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就活は情報戦。この言葉を聞くと、友人があまりいない人、ぼっちで就活を進める予定の人はドキっとするかもしれません。でも大丈夫です。ぼっち就活が難しいと言われていたのはひと昔前の話ですし、今ではネットやSNSという最強の味方がいます。
確かにぼっち就活には、さまざまなデメリットも存在しますが、注意点に気をつければ、他の就活生とそれほど変わらない環境のなかで就活を進められるはずです。
今回の記事では、ぼっち就活をして本当に詰んでしまわないように、ぼっち就活生のサバイバルメソッドを解説していきます。
目次
ぼっちは就活で詰む?
ぼっち就活をするとなかなか内定できなくて詰むとの噂もありますが、これは本当なのでしょうか。
結論から言うと、今ではネット上に就活の情報が多数出回っている上、就活支援のサービスが豊富なため、ほとんどぼっちであることを心配する必要はありません。
ただし、いくつか注意すべき点はあります。ここからは、ぼっち就活が詰むと言われている理由を考えながら、ぼっちで就活を乗り切るためのコツを解説していきます。
ぼっちが就活で詰むと言われる理由
ここからは一緒に就活をする人がいないと、どのような場面でデメリットを感じるのかを解説していきます。
具体的に困る点を把握して、それを乗り越えるために適切な準備をしていきましょう。
①情報収集が難しい
ぼっち就活の最大のデメリットは、情報収集が難しいという点です。実際に就活は情報戦ですし、友人との会話を通して就活情報を手に入れられないのは、痛手であることに間違いありません。
ただ、現代ではネット上などでたくさんの就活情報を手に入れられますから、たとえぼっちであっても十分に情報は集められます。しかし、たった1人で多くの情報から取捨選択して有益で信頼できる情報を集め切るのは、なかなか骨の折れる作業です。そのため全てを1人でやり抜くのには相当な覚悟が必要でしょう。
そこで、ぼっちで就活をする人は、ある程度の情報は自力で収集しながらも、キャリアセンターや就活エージェント、逆求人サイトなどの就活支援サービスを活用するのも一つの手です。
②1人で悩みがち
また1人で就活をやっているとモチベーション管理がかなり難しいです。塾に行かずに1人で受験勉強していると、成績が伸び悩んだ時にモチベーションが保てないのと同様の状況です。就活では、悩んで行動を止めてしまうと内定ゼロで終わってしまう危険もあるため注意しましょう。
解決策
- とにかく行動して早期内定を目指す
- 相談相手を作る→家族、キャリアセンター、就活エージェントなど
就活における悩みというのは基本的に内定が取れないことが原因の場合が多いため、就活を長引かせないためにも短期決戦のつもりで臨みましょう。
また、就活に関しては友人よりも頼りになる大人がいます。周囲の協力してくれそうな大人に頼ったり、就活支援のサービスを利用してみることもおすすめです。
人に話を聞いてもらうだけでもストレスの発散になりますし、自分では見えていなかった部分の視野が広がるかもしれません。
③自己分析が難しい
ぼっちで就活していると、自己分析が難しいです。というのも、ぼっちだと自己分析に必要な客観的な目線を持つことや、他者と比較することが難しいからです。
ぼっちが1人で自己分析すると、先入観もある上自分に都合のいい解釈をしてしまい、誤った自己認識をしてしまう可能性があります。この誤った自己認識のまま、志望業界や職種を決めたり、自己PRを書いたりすると的外れな結果になることは明らかです。
自己分析する際は、できるだけ自分の事を客観的にフラットな目線で見てくれる人に協力してもらうことをおすすめ
します。もし1人で行う場合は、とにかく自分を客観視することを意識しましょう。
④フィードバックをもらいにくい
ぼっちだと、模擬面接や面接対策をしてくれる相手がいないため、フィードバックがもらいにくいです。自分1人でも練習はできますが、改善点に気付きにくく効率が悪いためあまりおすすめできません。
解決策
- 志望企業以外も受けて面接官からフィードバックをもらう
- 就活エージェントを利用して面接対策する
就活エージェントを利用すれば模擬面接や面接対策をしつつプロが客観的な目線でフィードバックをしてくれます。受験している企業からはなかなか指摘してもらえない部分まで、エージェントであれば見てくれる可能性がありますから、おすすめです。
⑤就活に乗り遅れやすい
就活を始めるタイミングは人によりますが、周りの友人が始めた時や前年に先輩が始めていた時など、人が就活を始めたタイミングで始める人が多いです。
その点ぼっちだと、自分から就活を始めなければいつまでも始められません。さらに周りの人の就活の進捗を知らないと、自分の進捗が遅れていたとしてもその事実に気付きにくいです。
解決柵
- とにかく早めに就活を始める
- 同学年の人の行動を確認しておく
ポイント
授業にスーツで来る人の人数に注目!
