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【SPIの勉強法】効率的に高得点を狙うためのSPIの勉強法を就活のプロが徹底解説!

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多くの企業が新卒採用で導入している「SPI適性検査」。対策が難しいと感じている学生も多いかもしれませんが、実はしっかりと準備すれば得点を伸ばせる試験です。

SPIは、単なる学力テストではなく、企業が地頭力や論理性、性格の適合度などを測るために実施しています。そのため、適切な勉強法と準備を進めておくことで、他の就活生と差をつけることができます。

この記事では、SPIの全体像から出題構成、分野別の効果的な学習法、さらに性格検査やNG勉強法まで、SPI対策に必要な知識とノウハウを網羅的に解説していきます。今のうちに正しいやり方を知っておくことで、選考突破の可能性をグッと高められるでしょう。

目次

そもそもSPIとはどんな試験?

SPI(Synthetic Personality Inventory)は、株式会社リクルートが提供している適性検査で、企業が応募者の能力と性格の両面を評価するために活用されています。特に新卒採用では、面接前に母集団をふるい分けるために用いる企業も多く、面接に進む前にSPIで落ちてしまったという声も少なくありません。

企業がSPIを導入する理由は主に3つあります。

1つ目は、学力だけでなく論理的思考力や読解力、処理スピードなど、業務に必要な基礎能力を測るため。2つ目は、組織内でうまくやっていけそうな性格かどうかを見るため。そして3つ目は、応募者を客観的に比較するためです。

SPIの評価基準は公表されていませんが、能力検査では「正答率」や「時間内に処理できた問題数」が重視される傾向にあると言われています。また、性格検査では「一貫性」や「企業文化とのマッチ度」がチェックされていると考えられます。

就活におけるSPIの重要性と位置づけ

SPIは、就活生なら避けて通れない選考です。とくに人気企業や大手企業の多くがSPIを採用しており、通過できなければ面接にすら進めません。

そのため、SPIの結果は選考通過に直結する重要な要素となります。ES(エントリーシート)がどれだけ素晴らしくても、SPIで基準点を下回ればそこで選考終了、というケースも珍しくありません。つまり、SPIは就活のスタートラインに立つための入場券のような存在とも言えるでしょう。

また、SPIは選考フローの初期段階で課されることが多いため、早めの対策が必要です。就活の準備が進む前からSPI対策に取り組むことで、他の学生より一歩リードすることができます。

SPI以外の適性検査との違い

適性検査にはSPI以外にも、玉手箱(日本SHL)、CAB・GAB(ヒューマネージ)などの種類があります。これらとSPIの違いは、問題の出題形式や測定している能力の違いです。

SPIは出題形式がシンプルで、対策を進めやすいという特徴があります。多くの場合、言語・非言語(数的処理)・性格の3つの領域で構成されており、企業や受検形式によっては英語や構造的把握力が追加されることもあります。

一方で、玉手箱は画面に制限時間が表示されており、短時間での正確な処理能力が問われます。CAB・GABは理系・文系で内容が異なり、論理的思考力をより重視する傾向があります。

SPIは導入している企業が多いため、まずはSPI対策を中心に据え、その後余裕があれば他の検査にも取り組むのが現実的な対策方法です。

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SPI試験の出題構成を把握しよう

SPIには大きく分けて「能力検査」と「性格検査」があります。それぞれの目的や出題傾向が異なるため、対策の仕方も変わってきます。

まず、能力検査とは、言語(国語)や非言語(数学的思考)など、いわゆる“地頭力”を測るものです。これは試験形式によって出題される問題の内容や分量が異なりますが、論理的に物事を考え、限られた時間内で正確に処理する能力が求められます。

一方で性格検査は、価値観や考え方、行動傾向を問う設問に答えていくもので、正解・不正解というよりは「その人がどういう人物か」を測る試験です。矛盾のある回答をすると一貫性がないとみなされることもあり、意外と気が抜けません。

このように、SPIは学力だけでなく人物像も評価対象に含まれる点が特徴です。どちらも就活において重要な評価材料となるため、片方だけを重視するのではなく、バランスよく準備を進める必要があります。

Webテスティング・テストセンターなど受検形式の種類

SPIの受検形式は複数存在し、企業や選考段階によって使い分けられています。代表的な形式は以下の4種類です。

1つ目が「テストセンター方式」。リクルートが設置した専用の会場で受ける方式で、多くの大手企業が採用しています。パソコンを使った受検で、他社に提出した結果を使い回せるケースもあります(これを「使い回し」と言います)。

