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面接・説明会で聞きたいことを聞き忘れたら?後悔しないための対処法を徹底解説

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就活中の面接や会社説明会では、「あれ、聞きたかったことを聞き忘れてしまった…」という経験をしたことのある人も多いのではないでしょうか。特に緊張していたり、質問のタイミングを見失ったりすると、準備していたことをうっかり忘れてしまうのはよくあることです。

また、面接や説明会の場では、他の学生の発言に圧倒されてしまったり、会の進行が予想外に早く進んでしまったりして、「結局、何も聞けなかった」と後悔するケースも少なくありません。

とはいえ、聞き忘れてしまったからといって、それで終わりというわけではありません。適切な方法でフォローすれば、印象を損なうことなく疑問を解消することも可能です。

この記事では、面接や説明会で聞きたいことを聞き忘れてしまったときの対処法、連絡の仕方、今後同じことを繰り返さないための準備方法などを詳しく解説します。後悔を残さず、納得のいく就活を進めるために、ぜひ参考にしてください。

聞き忘れてしまうのはよくあること

就活の場では、「完璧にやらなければ」と気負ってしまいがちですが、実際には質問を忘れることは誰にでも起こりうることです。むしろ、多くの就活生が似たような経験をしているからこそ、企業側も一定の理解を持って接してくれるケースが少なくありません。

緊張や時間制限で質問できないこともある

面接では、どうしても緊張して頭が真っ白になってしまうことがあります。聞くつもりだった質問が、いざというときに思い出せなかったり、「聞いていいのか迷ってしまった」まま終わってしまったりするのはごく自然な反応です。

また、説明会では進行が予定より早く進んでしまい、質疑応答の時間がほとんど取られない場合もあります。「質問ありますか?」と聞かれて手を挙げようとした瞬間に「ではこれで終了です」と言われてしまうこともあり、チャンスを逃してしまうことは珍しくありません。

他の人の質問に圧倒されてしまう

他の就活生が鋭い質問を次々に投げかけていたり、自分が聞こうと思っていた内容がすでに出てしまったりすると、「今さら自分が聞くまでもないか」と感じてしまうこともあります。さらに、周囲のレベルに気後れしてしまい、「自分の質問が浅いと思われたらどうしよう」と不安になるケースもあります。

しかし、たとえ他の人が質問していたとしても、自分自身が納得できていないなら、再度確認するのは決して悪いことではありません。むしろ、自分の関心を明確に持っていることが伝わるので、前向きな印象を与える可能性もあります。

終了後に個人的に質問すればOK!聞き方には気をつけよう

説明会が終わったあとや、面接の退出直前などに、個別に質問をするのも1つの方法です。多くの企業では、終了後に「個別質問OKです」といった時間が設けられている場合もあります。

ただし、このときに気をつけたいのが「時間を取りすぎないこと」「礼儀正しく簡潔に質問すること」です。企業側も次の予定がある場合が多いため、要点を絞って質問し、必要以上に長く引き止めないようにしましょう。

どうしてもその場で質問ができなかった場合は、次章で紹介するように、後日メールや次回面接の機会を活用するのが有効です。

面接・説明会で聞き忘れたときの連絡の仕方

その場で質問できなかったとしても、後から丁寧に連絡すれば、疑問を解消できるチャンスは十分にあります。企業側も「聞く姿勢があること」を歓迎してくれるケースが多く、誠実な対応はむしろ好印象につながることもあるのです。

ここでは、説明会・面接それぞれでの適切な連絡の方法と、選考の進行状況に応じた対応について解説します。

説明会なら問い合わせメールを送る

会社説明会で質問の機会を逃してしまった場合は、参加後できるだけ早めに、企業の採用窓口に問い合わせのメールを送るのがよいでしょう。説明会参加後24時間以内が目安です。

メールでは、まず説明会に参加したことへのお礼を伝えたうえで、「当日は時間の関係で質問できなかったこと」「気になっている点があるので教えていただきたい」という流れで書くと自然です。

質問内容は一つに絞るのが基本ですが、どうしても2つ聞きたいことがある場合は、どちらも簡潔に書くように心がけましょう。また、相手の手を煩わせすぎないよう、できるだけ自分で調べたうえで質問する姿勢も大切です。

面接なら面接後のお礼メールに盛り込む

面接後に質問をし忘れてしまった場合は、当日〜翌日に送るお礼メールの中で、自然な形で質問を盛り込むのがおすすめです。お礼メールは、面接に対する感謝や感想を伝える場であり、質問を添えても失礼には当たりません。

