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就活生の中には、大学の成績が就職に影響するのかどうかが気になる人が多いと思います。
特に、大学生はとにかく遊び優先で授業は二の次だったという人は、その影響を不安に思うこともあるでしょう。その逆もまた然り、成績良さが就活で有利に働かないかと期待している人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、大学の成績(GPA)は就活に影響するのかどうかについて詳しく解説していきます。
GPAが低くて内心焦っているという人も、逆にGPAの高さを就活で活かしたいと考えている人も、ぜひ参考にしてください!
目次
GPAとは
最初に簡単にGPAについて解説します。
GPA(Grade Point Average)とは、学生の学業のパフォーマンスを総合的かつ客観的に評価する指標です。一般的には0〜4.0、または0〜5.0の間で表されます。GPAの数値が小さいほど成績が悪く、数値が大きいほど成績が良いことを意味します。
もともと欧米で採用されていた学業成績の評価指標であり、日本では2000年代に入ってから導入が進みました。
GPA数値ごとのおおまかな評価は以下のようなイメージ
【GPA数値ごとのおおまかな評価は以下のようなイメージ】
3.5以上は超優秀
3.0以上は優秀
2.0以上は平均的
2.0未満は成績不良
GPAの計算方法
GPAの計算は至ってシンプルです。
各科目の出席点、レポート、テストの合計である100点満点の素点から、一般的にはSABCD(F)の5段階の成績がつきます。(※大学によって6段階や8段階の場合も)
その成績ごとにGP(Grade Point)と呼ばれるスコアに換算し、各科目の平均を取ったものがGPAになります。
素点100〜90点(S評価):GP4.0
素点80〜89点(A評価):GP3.0
素点70〜79点(B評価):GP2.0
素点60〜69点(C評価):GP1.0
素点59点以下(DまたはF評価):GP0.0
GPを用いたGPA算出の計算式
GPA=(GP×単位数の総和)÷履修登録した総単位数
科目数ではなく、単位数で計算を行うことに注意してください。
例を挙げると、GP4.0が3単位、GP3.0が4単位、GP2.0が1単位の場合、計算は以下のようになります。
(4.0×3+3.0×4+2.0×1)÷8=3.25
上記の成績の場合、GPAは3.25となります。
日本の大学生の平均GPAは?
日本の大学生の平均GPAは実は定かではありません。しかし、おそらく2.4〜2.8の間に収まっていると言われています。あくまでも一般的な傾向で、大学や学部、専攻によって大きく異なることもあります。
例えば、実験やレポートの採点が厳しい理系は、文系よりも相対的にGPAが低くなる傾向にあると言われています。自分のGPAを他人と比較するのではなく、自分の目標や希望するキャリアパスに照らし合わせて、どの程度のGPAが必要かを考えることが大切です。
就活にGPAは大きく影響しない?
多くの採用担当者は、学生の人間性やコミュニケーション能力、チームで働く姿勢など、学業成績では測れない資質を見ています。
では実際のところ、GPAはどの程度就活に影響するのでしょうか。特にGPAが低さが就活で足を引っ張るのではないかと不安な人もいると思います。
しかし、GPAは一部の人を除いて就活にはあまり影響しません。多くの採用担当者は、就活生の人間性やコミュニケーション能力、チームで働く姿勢など、学業成績では測れない資質を重視する傾向にあります。
GPAがあまり影響しない理由は以下の2点が考えられます。
- GPAは、授業の難易度や担当教授の評価方法など大学や個人によって変動する要素が多い指標のため、GPAの高い学生が必ずしも優秀とは限らないから
- 日本でもGPA自体は一般化したものの、日系企業でGPAを重視する企業は珍しいから
つまりGPAは高いに越したことはないですが、低いからといって就活の失敗要因になる可能性は低いでしょう。
ただし、以下の2つに該当する人は就活にGPAが大きく影響する可能性があるため、注意が必要です。
①外資系企業志望者
②理系の学生
外資系企業志望者は注意!
例年多くの学生が志望する外資系メーカー・コンサル・ITですが、外資系企業の多くはGPAを重視する傾向があります。
そんな外資系企業の中には、応募者の学業成績を重視し、特にGPAを採用基準の一つとしているところがあります。特に、コンサルティングファームや金融機関など、競争が激しい業界では、GPAが高いほど選考で有利になることも少なくありません。
高いGPAは、学生が学業に対して優れた能力と熱意を持っていることを示す指標とみなされるため、外資系企業への就職を目指す学生は確実に高いGPAをとっていく必要があります。しかし、GPAが全てではないことも事実です。
自分の強みやこれまでの経験、コミュニケーション能力など、GPA以外の要素で自分をしっかりとアピールすることも大切です。面接やエントリーシートで、自分の個性や強みを前面に出して、GPAだけではない自分の価値をアピール出来るようにしっかりと準備しましょう。
理系学生は注意!
