就職をする前に立ちはだかる壁、「就活」。
希望の会社を見つけ、面接をしたり、履歴書を書いたり……やってはみるものの、なんだかしっくりこない。自分の本当にやりたかったことはこれなのか?そもそも就職に向いていないんじゃないか?
そんな考えが頭によぎってしまうことありますよね。
もしも「就活に向いてないな」と感じたとしても、救いの道は存在するので大丈夫ですよ!
目次
就活苦行すぎる…向いてない人の特徴5選

学生時代を振り返ってみて、そもそも自分は「就活」自体が向いてないんじゃないか?と思ってしまったそこのあなた。安心してください。
この悩みは就活生が陥りやすい悩みのひとつです。就活に向いていないと感じてしまう人は、どんなタイプなのか5つ紹介します。
1. 頭真っ白になって面接で失敗しがち!緊張しやすい人
就活に向いてないと感じてしまう人の中で、緊張しやすい人が挙げられます。
面接ではいつも緊張してしまうため、頭が真っ白になって自分の力を上手く発揮できなかったり、長所をアピールできなかったりする場合が多くあります。
練習やシミュレーションを重ね、徐々に慣れていきましょう。
2. 個性強すぎ!?「変わってるね」ってよく言われる人
人から「変わってるね」とよく言われるのも、就活に向いてない人の特徴です。
自分は通常運転でも、周りからなぜか笑われたり、驚かれたりしてしまう。
周りがなんなくこなしていることがなぜか自分にはできなくて空回り……就活も同じくなんだか手応えがない。これまで「個性」と言われてきたことが全然役に立ってない!なんて落ち込むことも……。
3. 集団生活・団体行動がニガテな人
通知表で「協調性」という欄があったはずですが、そこだけやけに低評価だった記憶はありませんか?
集団生活や団体行動が得意でない人は、就活のようにみんなと同じ行動をすることが苦手でしょう。
「協調性」は社会生活では意識しなきゃいけない気がしてしまいますね。
4. 嘘をつくのがヘタな人
嘘をつくのがヘタな人も就活に向いていないことが多いです。
「ウソ」とまではいかなくてもすこし大袈裟に話している人もいるでしょう。
しかし嘘をつくのが苦手だと面接で馬鹿正直に自分のことを話してしまったり、履歴書に書かなくてもいいことを書いてしまったりしてしまいがちです。
面接では自分の良いところをアピールできると、採用担当者からのポイントが高いです。
5. 自己評価が低い人
自己評価が低いと、つい周りと比べてしまうため「就活に向いてない」と思いがちです。
集団面接で他の人がバリバリアピールできていたり、面接官にやたらと褒められていたりすると、「(自分は……)」と卑下してしまいがちです。
あなたは大丈夫?就活に苦手意識を持つ人がやりがちな失敗5つ
「自分は就活向いてない……」と思う人は、就活に対しての苦手意識が人一倍強い可能性があります。
もしかしてあなたもやってしまってるかも?苦手意識を持っている人がやりがちな失敗を5つ紹介します。
1. 手当たり次第に選考を受けてしまう
「とにかくなんでもいいから色んな企業の選考を受けておこう!」と思っている人は要注意です。
苦手意識があるから、あまり深く考えないかもしれませんが、採用担当者は、あなたの誠意や熱意をチェックしています。なので”数打ちゃ当たる”精神で挑もうとするのはNGです。
2. 個性を履き違えている
個性を出して周りと差をつけたいがあまり、奇怪な発言をしたり、常識から外れた行動をしたり、個性を履き違えてしまうと失敗する確率が高いです。
個性を出したい!という気持ちは、悪いことではないですが、悪目立ちしてしまうような行動・言動は避けた方が無難でしょう……。
3. 志望業界・志望職種を絞りすぎてしまう
実際に働いた経験があるわけではないのに「この業界はきっと体育会系しかいない」「仕事は絶対キツイに決まっている」など、最初から決めつけてしまうのはもったいないです!
経験があったとしても業界、会社によって全く異なることもあります。OB訪問をしつつ、情報収集しながら広く視野を持ちましょう。
4. なんでもかんでも正直に答えすぎる
もちろん正直なことはとても良いことですが、「就活」ではなんでもかんでも正直に答える必要はありません。
つい昔してしまった悪事を話したり、自分の短所を長所よりもたくさん挙げたり……自分にとってマイナスになることを馬鹿正直に話す必要はありませんよ!
5. 自信がないことが面接官にバレてしまう
自信がある人とない人で言ったら「ある人」を企業側は採用したいわけです。面接での受け答えによっては、自信がない人だと面接官に認定されてしまうことも……答え方ひとつで印象はガラッと変わります!
たとえば「◯◯しかできない」と言うのではなく「◯◯だってできた」とでは大きく違いますよね?自分の思い込みでマイナスな印象を作りださないように注意しましょう。
自信をもつためには、他人から自分の客観的評価を聞くというのもありです!
就活に向いてない人のための仕事の探し方

