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就活が始まると、「資格を取ったほうがいいのか?」と考える人は多いでしょう。実際、資格があると選考で有利になりそうなイメージがあります。しかし、資格がなくても就職できるのが一般的ですし、企業側が資格の有無だけで採用を決めることはありません。むしろ、資格の取得を目的化してしまい、学業やインターン、アルバイトなどの経験が疎かになってしまうと、本末転倒です。
では、資格は本当に就活で役立つのでしょうか? もし取るなら、どんな資格を選べばいいのでしょうか? 本記事では、資格が就活でどう評価されるのかを解説し、業界ごとに有利な資格や、効果的なアピール方法について紹介します。
就活に必須の資格はない
まず大前提として、一般的な就活において「必須の資格」はありません。多くの企業が、新卒採用では資格よりもポテンシャルや人柄、これまでの経験を重視するためです。資格を持っていることで評価が上がるケースもありますが、それが決定的な要因になることは少なく、あくまで加点要素と考えるのが適切でしょう。
就きたい業種・職種によって資格が有利に働くケースがある
職種によっては、特定の資格があると評価が高くなることがあります。例えば、金融業界では簿記やファイナンシャル・プランナー(FP)が、IT業界ではITパスポートや基本情報技術者試験などの有資格者が歓迎される傾向にあります。また、英語力を求める企業ではTOEICなどのスコアが評価されることが多いです。
ただし、こうした資格が「必須」というわけではなく、あくまで知識の証明や努力の成果として評価されるという点を押さえておきましょう。資格を持っていなくても、大学での学びや実務経験で補えることがあります。
職種により必須の資格がある場合もある
一方で、特定の職業においては資格がなければ業務ができない場合があります。
入社前に必須か、入社後に取得が必須かは企業次第
一部の企業では、入社時点で特定の資格を持っていることを条件としている場合があります。例えば、運送業や営業職で運転が必要な場合は入社前に「普通自動車第一種運転免許」の取得を求められることが一般的です。また、金融系企業や士業事務所などでは、専門資格を持っていることが必須となるケースもあります。
一方で、資格が必要な職種でも、入社後に取得を求められる場合もあります。例えば、宅地建物取引士(宅建)は不動産業界で重宝されますが、多くの企業では入社後の取得を推奨しています。
業務独占資格と呼ばれる類のもの
業務独占資格を持っていなければ、法律上その業務を行えない職種もあります。代表的なものとして、以下の資格が挙げられます。
- 弁護士
- 公認会計士
- 医師・歯科医師
- 税理士
- 行政書士
- 司法書士
- 気象予報士
- 社会保険労務士
これらの資格は、取得に長い時間と専門知識が求められるため、一般的な新卒採用とは異なるルートでの就活が必要になることが多いです。
【おすすめ順】就活で有利な資格10選!

資格を持っていることで評価される場合があるなら、どんな資格が評価されやすいのか気になるのではないでしょうか。これから紹介する10の資格は、幅広い業界で役立ちやすく、就活で特にアピール材料にしやすいものです。それぞれの資格について、どんな資格なのか、なぜ就活に有利なのかを解説し、合格率や学習時間の目安まで紹介します。
①TOEIC(800点以上)
TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語のリスニング・リーディング能力を測る試験で、特にビジネス英語のスキルを問われます。日本国内の企業では、TOEICスコアを基準に英語力を評価するケースが多く、外資系企業や海外展開している企業では特に重要視されます。
なぜ就活に有利なのか
- 英語力を客観的に証明できる
- グローバル企業や商社、メーカー、IT業界などで評価される
- 800点以上あれば、英語が得意な人材として認識される
合格点
800点以上で高評価
学習時間の目安
600点 → 800点:300〜400時間
初心者(300点)→ 800点:600〜800時間
②簿記(3級以上)
簿記は、企業の会計・経理に関する知識を学ぶ資格で、日商簿記、全商簿記、全経簿記の3種類があります。一般的に企業が評価するのは「日商簿記」です。
なぜ就活に有利なのか
- 経理・財務だけでなく、営業や管理職でも役立つ
- 数字に強いことをアピールできる
- 3級でも会計の基礎知識が身につく
合格率
- 3級:約40〜50%
- 2級:約20〜30%
学習時間の目安
- 3級:50〜100時間
- 2級:200〜300時間
③FP(ファイナンシャル・プランナー)
FP(ファイナンシャル・プランナー)は、お金に関する総合的な知識を問う資格です。税金、保険、投資、不動産、年金など、幅広い分野を学べます。金融業界や不動産業界などローンなどを扱う場で重宝される資格です。
なぜ就活に有利なのか
- 金融業界、不動産業界で評価されやすい
- お金に関する知識があり、自己管理能力が高いことを示せる
- 日常生活にも役立つ
合格率
- 3級:約50〜60%