2つ目が「Webテスティング方式」。自宅などでオンラインで受けられる方式で、コロナ禍以降急増しました。ただし、不正防止のために制限時間が厳しく設定されており、途中での中断は不可。ネット環境が不安定な場合は注意が必要です。

3つ目が「インハウスCBT(社内CBT)方式」。企業が用意した社内のパソコンで受検するタイプで、説明会や面接と同日に実施されることが多いです。

4つ目が「ペーパーテスティング方式」。会場で紙と鉛筆を使って受ける旧来型のスタイルで、最近は少数派ですが、一部の業界(例:公務員試験)ではまだ見られます。

それぞれの方式によって対策法や注意点が異なるため、受ける企業がどの形式を採用しているかを事前にチェックしておくことが重要です。

出題分野と配点傾向の概観

SPIの出題分野は大きく「言語分野」と「非言語分野」に分かれており、企業によっては英語検査や構造的把握力検査が加わることもあります。

言語分野では、語句の意味、文の並べ替え、空欄補充、長文読解などが出題されます。基本的な国語力が問われますが、素早く読み取るスキルも求められるため、読解スピードのトレーニングも必要です。

非言語分野は、四則演算、表の読み取り、集合、推論、確率、順列・組み合わせなど、数的処理の力が試されます。中学校〜高校初級レベルの数学が中心ですが、問題の多様さや制限時間の厳しさが難易度を引き上げています。

性格検査には配点はありませんが、回答の一貫性や企業の求める人物像にマッチするかどうかが見られています。

配点傾向は公開されていないものの、全体のスコアに占める非言語分野の割合が高いケースも多く、特に理系企業や専門職では非言語が重視される傾向があります。

このように出題分野は幅広いため、事前に自分の得意・不得意を把握し、バランスよく対策を進めていくことが重要です。

SPIの出題範囲については、以下の2記事を参考にしてください。

SPI言語の頻出問題ガイド!ジャンル別に例題を使って徹底解説 就活で避けて通れないのが「SPI試験」。特に大手企業や人気企業では、エントリーシート通過後に筆記試験としてSPIが課されることが多く、...
SPI非言語の頻出問題ガイド!ジャンル別に例題を使って徹底解説 「SPIって、なんか難しそう…」「数学苦手だし、非言語分野は不安しかない…」 そんな声を、就活生からよく聞きます。でも大丈夫。S...

SPI対策の全体像と取り組み方の基本

試験日から逆算したスケジュールの立て方

SPI対策を成功させるためにまず必要なのは、試験日から逆算した現実的なスケジュールを立てることです。SPIは就活初期に実施されることが多く、エントリーと同時に実施されるケースも少なくありません。つまり、エントリーシートの提出と同じタイミング、あるいはその前に準備を終えている必要があるのです。

理想的には大学3年生の夏〜秋頃にはSPIの出題形式を把握し、冬にはある程度問題演習が進んでいる状態を目指すのが良いでしょう。SPIは短期集中で乗り切るよりも、コツコツと基礎を積み上げることで確実にスコアアップが狙える試験です。早めのスタートが後の余裕につながります。

特にテストセンター方式では、複数企業に同一の結果が共有されるため、初回のスコアが極めて重要になります。そのため、最初のSPIに臨む前に、しっかりと準備期間を確保しておくことが求められます。

学習時間の目安と配分方法

SPI対策に必要な学習時間は人によって異なりますが、一般的には30〜50時間程度が一つの目安とされています。すでに大学受験で論理的思考力や計算力を鍛えてきた人であれば短期間で仕上げられる場合もありますが、久しぶりに数学問題に取り組むという人はより多くの時間が必要になるでしょう。

学習時間の配分については、まず全体の2〜3割を言語分野、5割を非言語分野、残りを英語や構造的把握力、性格検査の理解にあてるのがおすすめです。非言語は慣れるまでに時間がかかるうえ、配点も高いとされているため、優先的に取り組む価値があります。

ただし、得意不得意によってバランスを調整することも大切です。初めに模擬問題を解いてみて、自分の弱点を明確にし、重点的に対策する分野を決めましょう。満遍なく学習するのではなく、効率的に得点力を伸ばすには、自分に合った配分で取り組む必要があります。

スキマ時間も活かせる学習スタイルとは?

