係性を重視するタイプであり、数字やロジックだけで割り切って物事を判断するのはあまり得意ではありません。たとえば、投資銀行やデイトレーダーのような「数字がすべて」の世界や、効率や利益率だけを追求するような営業スタイルは、ENFJにとって大きなストレスになります。

特に、成果だけで評価され、人間関係やチーム内の調和が軽視されるような職場では、ENFJはモチベーションを失いやすくなります。「誰かの役に立っている実感」や「信頼関係のある環境」がないと、長期的にパフォーマンスを維持するのが難しい傾向にあります。

長時間一人で黙々と作業する仕事

ENFJは外向的で、人と関わることにエネルギーを得るタイプです。そのため、在宅でのデータ入力や工場のライン作業、長時間ひとりで向き合う研究職など、他人との交流がほとんどない業務は不向きといえます。

もちろん、集中して取り組む場面も必要ですが、基本的には人とのやり取りがある環境のほうがENFJにとって自然体でいられます。孤独感や閉塞感がストレスとなり、仕事への意欲が低下する原因になることもあるため、自分のエネルギーの源泉が「人とのつながり」にあることを忘れずに職場を選ぶことが大切です。

他人との交流がほとんどない職種

たとえば、バックオフィスの一部業務(会計、法務など)や、ITエンジニアの中でもシステム構築などに特化した職種では、業務上の会話が最低限しか発生しないケースもあります。これらの仕事が悪いというわけではありませんが、ENFJの「人と関わりたい」「チームで動きたい」という欲求を満たしにくい面があります。

また、「黙って淡々と作業していれば評価される」という職場文化があると、ENFJの強みであるホスピタリティや気遣いが発揮できず、自己肯定感を得づらくなる傾向もあります。

もちろん、職種そのものよりも環境次第で合うケースもありますが、「人との交流が極端に少ない職場」は、ENFJにとってエネルギーが枯渇しやすい要注意ポイントです。

ENFJの強みを就活でどう活かすか

ENFJは、就活において非常にアピールしやすい強みを多く持つ性格タイプです。特に対人関係力やリーダーシップ、ビジョン提示力は、多くの企業で重視される資質です。とはいえ、自分の強みを効果的に伝えるには、表現の工夫や具体的なエピソードが重要です。

ここでは、ENFJが就活で自分らしさを活かしながら魅力を伝えるためのポイントを解説します。

チームをまとめる力とビジョン提示力を伝える

ENFJは、人を巻き込んで動かすリーダータイプであり、チームの中で自然と中心的な役割を担うことが多いです。この特性は、グループワークやサークル活動、アルバイト先など、さまざまな場面で発揮されているはずです。

自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)では、単に「リーダーをしていました」と述べるだけでなく、「どんなビジョンを掲げていたか」「どんな工夫でメンバーをまとめたか」まで具体的に伝えると、ENFJらしい魅力がより際立ちます。

例えば、「新入生向けイベントで、参加者と運営側の双方にとって意味ある企画にしたいという想いから、メンバーとの対話を重ねて全員が主体的に動ける体制を作った」といったように、自分の理想を形にし、仲間を導いた経験を語ることが効果的です。

他者への配慮や気配りの具体例を語る

ENFJは、人の感情に敏感で、場の空気を読みながら配慮ある行動をとることができます。面接やエントリーシートでは、「自分本位ではなく、周囲の状況に応じて動ける人材」であることを伝えると好印象です。

たとえば、「アルバイト先で新人が緊張している様子に気づき、声かけとマニュアルの作り直しを提案した」「グループ課題で意見が対立したときに、全員の考えを整理し直して共通点を見つける橋渡し役を担った」など、他者に対して気遣いをした行動をエピソードとして話すと、ENFJの誠実さや協調性が伝わります。

