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就活生がなる大手病とは?大手病の原因・危険性・予防方法・克服方法を徹底解説

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あなたは就活が始まってから、どのような企業を受けていますか?思い返してみると、大手企業しか受けてない人もいると思います。

安定していて、社会からのイメージがいい大手企業に就職したいと考えるのは普通のことです。しかしその分大手企業は他の学生からの人気も高く倍率も高いため、内定を獲得するのが難しくなります。

この内定獲得が難しいという大手企業ばかり受けるリスクを理解した上で、どうしても大手企業ばかり受けてしまう人は「大手病」に陥っているはずです。

今回は、そんな大手病の危険性と予防・克服方法について解説していきます。

自分が大手病にかかっているかもしれないと感じる人は、是非参考にしてください。

大手病とは

大手病とは主に新卒の就活を行う学生が、「一部の有名な大手企業ばかりを受けてしまうこと」を意味します。

就活を始めたての頃は就活の進め方が分からず、とにかくCMで見たことがある企業や、自分がサービスを利用している企業にエントリーする人が多いですが、これらの企業はそれだけ大手企業である場合が高く、知らず知らずの内に大手病になっている学生も少なくありません。

やはり知名度がある企業ほど就活するにしても安心感があるのは確かで、有名なところから受けていこうと考えるのも当然かもしれません。

しかし、就活で大手企業ばかり受けて上手くいく人はごく一部。ずっとそのまま大手病だと内定が一つももらえずに大学卒業なんてことになるリスクを伴います。

またそもそも日本には、400万社以上の企業があり、その中でも大手と呼ばれる規模の企業は1%もありません。そんな小さな割合の中で自分にマッチする企業を見つける方が大変ですよね。

大手病にかかる原因

大手病にかかる原因は人それぞれ理由がありますが、ここではよくある3つの原因を紹介します。

日本の大手志向

日本はとにかく大手企業への就職を高く評価する傾向にあります。

そのため気づかない内に大手志向になり、大手病にかかっている学生も少なくありません。

また近年は終身雇用の崩壊が騒がれ、転職が一般的になったこともあり、少し大手志向が薄れてきた気もします。しかし、学生のみなさんの親の世代はいまだに大手志向の人が多いのではないでしょうか。

自分が大手志向の学生以外にも、親や親戚が大手志向の学生は、周りからのプレッシャーで大手病にかかってしまうことがあります。

情報収集の偏り

就活情報を提供するメディアやサイトが大手企業の情報を中心に発信しているため、学生は無意識的に大手企業の情報に触れる機会が多くなります。

このように就活の情報収集に偏りがあると、やはり知っている企業にエントリーする学生は多くなるため、大手病にかかる確率も上がります。

安定思考

将来の安定を求める気持ちから、安定した給与や福利厚生が魅力的な大手企業ばかり視野に入れてしまうことも大手病のよくある原因です。

安定思考自体は悪いことではないのですが、安定思考すぎると中小企業やベンチャー企業を全く見ないという状態に陥りがちです。

中小企業やベンチャー企業でも安定していて給与や福利厚生が充実しているところはありますが、大手企業ほどわかりやすくないことが要因になっています。

大手病になると危険

ケア

では、大手病にかかることにはどのような危険性があるのでしょうか。

大手病の危険性

・内定が出ない可能性が高くなる

・ベンチャー企業や中小企業を受けられなくなる

・就職留年・就職浪人

内定が出ない可能性が高くなる

大手病の1番の危険性は、内定が出ない可能性が高くなることです。

大手企業は多くの学生から人気があるため、例年競争率が非常に高くなります。そのため、大手企業のみをターゲットとする学生は、毎回その高い競争率の中で闘うため内定を得るためのハードルが高くなります。

また大手企業の選考はライバルが高学歴である可能性も高く、一層内定のハードルは高いです。

ベンチャー企業や中小企業を受けられなくなる

大手病の2つ目の危険性は、中小企業やベンチャー企業を受けられなくなってしまうことです。

大手企業ばかり受けていると、「大手企業以外受けない」という自分ルールが勝手に作られ、大手企業以外を完全に選択肢から除外してしまいます。

またもし大手企業以外を受けようと決心できても、どうしても大手企業と比べてしまい、結局エントリーしないで終わるなんてこともあり得ます。自分で自分の選択肢を少なくするのが1番もったいないですよね。