大学3年生でこの記事を読んでいる人は、同学年の人の同行を確認してみましょう。早い人であれば、大学3年生の4〜5月にはサマーインターンの準備など、就活を始めているはずです。
授業にスーツを着てくる人が増えたら就活が本格化している可能性があります。
1人で就活を進めると、情報収集など何かと時間がかかるため、後々焦らないためにも就活は早めに始めましょう。
ぼっちの就活のメリット
次に、ぼっちだからこそ得られる就活でのメリットを紹介します。
周りと比較しないで済む
同時期に就活をする友人や知り合いがいたら、就活の状況や内定先が気になるものです。
自分が落ちた企業や、有名企業から内定をもらっている友人がいたら羨ましく思ったり、恥ずかしいと感じてしまうかもしれません。
特に就活あるあるで、「〇〇で内定もらった」「もう就活終わった」など、内定マウントや就活終わったマウントをとる人がいることがあります。こんな人がいたら気にしたくなくても気になってしまいますよね。
その点ぼっちなら、良い意味で情報が入ってきません。就活状況が気になる相手も、マウントを取りにくる面倒な知り合いもいないからです。
ぼっちなら周りと比較しないで自分の就活に集中することができます!
就活の軸がブレにくい
就活で自分の選択に自信を持ち、後悔をなくすためには、就活の軸を決めて一貫性を持って進めることが非常に重要です。もちろん就活の方針が変わった時には自発的に就活の軸を見直すことも重要にあんります。
しかし他の人と一緒に就活をしていると、就活の軸がブレてしまう可能性があります。
周りの人が受けている業界や職種が気になる、様々な意見を取り入れすぎるなど外的な要因で軸がブレることがあります。
しかし、ぼっちなら就活の軸がブレにくく、自分の選択に自信を持つことができます。
就活を進めていく中で自分の考えが変わったり、就活の軸がその時の自分に合っていないと感じた際は自発的に軸を再設定し直してみましょう。
ぼっちの就活で詰まないための注意点
ここからは上述のぼっち就活のメリット・デメリットを踏まえて、ぼっち就活で失敗しないための具体的な対策を解説していきます。
自己分析と面接対策は1人でやらない
ぼっちだとしても、自己分析と面接対策は1人でやらないようにしましょう。
自己分析の精度を高めるには他者との比較が必要で、実践的な面接対策をするためにも面接官役の相手が必要になります。
効率的かつ効果的に就活を進めるためにも、なんでも1人でやることに固執せずに人の手を借りましょう。
必ずしも同年代の相手である必要はないため、親や親戚、キャリアセンターの職員さんや就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみてください。
情報収集を徹底する
ぼっちでの就活では、同年代の就活生との情報共有がない分、自分で情報を網羅的に収集しましょう。
通学の時間や授業の合間など、スキマ時間を有効活用してください。
情報収集で意識すべきポイントは、「広く情報を集めてから取捨選択すること」です。
志望企業のことばかり調べていると、他社の選考情報や就活イベントの情報を取りこぼしてしまう可能性があります。特に志望業界の情報は満遍なく集め、企業選びをしてから企業研究することを意識しましょう。
ぼっちの人におすすめの効率的な情報収集方法
今の就活ではネットでも十分情報収集できますが、ネットの問題点は情報量が逆に多すぎることです。
中には信憑性のない情報や、誤情報が混じっている可能性もあります。
全ての情報をネットで集めようとすると効率も悪いですし、誤情報を掴んで誤った選択をしてしまう可能性も否定できません。そこで3つのおすすめの情報収集の方法を紹介します!
ゼミの先輩に聞く
既に内定を獲得している4年生の先輩、またはすでに社会人の先輩に話を聞くことで、就活の効率的な進め方や志望業界の選考の対策方法を知ることができます。
志望業界以外の先輩の話であっても就活全般の対策方法を学ぶ上では非常に有益です。特に後輩から頼られるのは、先輩も嬉しい気持ちになりますから、遠慮せずに質問にいきましょう。
キャリアセンターを使う
大学のキャリアセンターには、過去の卒業生たちの就職先や就活のデータが大量にあります。
データを見ればどんな業界・職種、どんな規模の企業に進んでいる人が多いのかなどもわかるため、自分の志望企業の目安を知ることができます。
場合によってはOB訪問に繋げてもらい、よりリアルな情報を得られるかもしれません。
大学に直接求人がきている場合もありますので、常にアンテナを張っておくと良いでしょう。
就活エージェントを使う
就活エージェントを活用することで、自分の就活の軸や将来像にマッチした業界や企業を紹介してもらえますし、1人では解決できなかったことにも親身に相談に乗ってもらえます。
情報収集から面接対策まで1人でできない部分はエージェントに相談すれば解決できますので、困った時は活用をすることも検討してみるのはどうでしょうか。
らくらく就活では、就活生1人1人との面談を通して、その人にぴったりの企業を紹介しています。多業界・多業種の企業情報を扱っているため、あなたにぴったりの企業も見つかるはずです。
就活のことならなんでも相談可能なので、ぜひご活用ください!
ぼっちで就活を成功させよう!
今回は、ぼっちでの就活が詰むかどうかについて解説をしてきました。
就活の情報収集では友人がいると強いとはお話しましたが、最終的には個人戦です。
ネットを駆使しつつ、人に頼るところは頼るというイメージでバランスよく就活を進めてください。自分なりのペースでぼっちでも就活を成功させましょう。