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会社説明会の案内メールに返信すべき?返信が必要なケースと例文を紹介

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就活中、多くの企業から届く「会社説明会のご案内メール」。内容を確認して終わりにしていませんか?特に返信の要・不要が明記されていない場合、「返信した方がいいのかな?」「しなかったら失礼かな?」と迷う方も多いでしょう。

実際、企業によってスタンスはさまざまですが、返信を求めるパターンとそうでないパターンが混在しているため、判断に悩みやすいのも事実です。返信が必要なケースで何も返さないままだと、マナーが悪い印象を与えてしまう可能性もあります。一方で、不必要なメールを送ってしまうと、企業側の対応を煩わせてしまうことも。

この記事では、就活生が混乱しやすい「説明会メールの返信マナー」について、具体的にどんなケースで返信が必要なのか、逆に返信不要なのはどんな場合かを詳しく解説します。さらに、実際に使える返信例文も紹介するので、これを読めば自信を持って対応できるようになります。

それではまず、どんなときに返信が必要なのかを見ていきましょう。

結論:必要なケースと不要なケースがある

会社説明会の案内メールに対して返信が「必要な場合」と「不要な場合」があります。すべてのメールに返信しなければならないわけではありませんが、返信を求められているケースでは、きちんと対応することがマナーとして重要です。

ここでは、具体的に3つのケースに分けて解説していきます。

明確に「返信してください」とある場合

案内メールに「ご参加の可否を◯月◯日までにご返信ください」といった表記がある場合は、必ず返信しましょう。これは企業側が参加人数を把握して会場準備をしたり、説明会の運営に必要な手配を整えるために返信を求めているからです。

このような依頼に返信をしないまま放置してしまうと、参加するつもりでいても「無断欠席」と見なされてしまったり、信頼を損なってしまう可能性があります。特に参加予定の場合は、「参加させていただきます。」と一言だけでもいいので、丁寧に返信することが大切です。

また、返信の締切が設けられていることも多いので、なるべく早めに対応しましょう。

定型文の自動送信メールは返信不要

このメールは自動送信されています」「返信は不要です」と書かれている案内メールについては、基本的に返信する必要はありません。この種のメールは、応募時に自動で送られたり、応募者に一斉に送られたりしている情報共有のためのもので、企業側も返信を想定していません。

むしろ、不要な返信をしてしまうと、企業側の人事部にとっては余計な確認作業が増えてしまうことになり、業務の妨げになることもあります。内容をしっかり読み、返信不要とある場合はそのままで問題ありません。

ただし、内容に不明点があり、どうしても確認したいことがある場合には、メールに返信するのではなく、問い合わせ窓口や別の連絡手段を用いて質問するようにしましょう。

不参加・日程変更時は必ず連絡を

参加の可否について返信が求められていない場合でも、自分が「参加できない」あるいは「日程を変更したい」という状況であれば、必ず連絡するようにしましょう。

参加の申し込みをしている説明会をキャンセルする場合、連絡なしで欠席するのは非常に印象が悪くなります。キャンセルの理由は簡潔で構いませんが、「体調不良のため」や「他社の選考と重なったため」など、誠意ある対応を心がけることが大切です。

また、日程変更を希望する際も、「◯日の説明会への参加が難しくなってしまったのですが、別日程で参加させていただくことは可能でしょうか。」と丁寧に相談しましょう。丁寧に事前連絡すればほとんどの採用担当者から邪険に扱われることはないでしょう。

メール返信の基本マナー

会社説明会の案内メールに返信する際には、内容だけでなく、マナー面も重要です。ビジネスメールは就活における第一印象の一部であり、丁寧な対応ができているかどうかが評価の対象となることもあります。ここでは、メール返信時に押さえておきたい基本的なマナーについて解説します。

件名はそのまま or シンプルに

メールの件名は、基本的に企業から届いた案内メールの件名をそのまま使うか、「Re:」をつけて返信する形が一般的です。

たとえば、企業側の件名が「【株式会社○○】会社説明会のご案内」の場合は、「Re:【株式会社○○】会社説明会のご案内」として返信すれば問題ありません。

件名を自分で変更する必要がある場合でも、「会社説明会参加のご連絡(◯◯大学 氏名)」といったように、用件がひと目で分かるように簡潔に記述しましょう。長すぎる件名や抽象的な表現(例:「よろしくお願いします」など)は避け、読み手に配慮した件名を意識することが大切です。

敬語・言葉遣いに注意

メール本文では、丁寧で正しい言葉遣いを心がけましょう。特に、学生から企業の採用担当者に送るメールでは、敬語の使い方に注意が必要です。

たとえば、「了解しました」という表現は目上の人には適しません。「承知いたしました」や「かしこまりました」が適切な言い回しです。また、「ご苦労さまです」も目上の人に使うのは失礼にあたるため、「お疲れさまです」や「お世話になっております」が無難です。

さらに、「参加させていただきます」など、へりくだった表現も重要です。「行きます」や「出席します」といった表現では、ビジネスシーンでは基本的には使われないため、学生感丸出しになってしまいますので注意しましょう。

就活メールでは、言葉選びひとつが評価に直結することもあるため、丁寧すぎるくらいを意識して書くと安心です。

過剰敬語(丁寧すぎる敬語表現)は、読んだり聞いた際に違和感を感じ、不快にさせる可能性があるため注意!

