就活コラム

会社説明会を忘れて無断欠席してしまったら?正しい対応と謝罪メール例文

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気がついたら、会社説明会の日時が過ぎていた。リマインドメールも見逃していたし、完全に忘れてしまっていた——そんな状況に気づいたとき、就活中の学生であれば誰でも冷や汗をかいてしまうはずです。

「このまま何も連絡しなかったら、選考に進めなくなるのでは?」「評価がガタ落ちして、もう二度とチャンスがもらえないかも」など、不安な気持ちでいっぱいになるかもしれません。

たしかに、会社説明会を無断で欠席することは、企業側にとって決して良い印象を与えるものではありません。しかし、大切なのは無断欠席してしまった後にどう行動するかです。誠意を持って対応すれば、挽回のチャンスはあります。

この記事では、説明会を無断欠席してしまった場合の正しい対応方法や、企業との連絡の仕方、謝罪メールの書き方まで、就活生が知っておくべき基本を丁寧に解説していきます。焦りを落ち着かせ、次のステップに進むための行動を一緒に確認していきましょう。

説明会の無断欠席はどれくらい影響がある?

説明会を忘れてしまった、あるいはうっかり無断で欠席してしまったとき、まず気になるのは「これってどれくらい選考に影響するのか?」という点でしょう。結論からいえば、マイナスにはなるものの、致命的なミスになるかどうかはその後の対応次第です。

企業への印象は確実にマイナス

まず前提として、無断欠席はどんな企業でも印象が良いものではありません。採用担当者が時間を割いて準備した説明会に、事前連絡もなく来なかったら、「約束を守らない」「連絡ができない」「志望度が低い」といったネガティブな評価につながりやすくなります。

とくに他の学生が時間を守って参加している中で、あなただけが姿を見せなかったという状況であれば、担当者の記憶にも残りやすくなるでしょう。選考が進めば進むほど、こうした小さな印象の積み重ねが最終評価に影響を与えることもあります。

説明会欠席が直接不合格になるわけではない

会社説明会への参加は、基本的には任意であり、選考参加の必須条件でないことも多いです。そのため、たとえ無断欠席してしまったとしても、必ずしも即座に選考から外されるというわけではありません。

また、企業側も学生の就活事情をある程度理解しているため、「重なった日程で忘れてしまった」「体調を崩した」「予定を勘違いしていた」など、理由がきちんと伝われば柔軟に対応してくれるケースもあります。

とはいえ、それは「連絡をきちんと入れた場合」に限ります。何の音沙汰もないまま終わってしまうと、そのままフェードアウトした学生として、再チャンスが与えられる可能性は極めて低くなってしまいます。

誠意ある対応で挽回できるケースも

たとえ無断で欠席してしまったとしても、その後すぐに連絡を入れ、誠意をもって謝罪すれば、「うっかりミスだったけれど、きちんと反省している学生」として見てもらえる可能性があります。

特に就活生の多くが初めての社会的なやりとりに戸惑いながら活動していることを企業側も承知しており、誠実さや人柄を重視する企業であれば、きちんと対応した学生に対して柔軟に再機会を与えてくれることも少なくありません。

そのため、欠席した事実そのものよりも、「どう対応するか」の方が大切なのです。次の章では、欠席に気づいたときにまず取るべき行動と、連絡の基本マナーについて解説します。

説明会を無断欠席したらやるべきこと

説明会を無断で欠席してしまったと気づいたとき、まず何より大切なのは「すぐに連絡を入れること」です。時間が経てば経つほど印象は悪化していくため、気づいたタイミングで、可能な限り早くアクションを起こすことが挽回への第一歩となります。

ここでは、連絡のタイミング、方法、そして伝えるべき内容について具体的に解説します。

すぐに企業へ連絡する

欠席に気づいたら、できるだけ早く企業に謝罪の連絡を入れましょう。「1日経ってしまったからもう遅いのでは」と感じるかもしれませんが、何も連絡しないよりは、遅れてでも謝罪する方がはるかに印象はいいです。

早ければ早いほど、気づいてすぐに動いたことが伝わりやすくなり、誠実な姿勢を見せることにもつながります。また、連絡が早ければ、別日での説明会参加や個別対応などを提案してもらえる可能性も広がります。

一方で、数日〜1週間以上何もせずに放置してしまうと、たとえ謝罪をしても再チャンスを与えられる可能性が下がってしまいます。気づいた瞬間のスピード勝負で、あなたの印象を大きく左右することを理解しておきましょう。

電話 or メール、どちらがよい?