忙しい就活生にとって、まとまった勉強時間を確保するのは簡単ではありません。だからこそ、日常のスキマ時間を活用した学習が効果的です。例えば、通学時間やアルバイトの休憩中など、5〜10分の短時間でも継続的に問題演習を行えば、大きな積み重ねになります。

最近では、SPI対策用のスマホアプリやWebサービスが充実しており、短時間でも効率よく演習できる環境が整っています。問題のジャンル別に出題される形式を使えば、自分の弱点を重点的に強化することも可能です。

また、SNSや動画配信サービスを利用する時間を一部SPI対策に置き換えるだけでも、1日の中で確保できる勉強時間は大幅に増やせます。勉強のハードルを下げ、生活のなかに自然に取り込むことで、無理なく継続できる学習スタイルが完成します。

SPIの勉強は、集中して取り組む時間だけでなく、日々の積み重ねによって差がつく分野です。スキマ時間を上手に活用し、継続的な取り組みを意識していきましょう。

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【分野別】SPI能力検査の効果的な学習法

言語分野(語彙・長文読解)の対策法

言語分野では、主に語彙力・読解力・文法的センスが問われます。出題される問題の形式は、「語句の意味」「二語の関係」「空欄補充」「文の並べ替え」「長文読解」などが代表的です。中でも長文読解は文章量が多く、時間配分を誤ると他の問題に影響が出るため、素早く要点をつかむ読解力が求められます。

対策の第一歩は、語彙力の強化です。特にビジネスシーンで使われる語句や四字熟語、慣用表現は頻出であるため、日常的に接していないと苦戦する傾向があります。語彙は暗記するだけでなく、例文と一緒に覚えて使い方を理解すると、空欄補充など応用問題でも対応しやすくなります。

また、長文読解では文章の構成や主張の流れを把握する力が重要です。段落ごとの要旨を意識しながら読む練習を繰り返すと、効率よく読み取るスキルが身についていきます。読み終えた後に設問を確認するのではなく、設問を先に読んでから本文を読む癖をつけると、解答スピードの向上にもつながります。

非言語分野(計算・推論問題)の勉強ステップ

非言語分野は、SPIの中でも最も対策が必要とされる領域です。というのも、苦手意識を持つ就活生が多く、かつ問題のバリエーションが非常に広いため、初見では解けないことも珍しくありません。

代表的な出題内容には、「損益算」「表の読み取り」「集合」「確率」「速さ」「仕事算」「順列・組合せ」「推論問題」などがあります。中学〜高校初級程度の数学がベースとなっているため、計算の基本に戻って学び直すことも必要になるでしょう。

非言語対策の第一歩は、「問題パターンを知ること」です。SPIには典型的な問題形式があり、それぞれに解法の型があります。問題集を通じてパターンを理解し、公式の使い方を習得していくことが、スムーズな解答につながります。

次に意識すべきは「反復練習」です。1度解けた問題も、間を空けて再度チャレンジすることで、知識を定着させられます。さらに、解説をただ読むのではなく、自力で再現できるかどうかを意識することがポイントです。

最後に「時間制限」を取り入れた演習です。非言語は時間との戦いでもあるため、1問ごとの制限時間を設けて訓練することで、実戦力を高めていきましょう。

英語(英語検査)への効率的な取り組み方

SPIの英語検査は、企業によっては導入されないこともありますが、外資系やグローバル展開を意識する企業では実施されることがあります。内容としては、短文の語句整序や空欄補充、簡単な英文読解など、高校英語の応用レベルの問題が中心です。

対策としては、まずは中学〜高校レベルの英文法と語彙を復習することから始めましょう。品詞の使い方、時制、接続詞の用法といった基礎的な文法知識をおさらいするだけでも、得点力は大きく向上します。

さらに、問題演習を通じて出題パターンに慣れることが大切です。SPI英語に特化した問題集を活用し、空欄補充や文法整序のスピードを上げていくとよいでしょう。英語検査は非言語と同様に、初見の難しさがあるため、演習量がものを言います。

日常的に英語に触れる習慣を持つことも有効です。ニュースや洋楽の歌詞、映画の英語字幕などを活用して、英語に対する感覚を研ぎ澄ませることで、苦手意識の克服にもつながります。

