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就活を進めていると、必ずといっていいほど耳にする「SPI」や「玉手箱」という言葉。しかし、「なんとなくWebテストっぽい」というイメージはあっても、実際にどう違うのか、どんな対策をすればいいのか、しっかり理解できている人は意外と少ないのではないでしょうか。
SPIと玉手箱は、どちらも企業の選考で利用される代表的なWebテストですが、出題形式や時間設定、求められる能力などが大きく異なります。対策法もまったく違うため、違いを理解せずに漠然と対策をしていると、思わぬ失点を招いてしまうこともあります。
そこで本記事では、就活生が混同しやすいSPIと玉手箱の違いを徹底的に比較し、それぞれの特徴や出題ジャンル、見分け方、効果的な対策法まで網羅的に解説していきます。これからWebテストに備えたいという方はもちろん、「今さら聞けないけど実はよくわかっていない」という方にも役立つ内容となっています。
SPIと玉手箱の正しい理解が、選考突破の第一歩です。違いを押さえて、効率的に対策を進めましょう。
目次
就活でよく出るSPIと玉手箱とは?
どちらもWebテストだが、形式は大きく異なる
就活の選考過程でよく耳にする「SPI」や「玉手箱」。どちらも企業の書類選考後や一次面接前に行われるWebテストの一種です。学生側からすれば、どちらも「よくわからないけれど対策が必要そうなテスト」という印象かもしれませんが、実はこの2つは出題傾向や解答形式、時間制限の厳しさなど、さまざまな点で大きく異なります。
SPIはリクルートが提供する適性検査で、多くの大手企業で導入されており、受検方式もテストセンターやWeb受検、自宅受検など複数存在します。対して玉手箱は日本SHLが提供しており、Web上での実施が基本。問題は科目ごとに時間制限が設けられており、短時間で正確な判断力や計算力を問われます。
これらの違いを理解しておくことで、自分がどのような形式のテストを受ける可能性が高いかを見極め、無駄なく効率的に対策を進めることができます。
企業ごとに導入形式が異なる理由
企業がSPIと玉手箱、どちらを導入するかは、採用人数や求める人材の資質、そして選考の効率性などを踏まえて判断されます。例えば、SPIは「言語」「非言語」「性格」などの幅広い項目で応募者の総合力を測定できるため、汎用性が高く、テストセンターでの一斉実施なども可能です。
一方で玉手箱は、Web上で完結するうえ、出題科目を企業側がある程度選択できる柔軟性があり、採用担当者の目的に応じた選抜がしやすいのが特徴です。特に外資系企業やコンサルティングファーム、金融系の一部企業では、スピード重視の判断力や計算力を問う目的で玉手箱が好まれる傾向があります。
つまり、どちらのテスト形式が用いられるかは企業の「採用スタイルの違い」そのものであり、学生側も志望先の業界や企業に合わせた準備が求められるのです。
SPI検査の基本情報と特徴を知っておこう
SPIとはどんなテストか
SPI(Synthetic Personality Inventory)は、リクルートが提供している適性検査です。正式名称は「総合適性検査」で、志望者の「基礎学力」や「性格傾向」を客観的に評価することを目的としています。SPIは、多くの企業が新卒採用の筆記試験として導入しており、年間で1万社以上に利用されています。
SPIの大きな特徴は、「能力検査」と「性格検査」の二部構成になっている点です。能力検査では主に「言語分野(語彙・読解)」「非言語分野(数学的な思考力や論理力)」を測定し、性格検査では志望者の価値観や行動傾向、ストレス耐性などを評価します。
SPIは単なる学力テストではありません。企業が求める「論理的思考力」「人間性」「協調性」などを含めた総合力を判断するためのツールとされており、就活生にとっては「自分の可能性を示す場」ともいえるでしょう。
SPIの受験方式(テストセンター・Webなど)
SPIの受験方式は複数あり、企業や選考のタイミングによって形式が変わるため注意が必要です。主に以下の4つの方式があります。