ただし、質問が長文にならないよう注意が必要です。例えば、「本日お話を伺っている中で、貴社の○○制度に関してもう少し詳しくお聞きしたいと感じました。もし差し支えなければご教示いただけますと幸いです」といった一文を添える形が丁寧かつスマートです。

あくまで「お礼のついでに確認させてください」という姿勢を忘れず、強く迫るような表現は避けましょう。

選考中なら次の面接で改めて聞くチャンスもある

選考が継続中で、今後も面接の機会がある場合は、次回の面接で改めて質問するという方法もあります。このときは「前回の面接でお聞きそびれてしまったのですが」と一言添えるだけで、自然に話を切り出すことができます。

ただし、質問する内容は、相手の立場に合っているかをよく確認する必要があります。

選考が進むと質問する相手が変わるから注意!

説明会では人事担当者が中心ですが、一次面接では現場社員、最終面接では役員・経営層と、段階が進むにつれて質問できる相手が変わります。そのため、説明会で聞くべき内容(福利厚生や研修制度など)を、最終面接で経営陣に聞くのはおすすめできません。

相手にふさわしい質問かどうかは、「この人が答えるべき内容か」を基準に判断するようにしましょう。

たとえば、会社のビジョンや今後の事業展開については最終面接で経営陣に聞くべき内容ですが、「交通費の支給」や「部署ごとの配属方針」などの事務的な内容は、なるべく早い段階で人事に聞くのがマナーです。

その時々で「誰に何を聞くか」を意識するだけで、質問の印象は大きく変わります。

連絡時のマナーと例文

面接や説明会で聞きたいことを聞き忘れたあとに連絡をする場合、ただ質問するだけでなく、相手への配慮や礼儀をしっかりと意識することが大切です。就活生のメール1通も、社会人としての基本的なマナーやコミュニケーション力を見られるポイントになります。

ここでは、問い合わせメールを送る際の構成や書き方、実際に使えるメール例文を紹介します。

問い合わせメールの構成

就活における問い合わせメールは、以下の流れで構成すると丁寧かつ分かりやすい印象を与えられます。

  1. 件名:内容が一目でわかるようにする
  2. 宛名:○○株式会社 人事部 ご担当者様
  3. 自己紹介:大学名・氏名を明記
  4. 感謝の言葉:説明会や面接の機会へのお礼
  5. 本題:聞き忘れたことの説明と質問の内容
  6. 結び:感謝と返信への配慮の言葉
  7. 署名:名前、大学、連絡先

重要なのは、質問をできるだけ簡潔にまとめること。複数質問がある場合は、番号をつけて整理すると親切です。ただし、基本は1通につき1〜2つ程度にとどめましょう。

お礼+質問を丁寧に伝えるメールの例

以下に、実際に使える問い合わせメールの例文を紹介します。文面はあくまで参考として、企業の雰囲気や自分の言葉に合わせてアレンジするとより効果的です。

件名:会社説明会に関するご質問(○○大学 氏名)

○○株式会社
人事部 ご担当者様

お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○ ○○と申します。

先日は貴社の会社説明会に参加させていただき、誠にありがとうございました。
説明を通じて、貴社の業務内容や社風について理解が深まり、ますます志望意欲が高まりました。

当日は時間の都合もあり、質問する機会を持てませんでしたため、恐縮ながら1点ご質問させていただけますでしょうか。

【質問内容】
御社の新入社員研修制度について、具体的にどのような内容があるのか教えていただけますと幸いです。

お忙しいところ恐縮ではございますが、ご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

――
○○大学 ○○学部○年
氏名:○○ ○○
電話番号:090-xxxx-xxxx
メールアドレス:xxxx@example.com

このように、前向きな姿勢を見せながら、相手に負担をかけないよう配慮した文面であれば、企業側も誠実に対応してくれることが多いです。

また、面接後のお礼メールに質問を含める場合は、全体の文章量が長くなりすぎないよう注意しつつ、自然な流れで質問を盛り込みましょう。

次回から聞き忘れを防ぐための工夫

聞きたいことを聞きそびれてしまうのは、誰にでもあることです。しかし、同じ失敗を繰り返さないためには、事前準備やその場での心がけに少し工夫を加えるだけで、防ぐことが可能です。

ここでは、面接や説明会で「聞き忘れた…」と後悔しないための具体的な工夫を紹介します。

質問リストをあらかじめ作る

まず最も効果的なのは、事前に「質問リスト」を作っておくことです。面接や説明会の前には、企業研究をしながら「この企業で知っておきたいこと」を整理しましょう。

特におすすめなのは、単にメモをとるだけでなく、「優先順位」をつけておくことです。たとえば、「絶対に聞きたいこと」「時間があれば聞きたいこと」といった形で分けておくと、万が一すべて聞けなかった場合でも、優先度の高い内容だけは質問できたという安心感が生まれます。