構造的把握力検査の考え方と演習ポイント

構造的把握力検査は、グラフ・図・図形・文章などの情報を整理し、構造的な関係を読み取る力を測る検査です。主にコンサル業界やIT企業など、論理的思考や全体把握力が重視される企業で導入されています。

この分野の特徴は、知識よりも「情報処理力」が問われる点にあります。文章や図から論理構造を把握し、条件に沿って正しい選択肢を導く力が必要です。図形の移動やパターンの法則を見抜く問題、論理パズル的な設問が中心となるため、慣れていないと時間を取られがちです。

対策としては、まず問題形式を知り、いくつかのパターンに慣れることが重要です。そのうえで、「選択肢から逆算して正解を絞る」「一見複雑な情報を分割して捉える」といった論理的なアプローチを身につけていきます。

特別な知識は必要ありませんが、演習量によって精度が大きく変わる分野です。問題集を活用して、問題の構造を見抜く力を養うトレーニングを重ねていきましょう。

性格検査対策も忘れずに

性格検査で落ちるケースとは?

「性格検査に正解はない」と言われることがありますが、これは半分正解で、半分は間違いです。たしかに、能力検査のように明確な正解・不正解があるわけではありません。しかし、性格検査で“落ちる”ことは実際にあり得ます。

たとえば、回答に一貫性がなかったり、極端な傾向が出ていたりすると、信頼性に欠ける診断結果が出てしまいます。性格検査は、基本的には同じような趣旨の質問が形を変えて何度も出題されます。そのため、答えに矛盾があると嘘をついているように見られてしまう可能性があるのです。

また、企業が求める人物像とあまりにもかけ離れた結果が出た場合、社風に合わないと判断され、次の選考に進めないケースもあります。性格検査は足切り要素にもなり得るため、侮ってはいけません。

対策=「素直に答える」だけでは不十分?

性格検査では「正直に答えればいい」とよく言われますが、それだけでは不十分です。というのも、多くの学生が意識せずに「こう答えた方が良さそう」と考えてしまい、かえって矛盾した回答になってしまうケースがあるからです。

対策として重要なのは、「一貫性」と「バランス感覚」です。性格検査は、論理的思考力や行動力、チームワーク力、ストレス耐性などを様々な角度から評価しています。ここで極端な答え方をすると、偏った人物像と見なされてしまうことがあります。

たとえば、「集団行動は好きではないが、他人と協力することは得意だ」というような微妙な違いを、矛盾なく表現する力が求められます。自分の性格傾向を事前に客観視しておくことで、自然で一貫性のある回答ができるようになります。

自己分析ツールや模擬性格検査などを使って、自分の回答傾向を把握しておくことも有効な対策です。素直さに加えて、「ぶれない軸」を持つことが性格検査の突破には必要です。

企業の求める人物像と一致させるためにできること

性格検査の結果は、企業ごとに求める人物像との「マッチ度」を測るために使われています。そのため、企業研究を通じて「どのような人材が評価されるのか」をあらかじめ把握しておくことは、間接的に性格検査対策にもつながります。

たとえば、ベンチャー企業では主体性や挑戦心が重視される傾向があり、大企業では協調性や安定志向が重視される場合もあります。こうした傾向を踏まえたうえで、自分の考えやスタンスがどう一致するのかを明確にしておくと、性格検査でも“自然と”その姿勢が反映されやすくなります。

ただし、企業に合わせて「嘘の性格を装う」ようなことは避けるべきです。性格検査は矛盾や無理な自己演出を見抜くよう設計されており、逆効果になるリスクがあります。あくまでも、「自分の中のどの要素がその企業に合うか」を理解しておく、というスタンスが大切です。

自己理解と企業理解のバランスが取れていれば、性格検査も選考突破の味方に変えられるでしょう。

SPI対策でやりがちなNGと回避策

とにかく問題集を解けばOK、は間違い

「SPIはとにかく量をこなせばなんとかなる」と考えて、がむしゃらに問題集を解き続ける人は少なくありません。しかし、これは非効率的です。単に問題をこなすだけでは、本質的な理解やスキルの向上にはつながりにくいからです。

大切なのは「解けなかった問題にどう向き合うか」。正解できなかった問題については、なぜ間違えたのか、どの考え方が必要だったのかを必ず振り返ることが重要です。解説を読んだだけで理解した気になってしまうのではなく、自分の言葉で解法を説明できるようにしましょう。