- テストセンター方式:全国にある専用会場(テストセンター)で受験。監督付きで公正な評価が行われるため、大手企業での導入が多いです。
- Webテスティング方式:自宅などからオンラインで受験。利便性が高く、選考スピードを重視する企業で導入されやすい形式です。
- インハウスCBT方式:企業の会場や説明会会場などで、企業が用意した端末を使って受験します。
- 紙テスト(ペーパーテスティング)方式:会場で紙と鉛筆を使って行う従来型のテスト。現在は減少傾向にあります。
特にWebテスティング方式は、自宅から受験できる反面、カンニング対策として時間制限や不正検出の仕組みが強化されている場合もあります。どの方式でも、「対策の方向性は同じでも、操作方法や環境への慣れ」が必要です。
SPIの出題ジャンルと代表的な問題例
SPIの能力検査では、主に以下のようなジャンルが出題されます。
- 言語分野:二語の関係、語句の用法、空欄補充、文章読解など。語彙力や文脈判断力を問う問題が多いです。
- 非言語分野:表の読み取り、割合、損益計算、順列・組合せ、推論など。数学的思考力とスピードの両方が求められます。
たとえば非言語分野では、「ある商品を定価の2割引きで販売したところ、原価の1.2倍になった。この商品の定価は原価の何倍か?」といった問題が出題されます。短時間で複雑な条件を整理し、正確な計算をする力が必要です。
また性格検査では、「あなたは集団でいるより一人の方が落ち着く方ですか?」といった質問に対して「はい・どちらかといえばはい・どちらかといえばいいえ・いいえ」のように選択します。この結果をもとに、企業はその人の適性や職場での行動傾向を判断します。
SPIでは特に「スピード」と「正確性」が重要です。そのため、繰り返し練習しながら解法に慣れていくことが、得点アップの近道となります。
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玉手箱とは?他のWebテストとの違い
玉手箱の基本的な形式と流れ
玉手箱は、日本SHL社が提供しているWebテストで、多くの場合は自宅のパソコンから受験する形式が主流です。SPIと異なり、試験会場に行く必要がなく、企業から送られてくる受験URLを使って個別にログインし、決められた時間内にテストを完了させる方式です。
出題形式の大きな特徴は、科目ごとに「時間制限が非常に厳しい」点です。例えば、言語の「論理的読解」では1問ごとに時間が制限されており、タイマーがゼロになると自動的に次の問題に移ってしまいます。途中で問題に戻ることもできません。
また、玉手箱は企業側が科目を選んで組み合わせることが可能です。代表的な科目には以下があります。
- 計数(四則逆算・図表の読み取り・表計算)
- 言語(長文読解・趣旨判定)
- 英語(長文読解・空欄補充)
- 性格検査(パーソナリティ診断)
テスト開始から終了までの流れとしては、ログイン後に受験上の注意事項を確認し、各科目のテストが順次始まる形式となっています。全体の所要時間は30分〜40分程度ですが、集中力を要する内容が連続するため、かなりの緊張感を伴います。
玉手箱を導入している業界の傾向
玉手箱は、外資系企業、コンサルティング業界、金融業界、大手総合商社などで多く導入されています。これは、これらの業界が「短時間での判断力」や「業務に必要な処理スピード」を重視しているからです。
特にコンサルティング業界では、限られた時間内に情報を素早く整理・分析するスキルが求められるため、図表読解や計数の問題を通じてその能力を見極めようとします。また、金融業界では数字に強い人材が必要とされるため、計数の正答率を重視する傾向があります。
一方、製造業やIT業界などではSPIを採用している企業も多く、業界ごとに使用されるWebテストの傾向が異なるのが特徴です。
玉手箱の出題パターンと例題
玉手箱の出題形式は、大きく3つに分けられます。
- 計数分野
例題:「表に示された各商品の売上と在庫数から、来月の追加仕入れ数を最も合理的に選びなさい」というような問題が出ます。表やグラフを正確に読み取り、素早く判断する力が問われます。 - 言語分野
