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就職活動を進めるうえで、避けて通れないのが「SPI(Synthetic Personality Inventory)」です。リクルート社が提供する適性検査で、多くの企業が筆記選考の一環として導入しています。しかし、SPIがどんなものなのかを正しく理解している就活生は意外と少ないのが実情です。
SPIは、「能力検査」と「性格検査」の2つで構成されており、単なる学力テストではなく、人物評価や職務適性までチェックする総合的なテストです。企業はこのSPIを通じて、「仕事に必要な基礎能力を持っているか」「組織に適応できそうか」といった観点から候補者を判断しています。
目次
SPIの基本構成(能力検査と性格検査)
SPIは、大きく分けて「能力検査」と「性格検査」の2つのパートから成り立っています。能力検査は、いわゆる筆記試験に近いもので、主に計算力・論理的思考力・語彙力などが問われます。一方、性格検査は、自己分析に近い形で価値観や考え方を問う設問に答える形式です。
能力検査の特徴
能力検査はさらに「言語分野」と「非言語分野」に分かれます。
- 言語分野:語彙力や文法、読解力など、主に国語の力を問う内容
- 非言語分野:割合、速さ、集合、推論、図表の読み取りなど、数学的な思考力が問われる
いずれも中学〜高校の基礎範囲が中心であり、学習経験があれば解ける問題が多いですが、制限時間が短く、素早く正確に解く力が求められます。
性格検査の特徴
性格検査では、価値観や行動傾向、思考のクセをチェックされます。「自分は周囲と協調するタイプか?」「ストレスに強いか?」などを測定するもので、選考に大きく影響を与える企業も存在します。
答えに一貫性がないと「信頼性が低い」と判断されてしまうため、正直に、自分らしく答えることが大切です。
SPIが使われる場面と受検方式
SPIは、多くの企業が新卒採用や中途採用の初期選考に導入している適性検査です。特に応募者の多い大手企業や人気業界では、限られた面接枠に進む人材を効率よく見極めるため、SPIのスコアをもとに「足切り」を行うケースが一般的です。つまりSPIの結果次第で、面接に進めるかどうかが左右される重要な関門となっています。
また、SPIは単に筆記試験としての役割だけでなく、「応募者の人物像を測るツール」としても使われます。性格検査を通じて「社風との相性」や「協調性」「安定性」などを判断する企業も多く、SPIは選考の中で能力面・人間性の両方をチェックされる試験だといえるでしょう。
SPIが使われるタイミング
SPIが課されるタイミングとしては、エントリーシート提出後〜一次面接前がもっとも一般的です。多くの企業では、エントリーシートを提出した後に「SPI受検の案内」が届き、指定された方式・日程で受検します。
また、企業によっては「エントリー時点で一律受検が必須」としている場合や、「インターン選考」「総合職・技術職で別々の難易度設定」など、使用される場面にバリエーションがあります。とくに選考スケジュールがタイトな企業では、SPIの結果で一気に合否が決まるケースもあるため、準備を怠らないよう注意が必要です。
主な受検方式とその特徴
SPIは、以下の4つの方式で実施されることが多いです。
- テストセンター方式
リクルートが運営する会場(テストセンター)で受検します。PCが用意され、受検者は予約した日時に会場へ出向きます。厳格な環境での受検となるため緊張感がありますが、通信トラブルなどの心配が少なく、設備面は整っています。 - Webテスティング方式
自宅のPCからオンラインで受検する形式です。好きな時間に受けられる自由度の高さがメリットですが、その反面、自宅の環境やネット接続、時間管理などはすべて自己責任となるため、注意が必要です。 - インハウスCBT方式
企業が自社の会場や説明会の場でPCを使って実施する形式です。中堅企業やIT系企業などで多く採用されており、企業独自の設定で行われることもあります。 - ペーパーテスト方式