また、何冊も問題集を解くよりは、1冊の問題集を何周も繰り返すことで、知識が定着し、問題のパターン認識力も養われます。量よりも質。演習の「こなし作業」ではなく、「学びの積み重ね」として捉えることがSPI攻略の近道です。

苦手分野を放置する勉強は非効率

苦手な分野に手をつけるのは、誰にとっても気が重いものです。特にSPIの非言語問題は、数学が苦手な人にとって大きな壁となりがちです。しかし、「得意分野で稼いで、苦手分野は捨てる」といったやり方では、高得点は狙えません。

SPIの得点はトータルで判断されるため、苦手分野を放置すると全体のスコアが伸び悩む原因になります。さらに、非言語を重視する企業では、そのまま不合格につながる可能性もあります。

苦手分野こそ、基礎から丁寧に取り組むことが大切です。難しい問題に無理に取り組むのではなく、簡単な問題からステップアップすることで、理解を積み重ねていくアプローチが有効です。反復練習を通じて自信をつけていけば、少しずつ「苦手」が「普通」に変わっていくはずです。

模試や実践形式での演習を怠らない

問題集やアプリでの学習を進めていても、実際の試験形式に慣れていないと、本番で思うようなパフォーマンスが出せないことがあります。特にSPIは時間制限が厳しく、実力を出し切るには「スピード感」と「本番慣れ」が必要です。

そのため、模試や模擬テスト形式での演習を取り入れることが不可欠です。Web上にはSPI形式の模試を無料で提供しているサイトも多数あります。時間を測って取り組むことで、制限時間内にどれだけの問題が解けるかを把握でき、時間配分の調整も可能になります。

また、本番と同じ形式(テストセンターやWebテストなど)を想定して演習を重ねることで、心理的なプレッシャーにも強くなります。模試は知識の確認だけでなく、自分の“試験耐性”を高めるトレーニングでもあるのです。

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SPI高得点を狙うための7ステップ学習法

① 出題形式を企業別に把握する

SPI対策の第一歩は、志望企業がどの出題形式を採用しているかを調べることです。SPIには「テストセンター」「Webテスティング」「インハウスCBT」「ペーパーテスト」など複数の形式がありますが、それぞれ出題内容や時間配分に違いがあります。

たとえば、Webテスティングでは一度始めたら中断できないため、集中力と環境の整備が必要ですし、テストセンターでは複数企業に同じスコアを使い回せるため、一発勝負になります。これらを知らずに対策を始めると、せっかくの努力が的外れになる恐れもあるため、企業の採用ページや就活口コミサイトなどを活用して、事前にしっかり確認しておきましょう。

② 問題集は1冊に絞ってやり込む

市販されているSPI問題集は数多く存在しますが、複数冊に手を出すのは非効率です。選ぶべきは「自分のレベルに合った1冊」。そして、それを徹底的にやり込むことが重要です。

最初は「わかりやすさ」で選び、途中からは「問題の網羅性」や「模擬試験の有無」などで選ぶと良いでしょう。1冊を何周もすることで、問題形式に慣れるだけでなく、苦手なパターンが見えてきます。

大事なのは“完璧に理解した問題集を1冊持つこと”です。複数冊に手を出して「結局どれも中途半端だった」では、得点力は伸びません。

③ 苦手分野は反復して克服

SPIにおいて苦手分野を放置するのは致命的です。特に非言語問題においては、1問1問の得点差が選考通過の明暗を分けることもあります。

苦手分野は、まずは基礎問題に立ち返りましょう。公式や解法パターンを繰り返し練習し、「どう考えればいいのか」が自然に身につくまで繰り返します。ポイントは“1日で何とかしようとしないこと”。毎日少しずつでも触れ続けることで、苦手意識は薄れていきます。

また、苦手分野に取り組んだ記録を残すのもおすすめです。進捗が見えるとモチベーションにつながりますし、復習もしやすくなります。

④ 頻出パターンを優先的に学ぶ

SPIには「よく出る問題」と「あまり出ない問題」があります。すべてを網羅しようとするのではなく、まずは頻出パターンに集中しましょう。

たとえば、非言語では「表の読み取り」「損益算」「集合」「速さ」「推論」などは毎年必ずと言ってよいほど出題されるテーマです。こうしたジャンルは、出題形式や解法パターンを覚えておくだけで、大きな得点源になります。