例題:「以下の文の趣旨に最も合う選択肢を選びなさい」など。長文の内容を要約し、論理的に正しい選択肢を素早く選ぶスキルが必要です。 - 英語分野
例題:「英文を読んで、空欄に最も適切な単語を補いなさい」といった形式です。TOEIC的な文法力というより、読解スピードと文脈把握能力が問われる傾向にあります。
これらの問題はすべて、1問ごとに制限時間が設けられており、時間が経過すると次に進んでしまうのが大きな特徴です。そのため、普段から「スピード感」を意識した演習をしておくことが重要です。
SPIと玉手箱の見分け方を知っておこう
受験URL・試験画面の違いで判断可能
SPIと玉手箱はどちらもWeb上で受験できる形式があるため、学生の中には「どっちがどっちなのかわからない」と戸惑うこともあります。ただし、試験を開始する前の画面やURLから、ある程度どちらかを判別することが可能です。
まずURLですが、SPI(特にWebテスティング方式)の場合は、リクルートが運営する「arorua.net」などのドメインから始まる受験ページが使われます。一方、玉手箱では「shl.ne.jp」など、日本SHLのドメインが使用されるケースが多いです。
また、試験の開始画面のデザインや注意書きも異なります。SPIでは「能力検査」「性格検査」といった表示があるのに対し、玉手箱では「計数」「言語」「英語」などの科目名が個別に表示され、時間配分の厳しさについての説明が強調されていることが多いです。
つまり、URLと試験開始前の画面を注意深く確認することで、どちらの形式かを早い段階で見極めることが可能です。
企業からの案内メールで見極める方法
企業から送られてくる受験案内メールの文面も、テスト形式のヒントになります。たとえば、SPIの場合は「リクルート社が提供する適性検査」と明記されていることがあり、受験方式について「テストセンター」「Web受検」などの記載がある場合も多いです。
一方で玉手箱の場合は、「Web上で〇分程度のテストを実施予定」や「計数・言語・英語の科目が含まれる」などの表記があり、企業によっては「SHL社提供」とはっきり記載されていることもあります。
また、案内メールに添付されているPDFファイルの中に「受験の流れ」や「ログイン方法」が記載されていることも多く、そこに登場する用語や画面イメージから判断できる場合もあります。
このように、メールをしっかりと読み込むことで、事前に対策の方向性を判断することができます。
過去の選考実績から推測するコツ
もう一つの見極め方として、就活情報サイトや先輩の口コミなどから「その企業が過去にどのテスト形式を使っていたか」を調べる方法があります。例えば、みん就(みんなの就活日記)や就活会議などの掲示板では、各企業ごとに過去の選考体験談が共有されており、「この企業は玉手箱だった」「SPIのテストセンターで受けた」などの情報が見つかることがあります。
ただし、企業が年によってテスト形式を変更することもあるため、情報の更新日や信頼性にも注意が必要です。それでも、過去の傾向を踏まえた上で「どの形式で出題される可能性が高いか」を見極めておくことは、効率的な対策につながります。
見分け方がわかれば、事前の準備にも無駄がなくなります。受験直前になって焦らないためにも、早めに情報収集をしておくことが大切です。
SPIと玉手箱の出題スタイルの違い
SPIは問題数が多く幅広いが基礎重視
SPIの特徴は、出題範囲が広く、基礎力をまんべんなく問う形式になっている点です。特に能力検査においては、言語分野であれば語彙、文章理解、二語の関係、空欄補充など、非言語分野であれば四則演算、割合、推論、表の読み取り、損益計算など、実生活でも使うような数学的・言語的知識が出題されます。
また、1つの科目の中でも複数のジャンルの問題がランダムに出題されるため、単純なパターン暗記では対応しきれません。幅広く「基礎力」を身につけ、どんな問題にも柔軟に対応できる力が求められます。
