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会社説明会でのマナー完全ガイド|好印象を与えるポイントを解説

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「会社説明会って、ただ話を聞くだけでしょ?」
初めて説明会に参加する就活生の中には、そう思っている人も少なくないかもしれません。

たしかに、会社説明会は企業が情報を提供する場です。
ですが、実際には学生のマナーや態度を企業がチェックしている場でもあるのです。

服装、言動、質問の仕方、表情…。
説明会の中でのちょっとした行動が、そのまま「選考通過にふさわしいかどうか」の判断材料になることも

この記事では、会社説明会に参加するうえで最低限押さえておきたいマナーと、好印象を与えるポイントを具体的に紹介していきます。
「第一印象で差をつけたい」「マナーに自信がない」という方は、ぜひ参考にしてください。

会社説明会は選考の一部と考えよう

就活生の中には、「説明会には参加するけど、選考ではないから気楽に行こう」と考えている人もいるかもしれません。
しかし実際には、会社説明会も選考の一部として見なされることがあるため、注意が必要です。

企業は説明会で学生をチェックしている

たとえば以下のようなポイントは、企業の人事担当者がよく見ている点です。

・時間通りに来たか、遅刻していないか
・服装・身だしなみが整っているか
・話を聞く姿勢が誠実かどうか
・質問の内容や態度に社会人らしさがあるか

企業側も限られた時間と人員で選考を進めています。
「この学生は礼儀正しいな」「この人は熱心に話を聞いているな」といった印象が、そのまま書類選考や面接への評価につながることもあります。

オンライン説明会ならではの注意点もある

近年は、オンラインで説明会を行う企業も増えています。
オンラインであっても、カメラ越しのマナーや環境への配慮が必要です。

・背景が散らかっていないか
・音声がはっきり聞こえるか(イヤホンやマイクの使用も検討)
・姿勢や表情が相手にどう映るか
・話を聞くときの態度に集中力があるか

「画面越しだから手を抜いてもいい」はNGです。オンラインでも対面でも、説明会は選考の一環と捉えましょう。

会社説明会で押さえておくべき基本マナー7選

会社説明会では、ただ話を聞くだけでなく、社会人としての基本的なマナーが身についているかどうかが見られています。ここでは、初めて説明会に参加する就活生が特に意識しておきたい7つの基本マナーを紹介します。

①時間厳守!余裕をもって到着する

説明会は、開始時刻ぴったりに到着すれば良いというものではありません。理想は15分前に到着することです。

・早すぎても会場の準備が整っていないことがあるため、10〜15分前がベスト
・電車の遅延など、万が一のトラブルも考えて早めに出発する
・受付がある場合は、学生証や参加確認メールをすぐ提示できるよう準備しておく

遅刻は大きなマイナス印象につながります。「社会人としての時間管理」が問われる場面と意識しましょう。

②服装・身だしなみは企業の雰囲気に合わせる

説明会では、服装=第一印象です。特別な指定がない限り、リクルートスーツが基本ですが、以下のポイントにも気をつけましょう。

・スーツやシャツにシワや汚れがないか
・髪型は清潔感があり、顔がはっきり見えるか
・靴は汚れていないか(特に革靴の汚れは要注意)
・持ち物(カバンや筆記用具)はビジネスシーンに適しているか

「企業の雰囲気に合わせる」ことも大切です。ベンチャー企業で私服指定の場合は、オフィスカジュアルで整えましょう。

③会場では私語を控え、スマホはマナーモードに

会場に入ったら、周囲への配慮も忘れてはいけません。

・私語はせず、静かに待機する
・スマホは事前にマナーモードか電源オフにする
・操作する姿を見られるだけでも印象が悪くなる可能性がある

説明会の前後に雑談が聞こえると、「真剣に参加していない」と思われることもあります。会場に入った時点で選考は始まっていると考えましょう。

④メモは取りすぎず、話を聞く姿勢を大切に

「真剣に聞いています」という態度を示すために、メモを取るのは効果的です。ただし、メモに集中しすぎて顔を上げないのは逆効果です。

・要点だけをメモし、話す人の顔をしっかり見る
・うなずいたり、リアクションを取ることで興味が伝わる
・ノートは見やすく、シンプルなものを使用する

「話を聞く姿勢」が好印象につながるため、聞く・見る・書くのバランスを意識しましょう。

⑤質問は簡潔に、1人で何度も質問しない

質疑応答の時間では、質問内容や態度も評価の対象になります

・簡潔で要点を絞った質問を心がける
・1人で何度も手を挙げるのは避ける(他の人の機会を奪わない)
・質問内容は、HPや資料に書かれていることを避ける

好印象な質問例:
「御社が若手社員に期待することを教えてください」
「実際の業務でやりがいを感じる場面を伺いたいです」

「調べればわかること」ではなく、その場でしか聞けない話を引き出すのがポイントです。

⑥企業担当者にはしっかり挨拶を

入退室時の挨拶や立ち振る舞いも、印象を大きく左右します。

・入室時には軽く会釈、または「本日はよろしくお願いします」と一言添える
・説明が終わったら「本日はありがとうございました」と丁寧に伝える
・アイコンタクトと自然な笑顔も忘れずに