逆に、複雑な図形問題や難易度の高い確率問題などは、基本ができてから取り組むべきです。出題頻度と難易度のバランスを見極めながら、優先順位をつけて対策していきましょう。

⑤ 暗記系は通学時間で強化

語彙や漢字、英単語、公式など、暗記が必要な部分は、スキマ時間を使って地道に積み重ねていくのが効果的です。特に通学時間や待ち時間は、スマホアプリや単語帳を使って手軽に復習できる絶好のチャンスです。

数分単位の学習でも、毎日続けることで記憶の定着に大きな差が生まれます。「ながら学習」でも構わないので、生活の中に自然と勉強時間を組み込む意識を持ちましょう。

⑥ 制限時間を意識して演習する

SPIではスピードが非常に重要です。特にテストセンターやWebテスティングでは、短い制限時間の中で次々と問題を解いていかなければなりません。

そのため、普段の問題演習から「1問◯秒以内」といった意識を持って取り組むことが、実戦力を高めるポイントです。制限時間を設けずに勉強していると、「解けるけど時間がかかる」状態になり、本番で問題を解き切れない可能性があります。

タイマーを使った演習や、模試形式での演習を定期的に取り入れて、時間感覚を養っていきましょう。

⑦ 模擬試験で実戦力を測る

最終仕上げとして、模擬試験の活用は欠かせません。模擬試験では実際の形式・時間で自分の実力を測ることができ、弱点の再確認にもつながります。

市販の問題集に付属している模試や、Web上で提供されている無料の模擬試験を活用して、複数回受験することで、本番さながらの緊張感にも慣れておくことができます。

模試の結果を元に、苦手な分野に再度取り組むというサイクルを繰り返すことで、確実にスコアアップにつなげることができます。

SPI対策に役立つツールと教材まとめ

おすすめ参考書3選(初心者〜上級者別)

SPI対策には、自分のレベルや学習段階に応じた参考書選びが重要です。ここでは、初心者〜上級者まで幅広く対応できるおすすめの参考書を3冊紹介します。

まず初心者におすすめなのが『これが本当のSPI3だ!』(ナツメ社)。この1冊は基礎から丁寧に解説されており、問題形式に慣れていない人でも取り組みやすい構成です。各分野の出題傾向や攻略法、解法のポイントが整理されているので、SPIの全体像をつかむのに最適です。

中級者向けには『史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集』(オープンセサミシリーズ)が人気です。実際の出題傾向に即した問題が多く、問題量も豊富。一定の基礎力がある人が本格的な演習に取り組むのに適しています。

上級者や短期間で仕上げたい人には『1週間でできるSPI完全対策』(成美堂出版)がおすすめです。短期集中でポイントを押さえて対策したい人向けに構成されており、模擬試験も付いているため、実力確認にも使えます。

自分の現在地とゴールに合わせて、適切な参考書を選び、繰り返し演習することが得点アップの鍵です。

無料で使える問題集・模試サイト

参考書だけでなく、Web上にも多くの無料SPI対策コンテンツが存在します。特におすすめなのが「SPIノートの会」や「就活の教科書」など、学生の声をもとに作られたサイトです。ジャンルごとに問題が整理されており、苦手分野の克服にも役立ちます。

模擬試験が受けられるサイトもあり、制限時間付きの実践演習で本番対策が可能です。無料とは思えないほどの質と量を提供しているものもあるので、積極的に活用しましょう。

特に、演習結果を記録できるサービスは、学習の進捗管理にも便利です。紙の問題集と組み合わせることで、オンライン・オフライン両面からバランスよく対策できます。

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スマホで使えるSPI対策アプリ

スマホアプリを活用すれば、移動中やスキマ時間にもSPI対策ができます。最近では、無料でも高品質な問題を提供しているアプリが増えています。

代表的なアプリとしては、「SPI言語・非言語 一問一答」「就活SPIドリル」などがあり、ジャンル別の問題演習に加えて、苦手分野の分析機能が搭載されているものもあります。

アプリの最大のメリットは「継続しやすいこと」です。通知機能を使えば毎日決まった時間に演習を促してくれたり、スコアが自動で記録されたりと、モチベーション維持に繋がる仕組みが整っています。

また、隙間時間に2〜3問ずつでも解くことで、学習が習慣化しやすくなります。通学中や待ち時間の5分が、SPI突破への積み重ねになるのです。

どのツールや教材を選ぶにしても、重要なのは「自分が使い続けられるかどうか」です。無理なく継続できる環境を整えることで、SPI対策は格段に効果を発揮します。

SPI勉強法に関するよくある質問(FAQ)

SPIの勉強はいつから始めればいい?