SPIの問題数は比較的多く、制限時間内に全問を解き切るには、スピードと正確性を両立させる力が不可欠です。とはいえ、玉手箱のように1問ごとの時間制限はなく、時間の使い方は自分で調整できます。そのため、計画的な時間配分をしながらじっくり考えることも可能です。
玉手箱は科目ごとに時間制限が厳しい
一方、玉手箱では出題形式が明確に分かれており、それぞれの科目に厳密な制限時間が設けられているのが大きな特徴です。たとえば「表の読み取り」では5問10分といった設定がされており、1問あたりの時間も短いため、素早い判断と処理スピードが求められます。
さらに、「一問一答式」の形式も多く、解いている途中で前の問題に戻ることができない仕様になっています。このプレッシャーの中で正確に問題を読み取り、計算や判断を下す必要があるため、精神的な負荷も比較的大きいです。
問題の難易度自体はSPIと大きく変わらないものの、時間の厳しさが対策の方向性を大きく左右します。時間内に終わらせるだけでなく、「時間がなくても最低限の得点を確保する」ことが重要になるため、トレーニングの段階から時間制限を意識した演習が不可欠です。
計算方法・文章読解のアプローチの違い
SPIと玉手箱では、同じようなジャンルの問題でも「どのように解くべきか」というアプローチに違いがあります。SPIでは、たとえば文章読解の問題であれば、文全体を読んでから設問に答えるスタイルが一般的です。一方、玉手箱の読解問題では、設問を先に読んでから該当箇所だけを素早く読み取る「スキミング」が有効になります。時間の制約上、全文を読む余裕がないからです。
計数分野でも、SPIでは「どんな計算式を立てるか」が重要になりますが、玉手箱では「どれだけ早く数値を読み取り、選択肢を消去できるか」といったスピードと判断力の要素がより強く求められます。
つまり、SPIは論理的思考を重視し、玉手箱は判断の早さと処理能力を重視する傾向にあるのです。それぞれのアプローチの違いを理解し、問題の読み方や解き方を最適化していくことが、得点アップの鍵になります。
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混同されがちな玉手箱類似テストとの違い
TG-WEBとの違い
玉手箱と混同されやすいWebテストのひとつが「TG-WEB」です。TG-WEBはヒューマネージ社が提供する適性検査で、こちらもWeb上で受験する形式が多く、問題の難易度が高いことで知られています。
TG-WEBの最大の特徴は、「大学入試レベルに匹敵するほど難しい問題が出題されること」です。特に非言語問題では、ベクトルや確率、関数といった高校数学レベルの内容が出題されることがあり、理系の学生でも苦戦することがあります。言語問題も、抽象度が高く、国語の論説文読解に近い形式です。
一方で、玉手箱の問題は比較的実務的で、スピードを重視した形式となっているため、難易度自体はTG-WEBよりやや低めです。ただし、時間制限の厳しさが特徴的なので、「解けるかどうか」より「間に合うかどうか」がポイントになります。
したがって、TG-WEB対策には高度な応用力と過去問分析が、玉手箱対策にはスピード慣れと形式把握が必要といえるでしょう。
CAB・GABとの使われ方の違い
「CAB」や「GAB」も玉手箱と混同されやすいテストですが、実はこれらはまったく異なる目的と形式を持つ適性検査です。CABは主にIT系企業、GABは総合職志望者向けに設計されたテストで、いずれも日本SHLが提供しています。
CABは、暗号解読や命令表の読解、論理的な図形判断といった、プログラミングに必要な思考力を測る内容が中心です。一方GABは、表の読み取り・文章理解・論理思考など、いわゆる「オフィスワーカー」としての基礎能力を測る内容で、玉手箱に近いものもあります。
ただし、GABは企業の会場などで紙や専用端末を使って受けることが多く、Web完結型の玉手箱とは使用場面がやや異なります。さらに、玉手箱は企業ごとに出題科目をカスタマイズできる点でも、標準化されたGABとは違いがあります。
つまり、CAB/GABはより特定職種や目的に絞った検査であり、玉手箱はより汎用的にWebで利用される実施形式と考えると、混同せずに理解しやすくなるでしょう。