企業への連絡手段としては「電話」または「メール」の2通りがあります。基本的に緊急性が高い場合は電話、それほど急を要さない場合や時間外であればメール、という使い分けが一般的です。

ただし、説明会を無断で欠席したという状況においては、まずメールで謝罪と経緯を伝える形で問題ありません。むしろ電話はタイミングを選ぶ必要があり、担当者が席を外していたり、他の業務で忙しかったりすることもあるため、メールでの連絡がスムーズです。

ただし、メールを送っただけで安心せず、返信がない場合は1〜2日後に再度確認の連絡を入れるくらい考えておきましょう。どうしても再参加の希望などがある場合は、メールのあとに少し時間をおいて電話するのもありです。

伝えるべき内容と謝罪の姿勢

謝罪の連絡では、まず欠席してしまったことへの謝罪を最優先に伝えましょう。「忘れていました」とストレートに言うのではなく、「予定を失念してしまい」といった言い回しを用いたほうが丁寧な印象になります。

また、謝罪だけでなく、今後の希望(再参加の可否など)を簡潔に伝えることも重要です。ただし、あくまでお願いベースで伝えることが大切です。「再度ご案内いただけますと幸いです」「可能であれば今後のご案内をいただけないでしょうか」など、へりくだった表現を使いましょう。

このとき、言い訳を長々と書くのは避けましょう。理由は一言添える程度で十分であり、大切なのは反省の気持ちと誠意を込めた態度です。たとえシンプルな文面でも、そこに誠実さが感じられれば、マイナスの印象は大きく緩和されるはずです。

謝罪メールの書き方と例文

無断で説明会を欠席してしまった場合のメールは、相手の立場を尊重しつつ、自分の反省の気持ちを丁寧に伝えることが何より大切です。文面は形式ばりすぎず、かといってくだけすぎないよう、ビジネスマナーを守りながらシンプルで誠実な内容を心がけましょう。

ここでは、基本的な構成とポイント、そして実際に使える例文をご紹介します。

シンプルで誠実な文面が基本

謝罪メールの構成は、以下のようにまとめると読みやすく、気持ちも伝わりやすくなります。

  1. 件名(何についてのメールか)
  2. 宛名(担当者がわかる場合は個人名を明記)
  3. 本文の冒頭:自己紹介と謝罪の要旨
  4. 欠席した理由とそのお詫び
  5. 今後の希望(ある場合)
  6. 結びの言葉

このときのポイントは、長々と説明をせずに反省と誠意を伝えることです。あまり細かく言い訳を重ねると、かえって印象が悪くなります。感情表現よりも、淡々と「責任を感じており、今後に活かしたい」と伝えることが好印象につながります。

【例文:基本的な謝罪メール】

件名:○月○日会社説明会の欠席について(○○大学 氏名)

○○株式会社
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。
本日予定されておりました会社説明会に、無断で欠席してしまい、誠に申し訳ございません。

スケジュールを誤って認識しており、当日になってしまってから参加が叶わないことに気付きました。事前に連絡を差し上げるべきところ、対応が遅れてしまったことを深く反省しております。

このたびの不手際により、ご迷惑とご不快な思いをおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

今後は同様のことがないよう、スケジュール管理を徹底し、社会人としての自覚を持って行動してまいります。

お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

――
○○大学 ○○学部○年
氏名:○○ ○○
電話番号:090-xxxx-xxxx
メールアドレス:xxxx@example.com

再参加の希望がある場合の書き方

もし可能であれば、別の日程で説明会に参加したい、または資料だけでも拝見したいと考えている場合には、その旨を丁寧に伝えましょう。強くお願いするのではなく、あくまで「もし可能であれば」というニュアンスを伝えることが重要です。

【例文:再参加希望を含めた謝罪メール】

件名:会社説明会欠席のご連絡と再参加のお願い(○○大学 氏名)

○○株式会社
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。
このたびは、○月○日に予定されておりました会社説明会を無断で欠席してしまい、大変申し訳ございません。

当日はスケジュールを誤って認識しており、事前にご連絡を差し上げることもできず、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

本来であれば、貴社の事業や社風について直接お話を伺える貴重な機会でしたが、このような形で失念してしまったことを深く反省しております。

もし今後、説明会や個別のご案内の機会がございましたら、ぜひ改めて参加させていただけますと幸いです。

ご多忙のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

――
○○大学 ○○学部○年
氏名:○○ ○○
電話番号:090-xxxx-xxxx
メールアドレス:xxxx@example.com

日程の再調整は相手の都合を優先

再度の参加希望を伝える際には、「いつがご都合よろしいでしょうか」と尋ねるよりも、「ご都合のよい機会がございましたらお知らせいただけますと幸いです」といった、相手の負担を減らす書き方が望まれます。

また、返信が来た場合はすぐにお礼の連絡を返すことも重要です。丁寧かつ早い誠意ある対応を最後まで徹底することが、信頼回復の第一歩です。

まとめ

会社説明会を無断で欠席してしまったとき、最初に感じるのは「やってしまった」という焦りや不安かもしれません。ですが、その後の対応次第で、印象を大きく挽回できる可能性は十分にあります。大切なのは、事実を真摯に受け止め、誠実な姿勢で謝罪と今後の希望を伝えることです。

無断欠席に気づいたら、できるだけ早く、簡潔かつ誠実なメールを送りましょう。言い訳は最小限に留め、「ご迷惑をおかけしたことへの謝罪」と「今後の行動への反省・改善意識」を軸に伝えることが重要です。

就活では、すべてを完璧にこなすのは難しいものです。今回のようなミスをしてしまうこともあるかもしれませんが、その経験を通して、社会人としての礼儀や対応力を身につけていくことが大切です。

ABOUT ME
らくらく就活編集長 TOKU
学生時代にWebマーケティング会社で、ライティングとディレクション業務を経験。 その後個人事業主として他社メディアを複数運営。 大学卒業後はオーダーワークスにて「らくらく就活」の編集長をしております。