紙に手書きで解答する形式です。中小企業や地方企業、または事務処理能力を重視する職種で採用される傾向があります。計算過程や丁寧さも見られるため、PC操作が苦手な人には向いているともいえます。
受検方式によって、問題の傾向や時間設定、制限事項が変わることもあるため、事前に企業からの案内をしっかり確認し、自分の受ける形式に合わせた準備が欠かせません。
SPIの難易度はどれくらい?基準と目安
SPIは「学力テスト」や「IQテスト」のようなイメージを持たれがちですが、実際にはどういった難易度なのでしょうか?ここでは出題レベルの目安や、就活生が難しいと感じる理由を、客観的な視点から解説していきます。
中学〜高校基礎レベルの出題内容
SPIは、一般的に「中学〜高校の基礎学力があれば解ける」と言われています。特別な専門知識や大学レベルの高度な内容は出題されないため、決して“難問奇問”が並ぶ試験ではありません。
たとえば、非言語分野で出題されるのは以下のような内容です。
- 割合や比、速さ、時間、料金計算など、日常的な算数の応用
- ベン図や条件整理、図表を使った推論問題
- 表の読み取りや資料解釈の問題
一方、言語分野では、
- 空欄補充や文の並び替え
- 熟語の意味や使い方
- 長文読解や要旨把握
といった、国語の基礎的な読解力を問う問題が中心となります。
つまり「難しい知識が必要」というよりも、「基本的な学力+処理スピード」が問われるテストといえるでしょう。
難しく感じる理由
では、なぜそのような基礎レベルの問題でも「難しい」と感じてしまうのでしょうか?その理由は、大きく以下の3点にあります。
① 時間制限が厳しい
SPI最大の難関ともいえるのが「時間のなさ」です。1問にかけられる時間は平均して30秒〜1分程度と非常に短く、計算を丁寧にしているとすぐにタイムアップしてしまいます。「わかるのに解ききれなかった」というケースが多発するのはこのためです。
特に非言語分野では、前提を読み解くまでに時間がかかる問題が多く、読み取って整理して計算する、という一連の思考を短時間で完了させる必要があります。
② 問題形式に慣れていない
SPI特有の出題形式にも注意が必要です。たとえば「表の読み取り問題」では、表に記載された数字や条件を正しく読み取らないと、正解にたどり着けません。また、条件整理や順序関係など、論理的な処理が求められる問題も多く、「見慣れない形式の問題に戸惑った」という声も多く聞かれます。
このような問題は、一度コツを掴んでパターンに慣れれば対応しやすくなるため、最初の壁をどう乗り越えるかが重要になります。
③ 問題文が長く、読解に時間を取られる
特に言語分野や推論問題では、設問や選択肢の文章量が多く、読み慣れていないと理解に時間がかかってしまいます。「どこがポイントなのか」がつかめず、選択肢を何度も読み直すうちに時間だけが過ぎてしまうというケースも珍しくありません。
また、「文の並び替え」や「空欄補充」といった問題では、選択肢の文同士のつながりを論理的に考えなければならず、単なる知識問題ではないという点も難易度を上げている要因です。
このように、SPIは学力面でのハードルはそれほど高くない一方で、「時間のプレッシャー」「形式への不慣れ」「処理スピード」が大きな壁となります。裏を返せば、「慣れ」と「訓練」で着実に克服できる試験ともいえます。
次のセクションでは、実際にSPIを受けた就活生100人の声から、どの分野に苦手意識を持つ人が多いのかを見ていきましょう。

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SPIを受けた就活生100人に聞いたリアルな声
実際にSPIを受検した就活生たちは、どのようなポイントで難しさを感じ、どのような工夫で乗り越えてきたのでしょうか?ここでは、2025卒のらくらく就活利用者のSPI経験者100人へのアンケート調査をもとに、リアルな声とその傾向をご紹介します。自身の苦手分野や対策法を見つける参考にしてみてください。
最も難しいと感じたSPI分野は?