玉手箱と似たWebテストの特徴比較
玉手箱と似た形式のWebテストは増えており、対策を進めるうえで混乱する要因にもなっています。ここで、玉手箱、TG-WEB、GABなどの主要なWebテストをざっくり比較すると以下のようになります。
- 玉手箱:短時間・高プレッシャー。外資・金融・商社に多い。科目別に形式が分かれ、電卓使用可。
- TG-WEB:高難度・高抽象度。コンサル・一部ITに多い。時間はやや余裕があるが問題の質が重い。
- GAB:安定した形式。事務処理能力を広く測定。受験形式は対面・ペーパーが主流。
- SPI:基礎重視で、対策教材が豊富。受験形式が多彩で、出題範囲も幅広い。
このように、見た目は似ていても内容や目的は大きく異なるため、「企業がどのテストを使っているか」を事前に調べることが何よりも重要です。そしてそのうえで、自分が最も受ける可能性の高い形式から優先的に対策を進めるのが効率的です。
SPIと玉手箱、それぞれの対策法を解説
SPI対策は「繰り返し演習」と「時間配分」
SPIは、出題されるジャンルが幅広いことに加え、試験時間に対して問題数も多いため、「解き方を覚える」「時間配分を工夫する」という2点が特に重要です。
まず前提として、SPIの非言語分野では割合・損益算・順列組合せなど、数学の基本的な知識を使った問題が出題されます。これらは、公式やパターンを覚えるだけでは不十分で、実際に問題を何度も解くことで「手が自然に動くレベル」にする必要があります。つまり、解法を理解する→実践する→間違えた問題を復習する、という「演習サイクル」を習慣化することが鍵です。
また、時間配分のスキルもSPIでは非常に重要です。1問に時間をかけすぎると、後半の問題を解く時間がなくなってしまうため、難問に固執せず見切る判断力も求められます。タイマーを使って本番同様の環境で模擬試験を行い、自分の時間感覚を養う練習も欠かせません。
対策教材としては市販の問題集に加えて、Web上のSPI模試やアプリを活用するのがおすすめです。特にSPIは出題パターンがある程度決まっているため、形式に慣れることで得点を伸ばしやすい試験です。
玉手箱対策は「形式別の慣れ」と「電卓使用」
玉手箱の対策で何よりも重要なのは、「制限時間内に解き切るスピード感」と「出題形式に対する慣れ」です。SPIと違い、玉手箱は問題ごとに時間制限が設けられており、その場で冷静に考え込む余裕はありません。したがって、出題パターンに慣れておくことが対策の肝になります。
特に計数問題は出題パターンがある程度決まっているため、四則逆算・表の読み取り・図表計算などを形式別に演習し、問題の意図を瞬時に理解できるようにすることがポイントです。また、玉手箱では計算の際に電卓が使用可能なケースが多いため、「手計算ではなく電卓前提で解き進める」という前提で演習することが必要です。
言語問題では、論理的読解・趣旨判定など、文章の要点をすばやく掴む技術が求められます。すべてを丁寧に読んでいる時間はないため、設問先読みや段落要約の技術を磨くと得点率が上がります。
玉手箱もまた、Web上にある模擬問題集や企業提供の練習テストを使って、「時間制限つきの演習」を繰り返すことが最も効果的です。
どちらも模試と復習が鍵になる
SPIと玉手箱は、試験形式こそ異なりますが、「模試」と「復習」を通じて実戦感覚を身につけるという点では共通しています。模試によって自分の得意・不得意を把握し、時間配分を試すことで本番に近い経験ができます。
さらに、解いた後の復習こそが得点アップに直結するプロセスです。特に間違えた問題は「なぜ間違えたのか」「どうすれば正答できたか」を明確にしておくと、同じパターンでのミスを防ぐことができます。
SPI・玉手箱のいずれも、単に知識を詰め込むのではなく、実際に「テスト形式に慣れておく」ことが最も大切な準備です。演習量を確保し、焦らず着実に対策を進めていきましょう。
どちらを優先的に対策すべきかの判断ポイント
志望企業の選考傾向を調べる