【過剰敬語の例】
・おっしゃられる
・〜でよろしかったでしょうか?
・伺わせていただきます

就活で役立つ正しい敬語・言葉遣いについては、以下の記事で詳しくまとめています!

就活生なら覚えておきたい正しい敬語・言葉遣い
【敬語一覧付き】就活で正しい敬語・言葉遣いを使いこなそう!ビジネス会話の基本を徹底解説 就活では、正しい敬語や言葉遣いができるかどうかが重要なポイントになります。なぜならどんなに素晴らしい自己PRを用意していても、言葉遣い...

署名の入れ忘れに注意

メールの最後には、必ず署名を入れるようにしましょう。署名には以下のような情報を含めるのが一般的です。

  1. 大学名・学部・学年
  2. 氏名(フルネーム)
  3. メールアドレス
  4. 電話番号(任意)

【例】
—————————-
◯◯大学 ◯◯学部 ◯年  
氏名(ふりがな)  
メール:xxxxx@example.com  
電話:090-xxxx-xxxx  
—————————-

署名がないと、企業側があなたの情報を確認しにくくなり、対応に時間がかかる可能性があります。毎回打ち込むのが大変な場合は、メールソフトの署名機能を活用して毎回のメールに自動で挿入されるように設定すると便利です。

返信メールの文章例

ここからは、実際に会社説明会の案内メールに返信する際に使える文章例を紹介します。参加する場合・不参加の場合・日程調整をお願いしたい場合など、それぞれのシチュエーションに応じた丁寧な返信例を参考にしてください。

説明会に参加する場合の返信例

説明会への参加が決まっている場合は、シンプルかつ丁寧な言い回しで参加の意思を伝えましょう。以下はその一例です。

件名:Re:【株式会社〇〇】会社説明会のご案内

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇(氏名)と申します。

このたびは会社説明会のご案内をいただき、誠にありがとうございます。
ぜひ参加させていただきたく、ご連絡いたしました。

当日はどうぞよろしくお願いいたします。

—————————-
◯◯大学 ◯◯学部 ◯年  
氏名(ふりがな)  
メール:xxxxx@example.com  
電話:090-xxxx-xxxx  
—————————-

このように、まず自己紹介をし、感謝の言葉と参加意思を明確に示す構成が基本です。あまり堅すぎず、しかし丁寧な印象を保ちましょう。

不参加・キャンセルの返信例

やむを得ず参加できない場合は、誠意をもってキャンセルの旨を伝えることが大切です。以下はその一例です。

件名:Re:【株式会社〇〇】会社説明会のご案内

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇と申します。

このたびは会社説明会のご案内をいただき、誠にありがとうございました。
大変恐縮ですが、都合により参加が難しくなってしまいましたため、ご連絡させていただきました。

せっかくご案内いただいたにもかかわらず申し訳ございません。
今後の選考に参加できる機会がございましたら、ぜひ改めてご連絡させていただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

—————————-
◯◯大学 ◯◯学部 ◯年  
氏名(ふりがな)  
メール:xxxxx@example.com  
電話:090-xxxx-xxxx  
—————————-

理由は詳細に説明する必要はありませんが、「都合により」「体調不良のため」など簡潔に伝えることで、誠実な印象を与えることができます。

日程調整をお願いする場合の返信例

指定された日程に参加できないが、参加の意志はある場合には、別日程の有無を丁寧に問い合わせる形でメールを送りましょう。

件名:Re:【株式会社〇〇】会社説明会のご案内(日程についてのご相談)

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇と申します。

このたびは会社説明会のご案内をいただき、誠にありがとうございます。
ぜひ参加させていただきたく存じますが、あいにくご案内いただいた日程(◯月◯日)は別の予定と重なっており、参加が難しい状況でございます。

もし可能であれば、別日程の説明会がございましたらご案内いただけますと幸いです。

お忙しい中恐れ入りますが、ご確認のほど何卒よろしくお願いいたします。

—————————-
◯◯大学 ◯◯学部 ◯年  
氏名(ふりがな)  
メール:xxxxx@example.com  
電話:090-xxxx-xxxx  
—————————-

日程調整のお願いをする際は、「参加の意思」をしっかり伝えたうえで、相手の手間をなるべく増やさないよう丁寧にお願いする姿勢を見せましょう。

まとめ

会社説明会の案内メールに対して返信が必要かどうかは、メールの内容や状況によって異なります。返信が求められている場合や、自分自身の参加可否に変化がある場合は、必ず早めに連絡を入れることが就活マナーの基本です。逆に、明らかに自動送信されたメールや返信不要と明記されている場合には、無理に返信する必要はありません。

また、返信の際には、件名のつけ方や敬語の使い方、署名の有無など、ビジネスマナーを意識することで、相手に好印象を与えることができます。たとえメールひとつでも、その対応から「社会人としての素養」を見られていると考え、丁寧に対応する姿勢が大切です。

説明会の案内メールが届いた際は、今回の記事で学んだポイントを思い出して、的確かつ丁寧に返信しましょう。そうした積み重ねが、あなたの信頼を築く第一歩になります。

ABOUT ME
らくらく就活編集長 TOKU
学生時代にWebマーケティング会社で、ライティングとディレクション業務を経験。 その後個人事業主として他社メディアを複数運営。 大学卒業後はオーダーワークスにて「らくらく就活」の編集長をしております。