まず、「SPIの中でどの分野が最も難しいと感じたか」という質問に対する結果は、以下のようになりました。
- 非言語(計算・推論など)……56%
- 言語(語彙・読解など)……25%
- 英語……8%
- 性格検査……2%
- その他・未回答……9%
半数以上の学生が「非言語分野が最も難しかった」と回答しています。計算問題だけでなく、条件整理や推論といった論理的思考力が問われる問題に苦戦したという声が多数見られました。
実際に寄せられた声の一部をご紹介します。
「計算自体は簡単でも、問題文の情報量が多くて整理するのに時間がかかる」
「ベン図や推論問題は、慣れていないと時間ばかり使ってしまって焦る」
一方で言語分野に関しては、「読書習慣がある人は比較的解きやすい」といった意見が目立ちました。語彙力や文脈理解に自信がある学生にとっては、大きな壁にはなりにくいようです。
英語については、導入企業が限られていることもあり、「想定外に出題されて焦った」「対策していなかった」という声が一定数見られました。性格検査については、「特に難しいとは感じなかった」という学生がほとんどです。
受検形式による体感難易度の差
次に、「どの受検形式で一番難しいと感じたか」という質問に対する回答は以下の通りです。
- テストセンター……42%
- Webテスティング……31%
- ペーパーテスト……18%
- インハウスCBT……9%
最多だったのはテストセンター方式です。受検者からは「監視されている環境に緊張した」「周囲の音が気になって集中しにくかった」といった声が聞かれました。
「他の受検者のキーボード音が気になってしまい、焦りが増した」
「見慣れない会場で緊張してしまい、思うように力が出せなかった」
一方で、Webテスティングは自宅で受けられる安心感がある反面、「集中力を保つのが難しい」「通信環境が不安だった」という意見もありました。環境に左右されやすい受検形式といえるでしょう。
ペーパーテストやインハウスCBTについては、「問題の内容は変わらないが、雰囲気や機材の違いでやりづらさを感じた」という程度の声が多く、全体としては比較的プレッシャーが少ないと捉えられているようです。
対策で役立った勉強法・ツールは?
最後に、「実際にSPI対策として役立った方法は何か?」という質問には、以下のような結果が得られました。
- SPI対策問題集を繰り返し解いた……47%
- アプリやLINEクイズでスキマ時間対策……33%
- 模試や本番形式の練習……15%
- 対策していなかった……5%
最も多かったのは、やはり「市販の問題集を繰り返し解いた」という回答です。基本問題から応用問題まで網羅されている市販書籍は、時間配分や出題傾向の把握に役立ち、SPIの全体像をつかむのに適しているようです。
続いて注目されたのが、「アプリやLINEクイズ」を活用したスキマ時間対策。スマホで1問1答形式の練習ができるサービスを使い、通学中や休憩時間に少しずつ取り組んだという声が多く見られました。
「公式アプリよりも、LINEのクイズ機能の方が気軽に続けられた」
「通学時間の10分でも解く習慣がついて、本番で焦らずにすんだ」
模試や本番形式の演習は、時間感覚を養う目的で活用した学生が中心で、「1回模試を受けて本番のスピード感に慣れた」という成功体験が語られました。
一方、「対策をしなかった」と答えた5%の学生は、「甘く見ていて後悔した」という反省の声が大半で、事前準備の重要性を改めて実感させる結果となっています。
このように、SPIは「知識量の勝負」ではなく、「準備の仕方」が難易度の感じ方を大きく左右します。次のセクションでは、受検方式ごとの特徴や、難しさを感じるポイントについてさらに詳しく見ていきましょう。のスタンダードになっていることがわかります。
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SPIの受検方式と難易度の関係性
同じSPIでも、受ける形式によって難しさの感じ方は変わってきます。テストセンターやWebテストなど、各方式の特徴を理解しておきましょう。
テストセンター vs Webテストの違い
テストセンターでは、他の受験者がいる中で試験を受けることになります。PCは設置済みで、操作は比較的スムーズに進みますが、緊張感が高く、集中しにくいと感じる方も少なくありません。一方、Webテストは自宅から自由なタイミングで受けられるため、リラックスして受検できるという利点があります。
ただし、自宅テストは通信エラーや時間管理ミスなど、想定外のトラブルも起こりやすいため、「慣れていない人ほど本番で実力を出しにくい」という意見もあるのが現実です。
自宅受検の落とし穴とは?