就職留年・就職浪人

これは大手病に陥った結果、1社からも内定が出なかった時の危険性として、就職留年・就職浪人することになる可能性があります。

就職留年はわざと留年して大学に在学したまま、新卒でもう一度就活する方法です。就職留年すると、学費が余分にかかってしまいます。

就職浪人は大学卒業後も既卒として就活を続ける方法です。新卒よりも不利な既卒で就活するのは、生活費を稼ぎながら資格の勉強をするなど、精神的にきつくなってしまう可能性があります。

また現役から大手病の場合、就職留年・就職浪人しても大手病から抜け出せず、ずっと苦労し続ける可能性があり、精神的に就活を継続できるかどうかも怪しくなってきてしまいます。

大手病になりやすい人の特徴

おじさん

次にどんな就活生が大手病になりやすいのか解説します。

もし1つでも当てはまったら、自分が大手病になっていないかどうか考えてみてください。

大手病になりやすい人の特徴

・就活の軸がない

・家族・友人に大手志向の人が多い

・周りの目を気にする

・高学歴

就活の軸がない

1つ目の特徴は、就活の軸がないことです。

就活の軸とは、「就職する仕事や企業を選ぶ上で絶対に譲れない条件」のようなものです。例えば、「インセンティブのある営業職がいい」「海外駐在がある仕事がいい」などがあります。

就活の軸は、基本的に就活を始める時に自己分析をもとに決めるものですが、大手病に陥りやすい人は就活の軸が不明確だったり、なかったりすることが多いです。

就活の軸がないと、情報に流されやすくなり、大手企業の安定した条件に魅かれ、一時的な衝動で大手企業に視野を狭めてしまう傾向にありあます。

家族・友人に大手志向の人が多い

2つ目の特徴は、家族や友人に大手志向の人が多いことです。

人の価値観は、周囲の人々から大きく影響を受けます。家族や友人に大手企業を推奨する人が多い場合、自然と自分の選択もその方向に偏りがちです。特に、家族や親しい友人の中に大手企業に勤めている人が多いほど影響が顕著になる傾向にあります。

その結果、周りに流されるままに大手企業を受け続け、大手病に陥っていしまう人も少なくありません。

周りの目を気にする・見栄っ張り

3つ目の特徴は、周りの目を気にしたり、見栄を張ってしまったりすることです。

周りの目を気にする人は、大手企業に入っておけば何も言われないはずという守りの姿勢から大手病に陥ってしまう傾向にあります。

逆に見栄っ張りな人は、大手企業に入って社会的な評価を上げたい、自慢したい、褒めてもらいたい、という承認欲求から大手病に陥ってしまう傾向があります。

両者ともに、就職先のネームバリューやブランドに価値を感じているため、ネームバリューやブランドのない中小企業やベンチャー企業は視野に全く入らない上、自分自身の適性や興味を度外視して就活を進めてしまう可能性が高いです。

高学歴

4つ目の特徴は、高学歴であることです。

学歴社会の日本では、「新卒でいい企業に就職するために大学受験を頑張る」というのが一種の文化になってしまっています。

その結果、大学受験で偏差値の高い大学に進学できた、いわゆる高学歴の人たちは「学歴があるから大手企業に就職できるはず」と考え、大手病に陥りがちです。

実際新卒の就活においては学歴が高いに越したことはありませんが、学歴はあくまで要素の1つであり、大手企業の内定を得るためにはコミュニケーション能力や印象、企業との相性など全ての要素が必要になります。

高学歴なら大手に行けるという考えは、捨てて就活に臨みましょう。

大手病の予防方法3選

次に万が一でも大手病にかからないための、予防法を3つ紹介します。

大手病の予防法3選

①就活の軸を作る

②大手以外の企業を見てみる

③就活イベントに参加する

①就活の軸を作る

最も基本的な予防策は、就活の軸を明確にすることです。

自分のやりたい仕事、得意なこと、求める条件や企業の雰囲気を明確にしましょう。

大手企業の安心感とブランドに魅了される前に、自分自身の価値観やキャリアビジョンをしっかりと定めることで、より自分にマッチした企業選びができるようになります。

②大手以外の企業を見てみる

大手以外の企業も沢山調べたり、OB/OG訪問してみたりしてみましょう。

多くの学生が知らないだけで、日本には多種多様で魅力的な企業があります。

中堅・中小の企業にも、あなたの能力を十分に発揮できる場や、大手企業にも負けない独自の技術やサービスを持っているところが数多くあることを知らないまま就活しているのはもったいないです。