理系学生の中で研究職志望の人や学校推薦や教授推薦での就職を目指している人も、GPAが重要になる可能性が高いです。
研究職への就職
研究職では専門性が高く評価されるため、GPAがあなたの専門知識や技術の理解度を示す一つの指標になります。
そのため研究職の募集では、GPAに最低ラインが設けられている場合があります。
しかしGPAはあくまで最低ラインを超えているかどうかが判断基準であり、研究成果や論文、参加したプロジェクトなどの専門スキルを示す実績や、面接で伝わる研究への熱意などの方が評価の比重は大きいです。
学校推薦・教授推薦での就職
学校推薦や教授推薦を利用する場合は、学業成績が重要になるためGPAが高い必要があります。
学業成績が良い、つまりGPAが高い学生は当然学内の推薦を勝ち取りやすい傾向にあります。しかし、推薦を受けるためにはGPAだけでなく、教授や他の学生との関係性や、学外での活動も重要になるため、学業成績だけでなく、自分をアピール出来る武器を持っておくことが大切です。
GPAの高さは就活でメリットになる?
学年で一番GPAの高かった人をその年の首席とする大学も少なくありません。その点GPAはその人の学業における優秀さを示す最もわかりやすい指標といえるでしょう。
よってGPAの高さは、「学業に長けている」「真面目に物事に取り組む」などの長所の裏付けとなるため、就活においても間違いなく役立ちます。
特に、成績を重視する情報通信業界や機械器具製造業などの、技術職採用メインの業界では、GPAの高さはアピールに使いやすいでしょう。
しかし企業は、単に成績が良い学生を求めているわけではありません。チームワークを大切にできるか、リーダーシップがあるか、問題解決能力は高いかなど、さまざまなスキルや資質を総合的に評価しています。そのためGPAを武器にしつつも、自分の持っている他のスキルや経験を活かして、アピールすることが重要になります。
就活でGPAより重視される意外な項目3選
就活ではGPA以上に重視されることが多数あります。
特に、
①履修履歴
②課外活動
③アルバイト/インターン があげられます。
履修履歴
近年は、学生がどんな目的意識を持って大学に進学したのか、その目的達成のためにどのような講義を受講していたのかを知るために、履修履歴に注目する企業が増えています。
履修履歴からは、その人の行動基準や学びたい学問、企業に入社後に役に立つ講義を受けているか、専門性は高いかなど様々な情報が読み取れます。
選考時に履修履歴の提出を求められることは多くありませんが、どんな授業を、なぜ受講したのかという質問は意外と面接で聞かれがちですので、しっかりと答えられるように対策しておきましょう。
課外活動
学生が学業以外の面で何に興味があるのか、どんな価値観をもっているのか、何にやりがいを感じるのかなどを知るため、どんな課外活動を行ってきたかが重視される傾向にあります。
ボランティア、学生団体、バックパッカー、学生企業などの珍しい経験だけでなく、どんな趣味に没頭していたのか、何に1番時間を使っていたのかなどの全てが課外活動です。
面接ではガクチカ(学生時代に1番注力したこと)として必ずと言っていいほど聞かれるため、自分の大学生活を振り返って何に1番注力したのかを振り返ってみましょう。
アルバイト/インターン
労働に対する考え方や、学生時代にどれだけ社会に出ることを意識できていたか、どんな仕事が向いているのかなどがわかるため、アルバイトやインターンの経験も重視されます。
普通にアルバイトしてた話では何もアピールができないと考える人が多いですが、自分が当たり前のようにやっていたことが実はチームワークを保つ上で重要だったり、他の人にはできないことだったりします。
面接でもよく聞かれるので、アルバイトやインターンについては簡潔に何をしていたのか説明できるようにしておきましょう。
GPA以外に就活で使える強みを考えよう
今回は就活におけるGPAについて解説しました。
就活を成功させるためには、GPAだけに囚われるのではなく、自分の強みや特技を見つけてアピールすることの方がよっぽど重要です。自分がこれまでに経験したこと、得意とすること、情熱を注いで取り組んできたことを深く掘り下げて、就活でのアピールポイントとして磨き上げましょう。
そして、それらを上手く伝えることができれば、GPA以上に企業に自分をアピールすることができるはずです。