自宅での受検では「安心感がある」と思われがちですが、集中力が途切れやすい、タイマーの確認を忘れてしまう、周囲の音に気が散るなど、意外な落とし穴が多数あります。また、「不正防止の観点から途中退出ができない」「再開ができない」といったルールも多く、ちょっとした油断で失点につながることも。
そのため、Webテストを受ける際には、あらかじめ環境を整え、時間管理にも注意を払いましょう。紙とペンの準備、タイマーの設定、静かな場所の確保など、万全の体制で臨むことが必要です。
SPI以外の適性検査との難易度比較
SPIは多くの企業で導入されているスタンダードな適性検査ですが、就活ではSPI以外にも複数の適性検査が存在します。特に金融、IT、総合商社などでは、企業独自の方針で別の検査を使っていることもあり、受検する試験の種類は応募先によって異なります。
ここでは、SPI以外によく使われる「玉手箱」「GAB」「CAB」について、出題傾向や難易度の違いを比較しながらご紹介します。
他の主要な適性検査との違い
玉手箱:スピード処理力がカギ
「玉手箱」は、主に大手金融・商社・コンサルなどで使用されている適性検査です。SPIとの大きな違いは、「制限時間がさらに厳しく、問題数が多い」こと。たとえば、1問あたりにかけられる時間が10秒前後というケースもあり、考え込んでいる暇がありません。
出題形式は計数・言語・英語の3領域に分かれ、以下のような問題が出されます。
- 四則演算や表の読み取り(計数)
- 長文読解や空欄補充(言語)
- 英文読解や語彙選択(英語)
特徴として、「時間が足りず、途中で終わってしまう」のが前提とされているほどのスピード勝負。処理能力と割り切りの早さが問われます。
GAB:読解力と論理思考が重視される
GAB(Graduate Aptitude Battery)は主に総合職向けに導入されており、言語・非言語に加えて、論理的思考力を測る問題が中心です。SPIよりも文章量が多く、出題される選択肢も緻密なものが多いため、「しっかり読まないと解けない」問題が並びます。
とくに言語問題は「内容一致」や「要旨把握」などが中心で、新聞や論文に近い文体で出題されることもあり、読解に慣れていないと苦戦します。非言語分野も、単なる計算ではなく「複数の条件を正確に処理する力」が必要です。
GABは「思考の正確さ」を見るための検査であり、表面的なテクニックでは通用しにくいのが特徴です。
CAB:技術系・IT系志望者向けのパズル型検査
CAB(Computer Aptitude Battery)は、エンジニア職やIT系職種の採用で使われることが多い検査です。他の検査とは異なり、「暗号解読」や「図形の法則性」を見抜くような、いわゆる“パズル型”の問題が中心です。
出題内容は以下のような構成です。
- 暗号解読(特定のルールに基づいて文字を変換する)
- 命令表に従う処理問題(フローチャート)
- 図形問題(空間認識・回転・法則性)
- 計算問題(基礎的な四則演算)
CABでは「直感的なパターン認識力」や「機械的処理能力」が問われるため、理系脳の人にとっては得意分野となる一方、文系学生には難しく感じられる傾向もあります。SPIとは出題スタイルが大きく異なるため、慣れていないと戸惑いやすい検査です。
どの検査が難しい?
