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就活において重要なポイントとなるガクチカ。就活を始める大学3年になっても、まだガクチカがないという人もいると思います。
就活直前になって、ガクチカがないとなると焦ってしまいますかもしれません。
結論、大学3年生からでもガクチカは作れます!
焦らず自分がどんなガクチカを作れるかじっくりと考えてみましょう。
そこで今回は、大学3年からガクチカを作る方法や作成時の注意点などについて解説していきます。
目次
そもそもガクチカとは
そもそもガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略語で、就活において必ずと言っていいほど聞かれる項目です。
エピソードの内容に決まりはありませんが、ゼミやサークル活動、アルバイトについて話す方が多いです。
ガクチカの評価ポイント
では企業がどのような目的でガクチカを聞くのか知っていますか?ここではガクチカの評価ポイントをご説明します。
主なポイントは2つあります。1つは人柄や価値観、もう1つは思考力と課題解決力です。
採用担当者は、主にガクチカからわかる学生の人柄や価値感を評価しています。
人柄や価値観が企業の求める人材像や、企業理念とマッチしているかを見極めるのです。
そして課題に直面した時に、どのように考え、どのように課題を解決するのかにも注目しています。
よくある誤解
ガクチカの評価に関しては、珍しい特殊な経験や、大きな実績が評価されると誤解している方が多いです。
もちろん、他の学生とは違ったすごいエピソードを話すことで面接官の印象に残る可能性は高いです。
しかしそれは高く評価されやすいという意味ではありません。すごいエピソードでも企業とマッチしていなかったり、ただの自慢なら評価されないからです。
印象に残ることも大切ですが、普通のエピソードでも自分を正確にアピールした方がずっと高い評価を得られます!
大学3年でガクチカがないのはやばい?
冒頭で述べた通り、大学3年でガクチカがなくても全く問題ありません。
おそらく大学3年の段階でガクチカらしいガクチカがある人の方が少数です。
焦らずにこれから紹介する方法で、あなたの魅力が最大限に伝わるガクチカを作成してください!
大学3年からガクチカを作る方法
ガクチカを作る方法には、過去の経験からエピソードを作る方法と、新しいことに取り組んでエピソードを作る方法の2パターンがあります。
どちらが自分に向いているかを考えて、最適な方法を選びましょう。
過去の経験からエピソードを作る方法
過去の経験からエピソードを作る方法は、自分の過去の経験をガクチカに落とし込むことで可能になります。
この方法なら、今すぐにガクチカ作りを始めることができます。
また高い評価を得るためにはガクチカに用いるエピソードを吟味することが非常に重要です。
そこで次にどのようにしてエピソードを吟味し、ガクチカにするのか解説します。
自分の習慣や日課を書き出す
まずは、自分の習慣や日課を書き出してみてください。大小問わず、思いついたものは全て書き出してみましょう。
書き出すことにより情報が整理され、あまり意識して行っていなかったことがガクチカに使えると気づけるかもしれません。
意外と自分が当たり前に行っていることは、必ずしも他人にとっては当たり前ではないため、十分自分の魅力をアピールする材料になり得ます。
その中でも特に継続していることをピックアップする
全て書き出したら、その中でも特に継続していることをピックアップしてみます。ガクチカは学生時代に力を入れたことなので、ある程度継続していることをエピソードにしたいからです。
継続した時間が長い程、継続力などをアピールすることができます。
その行動の継続により、何を得たのかを考える
ガクチカに使うネタが決まったら、その習慣や日課、行動の継続により何を得たのかを考えましょう。
ガクチカで評価される人柄や価値観を伝えるには、経験から何を得たのかを伝えることが重要です。
どのようなことをどのくらい続けて来て、何に苦労してどのように解決したのか、それらの経験から何を得て、今後どのように活かしていけるのかを意識してみてください。
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新しいことに取り組んでガクチカを作る方法
新しいことに取り組んでガクチカを作る方法は、過去の経験からエピソードを作る方法とは異なり、ガクチカ作りのために新たに活動を始める必要があります。
大学3年は大学の授業も少し落ち着いてきて、就活本番までにまだ少し時間があるタイミングです。
そこで時間を有効活用してガクチカに使える新しいことに取り組みましょう。
ガクチカを作るまでに時間がかかることは確かですが、エピソードを作りやすい経験を自ら選ぶことができる点が魅力です。