もし社員数が少ないことや、福利厚生面が気になってしまうという人は、大手企業の子会社から視野を広げていくことをおすすめします。

③就活イベントに参加する

大手企業に偏った情報収集を避けるために、就活イベントに参加してみるのも1つの手です。

大学やキャリアセンター、企業団体や一企業などが主催する就活イベントや合同企業説明会に参加することで、企業規模を問わずさまざまな企業の情報を得ることができます。

特に、知らなかった中小企業やベンチャー企業を知れるだけでも参加する価値があり、もしかするとその中からあなたにぴったりの企業が見つかるかもしれません。

らくらく就活では、自社で取り扱う多種多様な企業情報をもとにあなたにぴったりの企業を紹介する他、就活イベントの情報も豊富に取り扱っています。

大手病に陥りたくない、志望業界・企業の視野を広げたいという就活生は完全無料で相談可能です。是非ご活用ください!

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大手病の克服方法3選

最後に大手病にかかってしまった時の克服方法を3つ紹介します。

もし大手病にかかってしまっていると感じたら、ぜひ試してみてください。

大手病の克服方法3選

①自己分析を再度行う

②中小企業やベンチャー企業で働く人に話を聞いてみる

③中小企業やベンチャー企業にエントリーしてみる

①自己分析を再度行う

大手病に陥ってしまっている人は、就活の軸を作るより1つ前段階の、自己分析まで戻ってみましょう。

再度自己分析を行うことで、自分の得意分野、興味や価値観を洗い出してみてください。

他人に言われたまま、大手企業のブランド力に魅了されたまま、人の目を気にしたままではなく、本当に自分がなりたい自分になるためには、どんな企業を志望するべきかが見えてくるはずです。

自分1人では深く自分を理解できないという人は、第三者に自己分析を手伝ってもらうのもいいかもしれません。キャリアセンターや就活エージェントに相談してみましょう。らくらく就活も自己分析からサポート可能です!

②中小企業やベンチャー企業で働く人に話を聞いてみる

大手企業しか知らなくて大手病となっている場合は、1度中小企業やベンチャー企業で実際に働いている人に話を聞いてみましょう。

現場の生の声を聞くことで興味が持てたり、本当は自分は中小企業の方がマッチするかもしれないという気づきがあったりするはずです。

OB/OG訪問を受け付けている企業があれば、OB/OG訪問してみてください。また OB/OG訪問だとハードルが高いと感じる人は、親戚や大学の先輩などで探してみましょう。日本の就業人口の半数以上は中小企業やベンチャー企業が占めているので、すぐに見つかるはずです!

③中小企業やベンチャー企業にエントリーしてみる

とにかく大手以外の企業にエントリーしてみて、選考を受けてみましょう。

実際に大手以外の企業の選考過程を体験しながら、社員たちとコミュニケーションをとることで、魅力やカルチャーを実感することが大切です。

特に、大手企業にはない中小企業やベンチャー企業ならではのアットホーム感や、上司との距離の近さなどがマッチする人は大勢います。

「もしかしたら自分がその部類かも、、」と思って1度エントリーしてみてはいかがでしょうか。

就活の軸をもとに企業を選ぼう

ここまで大手病について解説してきましたが、今回最も大切なことは「就活の軸をもとに企業選びをする」ということです。

大手病に陥ってしまう理由は、就活を経験した人なら誰でも理解できる悩みが元となっています。だからこそ誰でも陥る可能性があるので、しっかりと就活の軸を立てて、自分がなりたい理想の自分になるための選択肢を減らさないで就活に望んでください。

日本には400万社以上の企業があるので、必ずあなたにマッチする企業は見つかるはずです!

ABOUT ME
らくらく就活編集長 TOKU
学生時代にWebマーケティング会社で、ライティングとディレクション業務を経験。 その後個人事業主として他社メディアを複数運営。 大学卒業後、オーダーワークスにジョインし「らくらく就活」の編集長をしております。
 
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