就活に向いてないからと言って、働ける場所がどこにもない……というわけではありません。
自分に合った職種を選べば、仕事が楽しくて仕方がない!と思えることだって十分にありえます。探し方のヒントをこれから紹介しますね。
自己分析から始めるべし
仕事探しをする前に一番必要なことは、まず自己分析です。自分1人でできない場合は、他人の力を借りるのもひとつの手です!
・就活エージェントを頼る
・らくらく就活で相談する
らくらく就活ではプロのキャリアアドバイザーが無料で就活生の相談に乗ります。
自分の好き・嫌いで職種を選ぶ
自分はどんなものに興味を惹かれるか、好きなことや嫌いなことから分析して職種を選ぶという方法もあります。
人の話を聞くのが好き
人の話を聞くのが好きだったり、コミュニケーションをとることに喜びを感じたりする人におすすめの職業です。
- 教育系:学校の先生、保育士、児童英語教師、スクールカウンセラー等
- 福祉系:介護福祉士、生活指導員、ケースワーカー、心理カウンセラー等
物作りが好き
物づくりが好きな人におすすめの職業です。物を作って自分を表現できたり、お客様から喜んでもらったりすることができます。
- メーカー:自分の好きな物に関わるメーカーでマーケティングを担当する
- エンジニア:実際に自分の手でシステムやスマホアプリを作成する
自分の得意なこと・苦手なことで職種を選ぶ
得意なことや、苦手なことで職種を選ぶという方法もあります。
自分の得意なことだと、好きではなくても「できる」ので、仕事で苦痛を感じにくいと思います。
細かい作業が得意
細かい作業が得意な人におすすめの職業です。
- 事務職:PCスキル(Word、Excel、PPTができると重宝されます
- デザイナー:職種のジャンルが細かく分かれているので興味のある分野に進みましょう。
綿密なチェックや細かい作業が得意とする人には、最適です!
就活に向いていなくても内定をもらうには?

たとえ就活に向いてないなと思っても、内定をもらう方法はあります!これまでの考えを切り替えて、新たな方法にチャレンジしてみましょう!
習うより慣れろ!多くの企業の選考を受ける
とにかくがむしゃらになんでも選考を受ける、ということではなく、自分に合った企業の選考を受けることが就活成功の秘訣です。
自己分析や、OB訪問をした上で「ここだったら働きやすそうだな」「この企業だったら自分を受け入れてくれそう」など、慎重に見極めながらたくさん選考を受けることをおすすめします。
面接練習をして苦手意識を払拭する
面接に慣れていないと緊張してしまいますよね。ひとつの失敗をしばらく引きずってしまったり……しかし面接は、何度もやると次第に慣れてきます。
そのためには練習を何度も重ねましょう!友人や家族に協力をしてもらうのもいいですし、就職エージェントに行ってもらうのもいいです。
「もうこれで完璧だ」と思えるようになったときには、苦手意識はいつのまにかなくなっているでしょう。
個性を尊重してくれる企業を受ける
周りと同じことができなくても、あなただけのスペシャルな部分を見つけてくれる企業は必ず存在します。
そういった企業は履歴書や経歴よりも、面接であなたのことを判断してくれるでしょう。
できないところより、できるところを見てくれる。
自分に合った企業を見つけて就活を進めましょう!
即戦力で働けるようスキルをつける
どんなスキルでも持っていれば必ず役に立つときが来ます。たとえ就活が上手くいかなかったとしても「フリーランス」という生き方もありますから。
選択肢は多いに越したことはありません。大学生が習得しやすいスキルをいくつか紹介します。
- プログラミング
アプリやサービスを作ったり、持っていれば必ず即戦力になるスキルです。最短3ヶ月など、短期で習得できる講座や学生割をしてくれる講座など種類も豊富です。
- デザイン
デザインも学んでおけばどこでも即戦力になります。
デザインと一口に言ってもWebデザイナーからグラフィックデザイナー、キャラクターデザイナーなど……ジャンルが幅広いので興味のある人は調べてみてください。
- ライティング
ライティング覚えておけば、ライターとして働くこともできますし、会社の広報など。
書くことに携わる仕事をする際にはとても便利です。
- 英語
英語を覚えておいて損はないです。ビジネスだけではなく、海外旅行など日常のシーンでも多く使えますからね。
就活をクリアしても「社会人向いてない」と落ち込むこともある

就活を無事に終えて、希望の会社にめでたく就職できたとしても社会人向いてないと落ち込むことはあります。周りがやれていることが自分だけできていなかったり、上司に同じことで何度も注意されてしまったり。
しかし、どれだけ優秀に見える人でも誰だって一度は思うことです。「就職したから社会人としてちゃんとしなきゃ!」と思いすぎると、自分は向いてないなと感じるきっかけがあったときに、ひどく落ち込んでしまいます。
自分だけ向いてないと思わずに、「みんな向いてないながらになんとかやってるんだな〜」と思うと気楽に考えられます。完璧な人間などいませんから。今後も自分に合った方法で就活を楽しんで進めてくださいね!