あいさつは短い言葉でも丁寧にすることで、誠実さが伝わります。

⑦退場後のマナーも気を抜かない

説明会が終わってホッとしたときこそ、最後の印象が決まる場面です。

・立ち上がってすぐにスマホをいじらない
・スタッフや社員とすれ違った際には軽く会釈する
・アンケートがあれば丁寧に記入し、企業への感謝を忘れずに

可能であれば、当日中に「参加のお礼メール」を送るのも好印象です。
名前・日付・参加のお礼・感想・意欲を簡潔に伝えましょう。

次の章では、説明会に持っていくべき必須アイテムと、当日の準備で失敗しないためのチェックリストを紹介します。

会社説明会に持っていくべき必須アイテムリスト

会社説明会に参加する際は、マナーだけでなく持ち物の準備も大切なポイントです。忘れ物をして慌てたり、印象を下げたりしないように、事前に必要なものをしっかり確認しておきましょう。ここでは、説明会に必ず持っていきたいアイテムと、あると便利なグッズを紹介します。

必須の持ち物

以下は、どんな説明会でも基本的に必要になる持ち物です。

・筆記用具(黒または青のボールペン、シャープペン)
・ノートまたはメモ帳(A5〜B5サイズが持ち運びやすい)
・企業案内や資料を入れるA4サイズ対応のカバン
・学生証(受付時に求められることがある)
・配布された資料(オンライン申し込み済のメールなど)
・腕時計(スマホで時間を見るのはマナーとしてNG)
・ハンカチ・ティッシュ(身だしなみの基本)

あると便利なもの

余裕があれば、以下のグッズも準備しておくと安心です。

・予備の筆記用具(万が一の故障・紛失に備えて)
・折りたたみ傘(突然の雨に対応)
・身だしなみ用のグッズ(くし、リップクリーム、ミラーなど)
・飲み物(ただし会場では飲むタイミングに注意)
・エントリーシート(提出を求められる可能性がある場合)
・モバイルバッテリー(オンライン説明会の場合や、地図確認用)

説明会当日までのチェックリスト

前日に確認しておくと安心なチェックポイントです。

・スーツや靴にシワ・汚れがないか確認したか
・持ち物をカバンにまとめておいたか
・会場の場所と到着時間を確認したか(Googleマップなどで経路もチェック)
・説明会の受付メールや参加URLをスマホに保存したか
・説明会に関する企業の基本情報を確認しておいたか

「うっかり忘れた」が印象ダウンにつながることもあるため、準備は前日中に済ませておきましょう。

マナーを守って選考を有利に進めよう

会社説明会は、企業について知るための場であると同時に、自分を企業に知ってもらう場でもあります。学生側は「選ぶ立場」でもありますが、同時に企業からも「見られている立場」だという意識を持つことが大切です。

第一印象は想像以上に大きな影響を与える

服装、姿勢、表情、態度、話し方…。
ちょっとした行動のひとつひとつが、企業担当者の印象に残ります。特に会社説明会は、面接前に人柄やマナーを見られる最初の接点となることが多いため、ここで良い印象を残すことが、その後の選考を有利に進めるカギになります。

マナーを守る=自分の魅力を最大限に伝える準備

マナーは「堅苦しいもの」ではなく、「自分の印象を良くするための武器」です。
丁寧な言動、気持ちの良い挨拶、誠実な姿勢は、どんな企業でもプラスの評価につながります。

また、マナーがしっかりしている人ほど、企業側も「入社後の対応も安心できそう」「一緒に働きたい」と感じるものです。

不安があるなら“事前準備”でカバーしよう

初めての説明会で緊張するのは当たり前です。
しかし、事前準備をしておくことで、自信を持って説明会に臨むことができます。

・持ち物のチェック
・服装の確認
・企業情報の予習
・質問の準備

これらを整えておくだけでも、心に余裕が生まれます。

説明会を“情報収集”だけで終わらせない

参加するだけで満足せず、「自分はどんな印象を与えたか」「もっとこうすれば良かった」と振り返ることも大切です。
次回以降の説明会や面接に活かせるよう、メモや記録を残しておく習慣もおすすめです。

会社説明会は、就活の第一歩。
その一歩を丁寧に踏み出すことが、納得のいく就活につながります。「マナーを守ること=自分を大切に扱うこと」
そんな気持ちで、ぜひ説明会に臨んでください。
応援しています。

ABOUT ME
らくらく就活編集長 TOKU
学生時代にWebマーケティング会社で、ライティングとディレクション業務を経験。 その後個人事業主として他社メディアを複数運営。 大学卒業後、オーダーワークスにジョインし「らくらく就活」の編集長をしております。