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既卒は新卒のように「在学中、卒業見込み」でもなく、第二新卒のように「職務履歴」もありません。
自分を後ろ盾ててくれるものが他の人より少なく、大きなハンデとなると言えるでしょう。
でも、就職を成功させたいですよね。いや、させなきゃいけないんです。
そこで重要なのが履歴書。
書類選考で提出を求められる履歴書の作成は、就活中誰もが通る道にして、最初の難関です。
会う前に書類だけで落とされるなんて勿体無い!!
今回は、既卒におすすめな履歴書と、その書き方について徹底解説します!
目次
どんな履歴書を選ぶべきか
企業に対して職歴や在学中という手札がない既卒は、自己PRと志望動機をで勝負をすると決めることが大切です。
オススメ履歴書
企業に対するアピール力が期待できる履歴書としてアピカの「自分を売り込む履歴書」をオススメします。
「自分を売り込む履歴書」は、その名の通り自己PRと志望動機を売り込むために開発された履歴書。
一般的な履歴書と比較して、面接などでより重要視される志望動機欄・自己 PR欄が広く、想いや熱量を目一杯書くことができます。
Q:大学指定の履歴書つかうってあり?
A:時と場合によりけりです。
新卒エントリーとその他既卒者エントリーの大きく二つに分けて解説します。
・新卒エントリーの場合
A:使っても大丈夫。
最近では新卒一括採用時に既卒もエントリー可な場合が増えています。
新卒としてエントリーするのであれば、大学指定の履歴書を使用しても大丈夫です。
大学指定の履歴書は一般的なものに比べてかなり優秀で、自己PRやガクチカなどアピール欄もたくさんあります。
他の受験者も大学指定を用いていることが考えられるので、悪目立ちしないようにと言う理由もあります(笑)
・それ以外
A:使わない方がいい。
大学を卒業して1日でも経過した瞬間から、社会人と見なされます。
採用担当からすれば、「まだ学生気分が抜けきっていないのか」と判断されてしまう可能性があります…。
事情はともあれ、空白期間が生まれているわけなので、新卒採用の枠でない場合には使用しないようにしましょう。
既卒の自己PRについてちょっと考えてみる。
既卒者の履歴書には自己PRと志望理由大事!!と先ほどから再三言ってますけど、じゃあ何書けばいいの?って言うことです。
「学生時代のことを書いていいのか?」
「今なんもしてねぇわ」って思う人も多いはず。
学生時代のこと、書いていいですか?
大学卒業後1〜2年は、大学中の経験を自己PRに使っても大丈夫。
3年以上になると、学生時代のことをアピールすると「え?大学卒業後にはアピールできることはしてこなかったの?」と採用担当に感じられてしまいます。
空白期間が浅い場合でも、書けることがある場合「今、何を頑張ってるか」を中心に書く方が印象は良さそうです。
アピールすることがなくてパニックになっているあなたへ
ここまで読んで、「あれ、やばいアピールすることなくね?」となっている人もいらっしゃるのでは…?
とりあえず一旦落ち着いて、この空白期間にあなたが何をしていたのか考え直してみましょう。
資格取得のために勉強してた
バイト頑張った
夢に向かって努力してた
ちょっとでもボランティアに参加した
どんな小さなことでもいいので、
そこから何を学んだのか今までの経験と織り交ぜながら
話を膨らませてみましょう。
大事なのは、空白期間何してたかちゃんと言えること
これは、履歴書に直接的に結びつかないかもしれません。
しかし既卒の場合、前提として
「何かしらの問題があったから新卒で就職できなかったんじゃないの?」
という採用者の疑問にちゃんとした答えを持っておくことが大切です。
履歴書で少しでも、
その答えに結びつきそうな材料を用意できていれば、
採用担当者の目もきっと変わるはず。
履歴書基本の書き方をおさらい
・「フォーマット(文章の書き方)は提出書類内で統一する」
文章形式は「です・ます」で統一。
年代は和暦、西暦どちらでも大丈夫なので
とにかく自分のわかりやすい方で統一してあることが大切。
・学歴欄
書き始めの基本は中学卒業から。
進学先に複数の学科がある場合は、
高校・大学にかかわらず、学部、学科、コース名までちゃんと書く。
・学校名は正しく!
学校名コース名の省略はダメ。
「○○市立」「私立○○中学校」などと、
学校名の正式名称も書く必要があります。
「公式な書類には公式な表記」がルールです!
・アルバイトは職歴ですか?
違います。
職歴は正社員、契約社員経験がある場合に適応されます。就業経験がない限りは「なし」と記入しましょう。
詳しい書き方解説は別の記事で紹介しているので、ちゃんとおさらいしたいなと言う方はぜひこちらも参考にしてください!
【この記事で完結】基本的な履歴書の書き方と抑えておくべきポイントを確認しよう!
まとめ
既卒は、自己PRと志望動機で勝負する。
売り手市場な訳でもないですが、あなたを採用したいと思う企業も少なくはないはず。
とりあえず、会って話を聞いてもらえるように、しっかりとした履歴書を書く必要があります。
めんどくさくても、とにかく履歴書に気を抜かないように取り組みましょう!!