SPIと玉手箱、どちらを重点的に対策すべきかは、志望する企業がどちらのテストを導入しているかによって大きく左右されます。たとえば、製造業やIT企業、公務員試験ではSPIの採用率が高く、外資系企業や金融、総合商社、コンサル業界では玉手箱の使用が多い傾向があります。
そのため、まずは自分が志望する企業群の選考傾向を調べることが最優先です。企業の採用ページや、就活体験記サイト(就活会議、みん就など)を活用して過去の選考情報を集め、「その企業がどのWebテストを使っているか」を調べましょう。
複数の企業が玉手箱を使っているとわかれば、そちらを優先的に対策するべきですし、SPIを広く採用している場合はまずはSPIから手をつけるのが効率的です。
受験時期と準備時間のバランスを考える
SPIと玉手箱では求められる対策の方向性が異なるため、自分のスケジュールや対策に割ける時間によっても、優先すべきテストが変わってきます。
たとえば、就活を本格的に始める直前であまり時間が取れないという人は、まずSPIを優先的に学習する方が汎用性が高くリターンが大きいと言えます。SPIは出題範囲が広くても難易度はそこまで高くないため、短期間でも点数を上げやすいテストです。
一方で、すでにSPI対策がある程度できている人や、外資・金融業界を中心に狙っている人であれば、早めに玉手箱のスピード対策に着手することが重要になります。玉手箱は形式に慣れるまでに時間がかかるため、ある程度余裕を持って演習を積み重ねることが必要です。
準備時間と選考開始時期のバランスを見ながら、自分にとって「今なにを優先するべきか」を冷静に判断しましょう。
汎用性が高いSPIから対策するのが基本
Webテスト全体の傾向を見ても、SPIの採用率は非常に高く、「まずはSPIから始める」というのが就活対策の基本といえます。SPIは出題範囲が広いため、一通り対策しておけば、GABや玉手箱の基礎力としても応用がききます。
特に言語・非言語分野においては、SPIで培った読解力や計算スキルが、そのまま他の形式にも活かされることが多いため、「SPI対策=Webテスト対策の土台づくり」と考えておくと良いでしょう。
もちろん、最終的には志望企業に合わせて玉手箱やTG-WEBへの切り替えが必要になることもありますが、最初のステップとしてSPI対策を重視する方針は、多くの就活生にとって合理的な戦略です。
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まとめ|SPIと玉手箱の違いを理解して選考を突破しよう
就活におけるWebテスト対策は、エントリーシートや面接準備と並んで非常に重要なステップです。中でも「SPI」と「玉手箱」は、多くの企業が採用している代表的な形式であり、それぞれの特性を理解し、対策を講じることが内定獲得への近道になります。
SPIは出題範囲が広く、基礎学力と性格面の両方を測る適性検査です。テストセンターやWebなど複数の受験方式があり、全国の幅広い業界で導入されています。問題数が多く、幅広いジャンルの出題に対応するためには、繰り返しの演習と時間配分のスキルが鍵となります。
一方、玉手箱は短時間での判断力・処理能力を問う試験で、特に外資系や金融業界、コンサルティングファームなどで好まれます。各科目に厳密な時間制限があり、電卓の使用が認められる形式も存在するため、スピード感に慣れることが重要です。
両者の違いを理解せずに対策を進めてしまうと、十分な実力があってもスコアが伸びず、選考に不利となることもあります。だからこそ、「出題形式の違い」「対策の方向性」「企業別の導入傾向」をきちんと整理したうえで、自分に合った学習プランを立てて取り組むことが必要です。
また、SPIや玉手箱以外にも類似したWebテストは存在します。志望企業の傾向を事前にリサーチし、無駄のない対策を心がけましょう。そして何より、どの形式の試験でも共通して言えるのは「形式に慣れておくこと」「時間内に解き切る訓練をすること」が、合格のカギになるという点です。
Webテストを乗り越えれば、次は面接やグループディスカッションなど、自分の魅力を伝えるフェーズが待っています。そのチャンスをしっかり掴むためにも、SPIと玉手箱の違いを理解し、正しい準備を今日から始めましょう。