- 2級:約30〜40%
学習時間の目安
- 3級:50〜100時間
- 2級:150〜300時間
④宅地建物取引士
不動産取引に関する国家資格で、不動産業界では特に重視され、入社後の取得を必須にしている企業もあるほどです。不動産売買・賃貸契約の重要事項説明ができるため、営業職でも有利になります。
なぜ就活に有利なのか
- 不動産業界での評価が高い
- 営業職としての知識を証明できる
- 法律知識が身につく
合格率
約15〜17%
学習時間の目安
300〜500時間
⑤ITパスポート
ITに関する基礎的な知識を問う国家試験で、情報処理技術者試験の入門編と位置付けられています。
なぜ就活に有利なのか
- ITの基本知識があることを証明できる
- 文系学生でもITリテラシーがあると評価されやすい
- IT業界以外の職種でも役立つ
合格率
約50%
学習時間の目安
50〜100時間
⑥MOS(Microsoft Office Specialist)
Microsoft Office(Word、Excel、PowerPointなど)の操作スキルを証明する資格です。
なぜ就活に有利なのか
- 事務職や総務職で役立つ
- PCスキルがあることを客観的に証明できる
- 仕事の生産性向上につながる
合格率
約70〜80%
学習時間の目安
20〜50時間
⑦秘書検定(準1級以上)
ビジネスマナーやコミュニケーション能力を問う資格で、社会人としての基礎力を評価する試験です。
なぜ就活に有利なのか
- 接客・事務・管理職など幅広い業界で役立つ
- 面接対策にもなる(敬語やマナーを学べる)
- 企業の事務職志望者に特におすすめ
合格率
- 2級:約50%
- 準1級:約30%
学習時間の目安
- 2級:50時間
- 準1級:100〜150時間
⑧日経テスト
どんな資格か
日本経済新聞社が主催するビジネス知識を測るテストで、経済・金融の基礎知識が問われます。
なぜ就活に有利なのか
- 経済・ビジネスに関心があることを示せる
- 商社や金融業界などで評価されやすい
- 面接時の話題作りにもなる
合格点
900点以上で高評価
学習時間の目安
50〜100時間
⑨ビジネス法務検定
企業法務の基礎知識を問う試験で、コンプライアンスや契約書の基礎が学べます。
なぜ就活に有利なのか
- 法務・総務系の職種で役立つ
- 企業のコンプライアンス意識が高まる中、評価されやすい
- 商社やメーカーの管理職志望者におすすめ
合格率
- 3級:約60%
- 2級:約40%
学習時間の目安
- 3級:50〜80時間
- 2級:100〜150時間
⑩普通自動車第一種運転免許
最も一般的な運転免許で、多くの企業で必要とされる資格です。
なぜ就活に有利なのか
- 営業職やメーカー勤務では必須の場合がある
- 取得しておくことで選考の幅が広がる
学習時間の目安
- 自動車学校:1〜3ヶ月(約50時間の教習)
【業界・業種別】就活で有利な資格
ここからは、業界・業種ごとに就活で有利になる資格を紹介します。各業界でどのような点で有利になるのか、合格率や学習時間の目安も含めて解説します。
メーカー
メーカー(製造業)は、製品の企画・開発・生産・販売を行う業界です。そのため職種が技術系職種と営業・事務系職種に分かれ、それぞれ求められるスキルが異なります。
おすすめ資格
- TOEIC(800点以上)
- グローバル展開するメーカーでは英語力が評価される
- 海外出張・取引のある職種では特に有利
- 【学習時間】600点 → 800点:300〜400時間
- 基本情報技術者試験
- ITを活用するメーカーが増えており、技術職・事務職問わず評価される
- AIやIoTを活用する業務で役立つ
- 【合格率】約25%
- 【学習時間】200〜300時間
商社
商社は、国内外の取引を仲介し、商品や資源の流通を支える業界です。グローバルビジネスが中心となるため、語学力や経済・金融の知識が求められます。
おすすめ資格
- TOEIC(900点以上)
- 商社の業務では高い英語力が必須
- ハイレベルな英語力を証明できると評価が上がる
- 【学習時間】800点 → 900点:200時間
- 日経テスト
- 経済・貿易・金融の知識が問われるため、商社志望者には有利
- 業界研究や面接対策にも役立つ
- 【学習時間】50〜100時間
小売
小売業は、商品を消費者に直接販売する業界で、経営・マーケティング・接客のスキルが求められます。
おすすめ資格
- 販売士(リテールマーケティング検定)
- 小売業の基礎知識を学べる資格
- マーケティングや店舗経営に関心があることをアピールできる
- 【合格率】3級:約60% / 2級:約40%
- 【学習時間】3級:50時間 / 2級:100時間
- 秘書検定(準1級以上)
- 接客マナー・ビジネスマナーが評価される
- お客様対応のスキルをアピールできる
- 【合格率】準1級:約30%
- 【学習時間】100〜150時間
金融
銀行・証券・保険・クレジットカード会社などの金融業界では、数字に強いことや経済の知識が求められます。
おすすめ資格
- 簿記(2級以上)
- 会計の知識が求められるため、特に評価される
- 財務・経理職志望者には必須級