結論から言えば、「どの検査が難しいか」は人それぞれ異なります。たとえば、文章を読むのが得意な人にとってはGABが解きやすく、図形に強い人にとってはCABが得点源になるかもしれません。
それぞれの特徴をざっくりとまとめると、以下のようなイメージになります。
- SPI: 基礎学力+時間制限との戦い。汎用性が高く、対策しやすい。
- 玉手箱: とにかくスピード重視。処理能力と割り切りの早さが必要。
- GAB: 論理的な読解力勝負。じっくり考える力が問われる。
- CAB: 図形やフロー処理など、パズル感覚の慣れがモノを言う。
そのため、「どれが難しい」というよりも、「自分の志望する業界で何が使われるか」によって、重点的に対策すべき検査を見極めることが重要です。
たとえば、商社・金融を志望する人は玉手箱への対策が必須ですし、IT系であればCABやプログラミング試験に備える必要があります。自分の進みたい業界や企業がどの適性検査を採用しているかを事前にリサーチして、早めに準備を始めることが成功への近道です。
SPIを攻略するための3つの対策法
SPIを攻略するうえで重要なのは、がむしゃらに問題を解くだけではなく、「自分に合った対策」を見つけて効率よく取り組むことです。SPIは時間との勝負でもあるため、戦略的な準備が必要になります。
ここでは、SPIに合格するために特に効果的な3つの対策方法をご紹介します。
① 自分の弱点を把握する
SPI対策の第一歩は、「自分の苦手分野を知ること」です。最初からすべての分野をまんべんなく対策しようとすると、時間も労力も分散してしまい、効率が悪くなります。
まずは問題集や模擬テストを使って、一通り全分野に目を通してみましょう。その際は、時間制限を設けず、自分がどの分野でつまずきやすいか、どの形式に時間がかかっているかを丁寧に確認することが大切です。
たとえば、
- 割合や比の計算に手間取るなら非言語の計算分野
- 文の並び替えで選択肢に迷うなら言語の論理問題
- 問題文が長いと焦るなら読解対策が必要
というように、苦手箇所を把握すれば、優先して取り組むべき分野が明確になります。就活は時間との戦いでもあるため、無駄な努力を減らし、効果的に得点力を上げるための「診断」が最初のステップです。
② 模試や時間制限つき練習で慣れる
SPIは「内容の理解」以上に「スピードと集中力」が求められる試験です。特に本番では、1問あたり30〜60秒ほどしか時間がなく、少し迷ってしまうと最後の問題までたどり着けません。
そのため、問題の解き方を覚えるだけでなく、「時間内に解き切る力」を養うトレーニングが不可欠です。具体的には、以下のような方法が効果的です。
- タイマーを使って、1問○秒以内で解く練習をする
- 模試形式のアプリやWebサービスで、実際の出題順・時間配分に慣れる
- 本番と同じ受検方式(Web・紙など)を意識して練習する
模試や本番形式の練習を繰り返すことで、問題への“慣れ”が生まれ、落ち着いて対応できるようになります。「練習では解けるのに、本番になると焦ってミスする」という人は、特にこの対策が重要です。
③ 問題形式ごとの特訓をする
SPIは「似た形式の問題が繰り返し出題される」という特徴があります。つまり、よく出るパターンを見抜いて、集中的に練習することで効率的に得点を伸ばすことができるというわけです。
たとえば、非言語分野では以下のような問題が頻出です。
- 表の読み取り(与えられた表から情報を抜き出して計算)
- 条件付きの推論(もしAならB、AでないならC…)
- 割合や速さの計算(複数の数値を使った応用)
言語分野では、
- 空欄補充(文脈から適切な語句を選ぶ)
- 文の並び替え(論理的なつながりを判断)
- 語彙問題(熟語や慣用句の意味)
などが挙げられます。
こうした形式別の特訓は、単なる暗記ではなく「慣れ」と「処理パターンの習得」が鍵になります。たとえば、推論問題は「図にして整理する」「条件に記号を振る」など、自分なりの解き方の型を持っておくと、時間短縮にもつながります。
最近では、LINEで出題されるクイズ形式のSPI問題や、スマホアプリなども豊富にありますので、空き時間に少しずつ慣れていくのもおすすめです。
SPIは、対策を始めたばかりのときには「難しい」「時間が足りない」と感じやすい試験ですが、正しい順序で取り組めば確実に点数は伸ばせます。
まとめ
SPIは決して難解な試験ではありませんが、時間制限や問題形式の特殊さから、多くの就活生が「難しい」と感じるのも事実です。特に「非言語」「テストセンター」の壁を感じている人が多く、自分に合った対策を見つけて実践することがカギとなります。
まずは形式や出題傾向を理解し、自分の苦手を知ること。そのうえで、スマホやアプリ、模試などを活用し、着実にスコアを伸ばしていくことが大切です。
SPIのスコアは、次の選考へ進む切符にもなります。早めに対策を始め、ライバルに差をつけましょう。