気配りは目立ちにくい行動ですが、それを「意図と成果」まで言語化できると、大きなアピール材料になります。

信頼される存在としてのエピソードを用意する

ENFJは、人からの信頼を得ることに長けています。周囲から頼られたり、相談を受けることが多かったりするのもこのタイプの特徴です。就活では「他者からどう評価されていたか」「どんな場面で頼りにされたか」といった視点のエピソードを準備しておくと、第三者の視点からの信頼感を伝えることができます。

たとえば、「ゼミで進行役を任された理由は、常にみんなの意見を丁寧に聞いて調整していたからだと後で言われた」といったように、自分の行動が自然に信頼につながっていたことを説明できると説得力が増します。

また、リーダー経験だけでなく、「信頼される相談役としての経験」や「縁の下で支える力」など、控えめなポジションでの強みもENFJの魅力として十分伝えられます。

ENFJの同僚にいると嬉しい相性のいい性格タイプ

ENFJは、集団の中で自然と人をまとめる存在です。理想を掲げ、人の可能性を信じて背中を押すタイプであり、チーム全体にポジティブな影響を与える力を持っています。しかし、完璧を求めるあまり自分に負荷をかけすぎてしまうこともあるため、適切に支えてくれるタイプの存在があると、より円滑に物事を進められます。

ここでは、ENFJと特に相性が良い性格タイプを5つ紹介し、それぞれの共通点・補完関係・相性の理由について詳しく解説します。

①INFJ(提唱者タイプ)

共通点:理想志向・他者理解・深い対話

補完点:ENFJの行動をINFJが内省的に支える

なぜ合う?:価値観を共有し、理念に基づいた行動が自然に一致する

INFJとENFJは、どちらも理想に向かって行動するタイプであり、他人の感情に敏感で、心のつながりを大切にします。共に「この人を助けたい」「この社会をもっと良くしたい」といった志を持っている点が強い共通点です。ENFJは外向的で行動が先に出やすいのに対し、INFJは内向的で熟考する傾向があります。この違いにより、ENFJが突っ走りすぎる場面では、INFJが冷静に立ち止まるタイミングを与えてくれる存在になります。

両者の価値観や目指す方向性が非常に近いため、会話の中で深い共感が生まれやすく、意見の一致もスムーズです。理想を共有しながら、お互いに補い合う関係性を築けます。

②ISFJ(守護者タイプ)

共通点:他者への献身・誠実さ

補完点:ENFJのリードを、ISFJが丁寧にサポート

なぜ合う?:リーダーと実務担当の関係が明確で、安心して協力できる

ENFJとISFJは、他人を大切にする姿勢や、目立たないところでも周囲を支える姿勢に共通点があります。どちらもチームの「人のためになる行動」を第一に考えるタイプです。ENFJがビジョンや目標を掲げて動く中で、ISFJはその裏方として細やかな実務を支えることができます。ENFJが全体を動かす一方で、ISFJは一人ひとりに目を配ることで、チーム全体の機能を高められます。

役割分担がはっきりしやすく、ENFJが前に出ることにISFJが抵抗を感じにくいため、自然な協力関係を築けます。ENFJにとってISFJは心強い存在となるでしょう。

③INTP(論理学者タイプ)

共通点:知的好奇心(表現は違う)

補完点:ENFJがビジョンを示し、INTPが理論で深掘り

なぜ合う?:異なるタイプながら、お互いの強みを高め合える関係に

ENFJとINTPは一見対照的ですが、実はどちらも「どうしてこうなっているのか?」「もっと良くできないか?」という探究心を持っています。ENFJが直感と感情を、INTPが論理と理性を中心に据えているため、アプローチは違っても問題意識は似ています。ENFJが方向性を示し、人を動かす力を持っている一方で、INTPはその裏づけとなる理論や仕組みを組み立てるのが得意です。この連携により、説得力のある戦略や施策が生まれやすくなります。