SPIの勉強を始めるタイミングとしておすすめなのは、大学3年生の夏〜秋です。この時期はインターンシップ選考や企業説明会が始まり、SPIの受検を求められる機会が徐々に増えてくる時期でもあります。

SPIは一夜漬けでは対応が難しい試験です。とくに非言語分野では、久しぶりの数学的思考に戸惑う人も多く、基礎からじっくり取り組む必要があります。早めに取りかかることで、自分の得意・不得意を把握でき、焦らずに学習計画を立てられます。

一方で、実際の選考が本格化する大学3年の2月〜3月にかけては、学業や面接準備とも重なり、対策時間を確保するのが難しくなります。そうなる前に、最低限の基礎力を固めておくのが理想的です。

どれくらい勉強すれば通過できる?

SPIに必要な勉強時間は個人差がありますが、平均して30〜50時間程度が目安とされています。得意な分野が多い場合や、普段から計算・読解に慣れている人は、もう少し短時間でも対応できるかもしれません。

逆に、数学が苦手だったり、長文読解に時間がかかる人は、余裕をもって60時間以上を見込んでおくと安心です。大切なのは、量よりも質。問題演習→間違いの分析→再演習というサイクルを繰り返すことが、効率よく得点力を高めるポイントです。

また、模擬試験や時間制限を取り入れた演習によって、実戦での感覚を養うことも忘れてはいけません。単に「問題を解いた時間」ではなく、「得点に結びつく学習」ができたかどうかが、合否を分けます。

性格検査も「練習」が必要なの?

性格検査には明確な正解はありませんが、「練習」や「対策」は有効です。というのも、初めて性格検査を受けると、質問の意図や選択肢のニュアンスに戸惑い、回答に時間がかかることがあるからです。

事前に性格検査のサンプル問題や模擬診断に触れておくことで、自分の考え方の傾向や、矛盾しやすいポイントを理解することができます。また、「嘘をつこう」と思わなくても、正直に答えているつもりで一貫性がなくなることもあるため、自分の中で価値観やスタンスを整理しておくことも重要です。

練習を通じて、「どう答えるのが自然なのか」「どんな点がチェックされているのか」を把握しておけば、落ち着いて本番に臨むことができます。

まとめ|正しい勉強法でSPI対策を制し、選考突破を目指そう

SPIは、就活の初期段階で多くの企業が導入する試験であり、面接やESと並んで選考の合否を左右する重要な要素です。しかし、SPIには正しい勉強法が存在し、それを理解したうえで計画的に対策を進めることで、誰でも得点を伸ばすことが可能です。

本記事では、SPIの出題形式や試験内容の全体像、分野別の具体的な勉強法、やりがちなNG行動とその回避策、さらには得点力を高める7ステップの学習法まで、網羅的に解説してきました。さらに、役立つ参考書やアプリ、FAQにも触れることで、実際に行動へ移しやすい構成になっています。

就活が本格化すると、ES作成や面接準備などに追われ、SPIの対策が後回しになりがちです。しかし、SPIの突破は“就活の入り口”を広げるカギになります。だからこそ、早めに手をつけ、日々のスキマ時間を活かしながら、地道にスキルを積み上げていくことが、結果的に就活全体をスムーズに進めることにつながるのです。

特に、最初に受けるテストセンターのSPIの結果は、複数企業に使い回される可能性もあるため、1回目からしっかり仕上げておくのが理想です。

「いつかやろう」ではなく、「今日から始める」。SPI対策は、あなたの未来を切り拓く第一歩です。地に足のついた準備を通じて、自信を持って選考に臨んでいきましょう。

ABOUT ME
らくらく就活編集長 TOKU
学生時代にWebマーケティング会社で、ライティングとディレクション業務を経験。 その後個人事業主として他社メディアを複数運営。 大学卒業後はオーダーワークスにて「らくらく就活」の編集長をしております。