- 【合格率】2級:約20〜30%
- 【学習時間】200〜300時間
- FP(ファイナンシャル・プランナー)
- 金融商品の知識が身につく
- 保険会社や証券会社で特に評価される
- 【合格率】2級:約30〜40%
- 【学習時間】150〜300時間
サービス・インフラ
ホテル・航空・鉄道・通信・電力・ガスなどのインフラ業界では、接客スキルや専門知識が求められます。
おすすめ資格
- 普通自動車第一種運転免許
- 現場業務や営業職で必須となる場合がある
- 【学習時間】50時間の教習
- 秘書検定(準1級以上)
- 接客マナーや社内対応スキルが評価される
- 【合格率】準1級:約30%
- 【学習時間】100〜150時間
- TOEIC(800点以上)
- 外国人への接客機会が多く英語力は評価される
- 【学習時間】600点 → 800点:300〜400時間 初心者(300点)→ 800点:600〜800時間
広告・出版・マスコミ
クリエイティブな職種が多く、企画力・文章力・マーケティングの知識が求められます。
おすすめ資格
- MOS(Microsoft Office Specialist)
- プレゼン資料作成やデータ分析のスキルを証明できる
- 【合格率】約70〜80%
- 【学習時間】20〜50時間
- 日経テスト
- 経済・マーケティングの基礎知識が求められる職種で有利
- 【学習時間】50〜100時間
ソフトウェア・通信
IT業界では、プログラミングやネットワークに関する知識が求められます。
おすすめ資格
- ITパスポート
- ITリテラシーの証明として有効
- 文系でもITに関する知識があることをアピールできる
- 【合格率】約50%
- 【学習時間】50〜100時間
- 基本情報技術者試験
- SE・プログラマー志望者に必須級
- 【合格率】約25%
- 【学習時間】200〜300時間
官公庁・公社
公務員試験を受ける場合、法務・経済・行政に関する知識が必要になります。
おすすめ資格
- 行政書士
- 法務系の公務員志望者に有利
- 【合格率】約10〜15%
- 【学習時間】500〜1000時間
- 簿記(3級以上)
- 財政・経理部門の公務員志望者におすすめ
- 【合格率】3級:約40〜50%
- 【学習時間】50〜100時間
就活で資格をアピールする際の3つのポイント

紹介したような資格を実際に取得したとしても、資格を持っているだけでは、就活で必ずしも評価されるとは限りません。大切なのは、どのように資格を活かせるのかを伝えることです。これから面接やエントリーシート(ES)で資格をアピールする際のポイントを3つ紹介しますので、就活で資格をアピールしたい人はぜひ参考にしてみてください。
①資格取得の目的を明確にする
資格を持っていることを伝えるだけでは、企業に響くアピールにはなりません。資格を取った理由や、なぜその資格が役立つと考えたのかを明確にすることが大切です。
例文
「金融業界に興味があり、財務の基礎知識を身につけるために簿記2級を取得しました。試験勉強を通じて、財務諸表の読み方や資金管理の重要性を理解し、インターンシップでも活かすことができました。」
このように、「業界・職種との関連性」や「学びの活用経験」をセットで話すと、評価されやすくなります。
②資格取得の過程を重点的にアピール
資格を取るまでの努力や工夫を伝えることも有効です。特に、短期間で合格した場合や、仕事・学業と両立して取得した場合は、計画性や努力をアピールできます。
例文
「大学の授業と並行して1日2時間の勉強時間を確保し、3カ月でTOEIC800点を達成しました。時間管理の工夫として、リスニング力を強化するために移動時間に英語音声を聞く習慣をつけました。」
このように、努力のプロセスを具体的に話すことで、計画力や継続力をアピールできます。
③資格をどのように生かすのか、企業の求める人物像を意識して伝える
企業が求めるスキルや人物像とをもとに資格をどう活かすのかを意識して伝えることが重要です。ただ「資格を持っています」ではなく、「貴社でどのように役立てられるのか」を説明できると、説得力が増します。
例文(メーカー志望・TOEIC800点)
「貴社は海外展開を積極的に進めており、英語を活用する機会が多いと伺いました。その点私はTOEIC800点を取得しており、インターンでは実際に英語でビジネスメールをやり取りしたり、資料作成した経験があります。そのため将来的には海外営業の分野でも活躍できるよう、さらに英語力を高めたいと考えています。」
このように、企業の事業内容や求めるスキルと資格を結びつけて話すと、評価されやすくなります。
まとめ
今回は就活で有利な資格を紹介するとともに、就活で資格がどのように評価されるかを解説しました。
就活において資格は「必須」ではありませんが、持っていて損することはありません。特に業界や職種ごとに求められるスキルを意識しながら資格を取得すると、他の応募者との差別化できて新卒としてのポテンシャルだけではないアピールポイントを作ることができます。
そして資格をアピールする際は、資格を取ったことではなく取るまでの過程や今後どのように活かすのかを企業求める人物像を意識してアピールしましょう。