性格や思考のスタイルが異なるからこそ、それぞれの得意分野で補い合える関係性が築けます。ENFJにとって、INTPの冷静な視点は良いブレーキ役となり、INTPにとってはENFJの行動力が理論を現実に変える力になります。

④ENFP(広報運動家タイプ)

共通点:理想・情熱・社交性

補完点:ENFJが方向性を整え、ENFPが自由に動く

なぜ合う?:お互いのエネルギーでチームに活気が生まれる

ENFPとENFJは、理想を持ち、人と関わることに喜びを見出すタイプです。両者ともにエネルギッシュでポジティブな空気をつくるのが得意で、周囲を明るくする力があります。ENFJは計画を立ててチームをまとめるのが得意ですが、ENFPは柔軟で直感的に動くのが得意です。ENFJが道筋を示すことで、ENFPはよりのびのびと力を発揮しやすくなります。

二人が一緒にいると、ポジティブな雰囲気がチーム全体に広がり、仲間にも良い影響を与えることができます。感性と行動力のバランスがよく、共に新しいことに挑戦するパートナーとして相性抜群です。

⑤ISTJ(管理者タイプ)

共通点:責任感・真面目さ

補完点:ENFJの感情的なリーダーシップに、ISTJが現実的な管理を添える

なぜ合う?:ビジョンと実行の分業がしやすく、チームを支える力に

ENFJとISTJは、まじめで責任感が強く、約束を守る信頼できる人間として共通しています。仕事に対して誠実に向き合う姿勢や、周囲から信頼される人柄は似たもの同士です。ENFJが感情や理想を軸に動くのに対して、ISTJはルールや実務の観点から物事を見ます。このバランスにより、ENFJのビジョンが現実的な計画として形になりやすくなります。

ENFJが「こうありたい」を描き、ISTJが「どうすれば実現できるか」を詰めていくことで、非常に強い実行力を持つチームが出来上がります。ENFJにとってISTJの安定感は、大きな支えになるでしょう。

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まとめ

ENFJ(主人公)タイプは、強い理想を抱きながらも、人の感情に深く共鳴できる特性を持ち合わせた、まさに「人を導く存在」です。チームや組織において自然と中心となり、他者の力を引き出しながら共に目標へと向かうその姿勢は、現代の多様な職場で高く評価される資質です。

本記事では、ENFJの基本的な性格特性から始まり、向いている仕事をENFJ-A/ENFJ-Tに分けて具体的に20選紹介しました。また、避けたほうがよい職種の傾向や、就活における強みの伝え方、さらに相性の良い同僚タイプまで詳しく解説しました。

ENFJにとって仕事とは「自分が誰かのためにどう貢献できるか」という問いと深く結びついています。ただ稼ぐため、評価されるための働き方よりも、信頼関係を築き、人に良い影響を与えることがモチベーションになるタイプです。

そのため、自分の価値観と職場の理念や文化が一致しているかどうかが、仕事選びの上で非常に重要になります。就活の場では、自分の理想や思いを言葉にし、具体的な経験を交えて伝えることで、ENFJの魅力はより一層伝わるはずです。

また、感受性が高いがゆえに、ときに自分を後回しにしてしまうこともあるENFJですが、職場で良い人間関係を築き、信頼できる仲間に囲まれることで、本来の力を何倍にも発揮できます。この記事で紹介した相性の良い性格タイプとの出会いも、長く働くうえでの大きな支えになるかもしれません。

あなたがENFJとしての自分を理解し、その魅力を最大限に活かして、納得のいくキャリアを築いていけることを願っています。就活は「自分を見つめ直し、自分らしく社会とつながるためのプロセス」です。あなたらしい一歩を、どうか大切にしてください。

ABOUT ME
らくらく就活編集長 TOKU
学生時代にWebマーケティング会社で、ライティングとディレクション業務を経験。 その後個人事業主として他社メディアを複数運営。 大学卒業後はオーダーワークスにて「らくらく就活」の編集長をしております。