ここではどのようなことに取り組むといいのか、取り組む際に意識すべきポイントなどについて解説します。
差別化できる取り組みをする
せっかく新しいことに取り組むのであれば、多少他の学生と差別化できることに取り組むことをおすすめします。
取り組みで差別化する際は、5つのポイントに着目してみましょう。
①ユニークさ
②専門性
③リーダーシップ
④社会貢献
⑤成果の可視化
それぞれ詳しくご説明します。
①ユニークさ
ユニークであること自体は評価されにくいですが、ユニークさが最も差別化しやすいポイントです。
また新しいことを始める勇気や、好奇心の強さ、独自性などが伝わりやすくなります。
長期インターンシップやフリーランス活動、SNSアカウントの運用などは比較的簡単に始められて、差別化しやすい取り組みです。
②専門性
専門性の高さでも十分に差別化が図れます。
必ずしも学問である必要はなく、なんでも極めていればアピールにしやすいでしょう。
志望業界が決まっている人は、その業界で使える資格やスキルを習得してみてもいいかもしれません。
④リーダーシップ
リーダーシップを発揮した経験は就活で評価される傾向にあり、意外とこの経験を積んでいる学生は多くないため差別化が可能です。
特にボランティア団体、学生団体などに所属している方はリーダーに立候補してみてもいいでしょう。
④社会貢献
ボランティア活動や地方創生イベントへの参加など、社会貢献度の高い経験も差別化になるでしょう。
ただしガクチカ目的で始めると、活動に対する思いが希薄で自己満足のエピソードになってしまいかねないため注意が必要です。
そういった活動自体は大学や自治体で募集していることがあるので、積極的に参加してみてください。
⑤成果がわかりやすい
成果の大きさやすごさはさておき、成果がわかりやすいことは非常に重要です。
具体的な数字や評価、受賞歴など、成果がわかりやすい取り組みの方が差別化しやすくなります。
これらのポイントを組み合わせたり、オリジナルの要素を加えることで他の学生との差別化を図りましょう。
目的意識を持つ
ガクチカ作りのために新たなことに取り組む際は、目的意識を持つようにしましょう。
ガクチカのためとはいえ、ただだらだらと取り組んでいても「力を入れたこと」にはなりません。
また目的意識を持って取り組んだ方が、実際にガクチカにする際の説得力に差が出ます。
目的達成のために工夫する
目的意識を持って取り組む次は、目的を達成するために工夫しましょう。ガクチカでは達成するまでの過程も重要です。
目的達成のための工夫を具体的に述べることで、問題解決能力や創意工夫する能力を示すポイントになります。
目的を達成するために、どのような工夫をしたのかという過程をしっかり説明できるようにしましょう。
目的達成のための工夫を明確にするためのポイントは、具体性、課題解決志向、成果と学びの強調の3つです。
抽象的な表現を避け、具体的な方法や施策を詳細に述べるようにしてみてください。また、現状分析と課題の特定を行い、それに対する解決策としての工夫を示します。そして、工夫がどのように成果につながったか、その経験から何を学んだかを明確にします。
これにより、目標達成のためにどのように工夫し、努力したかを具体的に伝えることができます。
ガクチカを作る際の注意点
ここまでは、ガクチカの作り方についてご説明してきました。最後に、ガクチカを作る際の注意点をまとめます。
嘘をついたり誇張しない
ガクチカは、実際に経験したことについて正直に話すようにしましょう。嘘や誇張はバレた際に信用を失いますし、後々話の辻褄が合わなくなる可能性が高いです。
内定を貰うために自分をよく見せたいと思うかもしれません。しかし、嘘や誇張を使って内定を貰っても、入社した後に苦しむことになります。
アピールポイントは1つに絞る
話したいことがたくさんある場合でも、アピールポイントはひとつに絞るようにしましょう。
いくつものエピソードを語るより、1つのアピールポイントを深堀して伝えた方が話に軸ができてぶれないため評価されやすいです。
高校時代より前の話を中心にしない
高校時代より前の話を中心にしないよう心がけましょう。可能であれば大学時代、直近のエピソードの方が好ましいです。
小中高時代の話をしても、昔すぎて現在の自分をアピールしづらくなってしまいます。
今の自分の人柄や価値観を正確に伝えられるエピソードを選定してみてください。
大学3年から評価されるガクチカを作ろう!
大学3年生からでもガクチカが作れるイメージはできましたか?
ガクチカは自己PR、志望動機と並ぶ就活の3大頻出質問の1つです。
それだけ企業が重視する上、他の学生と差がつけられる質問でもあります。
大学3年生ならまだまだ高評価をもらえるガクチカを作れるため、焦らずに過去の経験の洗い出しや、新たな取り組みを始めてみましょう!