また、リストは紙に書くか、スマートフォンのメモアプリなどに保存しておくと、当日の直前にさっと確認できて便利です。

話の流れを遮らずに質問できる練習をする

「質問するタイミングがわからなかった」という理由で聞けなかったという人も多いでしょう。実際に、話の途中で手を挙げるのは勇気がいるものです。

そこで、日頃から「相手の話が一区切りついたときに、自然に質問を挟む練習」をしておくと、本番でも落ち着いて行動しやすくなります。

たとえば、説明会やオンラインセミナーで、講師の話がひと段落した瞬間に手を挙げてみたり、ゼミや授業などで自分の質問を発言してみると、実際の場面でも抵抗感が薄れます。

就活の面接や説明会は、「自分のコミュニケーション力を見せる場」でもあるため、ただ話を聞くだけでなく、自分から質問して対話する意識が評価されることもあります。

終了後すぐメモをとって疑問を記録しておく

説明会や面接が終わった直後に、印象に残った内容や「気になったけど聞けなかったこと」をすぐにメモしておくことも大切です。時間が経つと記憶はあいまいになり、何を聞きたかったのかも忘れてしまうことがあります。

特に企業の話を聞いている最中に「この点ってどうなんだろう?」と思ったことは、気づいたタイミングですぐメモを取っておくことで、後から整理しやすくなります。

また、そのメモが後日問い合わせをする際の材料にもなりますし、次の選考や面接での質問につなげることもできます。自分の関心や志望度の高さを伝えるためにも、終了後の振り返りは欠かさず行いましょう。

面接・説明会での聞き忘れに関するよくある質問

聞きたいことを聞き忘れてしまった後、「これって今さら聞いていいのかな?」「変に思われないかな?」と不安になることもあると思います。ここでは、実際に多くの就活生が悩む“よくある質問”について、丁寧に解説します。

Q. 聞き忘れたことを後から聞くのは迷惑?

結論から言えば、迷惑ではありません。ただし、その聞き方やタイミングによっては、相手に負担をかけてしまうこともあるため、配慮をもって連絡することが大切です。

たとえば、説明会の当日中〜翌日までの早めの連絡であれば、「きちんと参加していたうえでのフォロー」として好意的に受け取られることが多いです。逆に、数日〜1週間以上経ってから突然連絡をすると、「なぜ今?」という印象になりかねません。

また、質問の内容が「会社HPに書いてある情報」や「明らかに調べればわかること」であれば、企業側も少しがっかりしてしまう可能性があります。質問の前に一度、自分で調べたかどうかはしっかり確認しましょう。

丁寧で誠実な姿勢が伝われば、「質問=前向きな行動」として好意的に受け止められることも多いので、遠慮しすぎず、落ち着いて対応することが大切です。

Q. 聞き忘れたことを電話で問い合わせてもいい?

電話での問い合わせも可能ですが、注意点があります。電話は即時性がある反面、相手の業務を中断させることになるため、タイミングが合わないと対応が雑になってしまうこともあるのです。

そのため、基本的にはメールでの問い合わせがおすすめです。メールであれば相手の都合の良いタイミングで返信できますし、記録にも残るため、情報の行き違いも防げます。

どうしても急ぎの確認が必要な場合や、メールで返答が来ない場合に限って、電話での問い合わせを検討しましょう。その際も「突然のお電話で失礼いたします。○○大学の○○と申します。本日は○○について1点ご確認したく、ご連絡いたしました」と丁寧に伝えることを忘れずに。

Q. 聞き忘れたことが複数ある場合は全部聞くべき?

基本的には、質問は1通のメールにつき1~2つに絞るのがマナーです。複数ある場合でも、すべて一度に聞くのではなく、「特に知りたいもの」「選考に関係しそうな内容」から優先的に確認しましょう。

どうしてもいくつか聞きたいことがある場合は、「お忙しいところ恐縮ですが、2点ほど質問させていただいてもよろしいでしょうか」と断りを入れた上で、番号を振って簡潔にまとめると、読みやすく配慮も伝わります。

また、質問の一部は次の面接時に聞くなど、機会を分散させるのもひとつの方法です。自分の疑問を相手に押しつけるのではなく、状況やタイミングに応じて上手に調整することが、社会人としてのスマートな立ち回りにつながります。

まとめ

面接や説明会の場で「聞きたいことを聞き忘れてしまった…」というのは、就活中の誰もが一度は経験することです。緊張、時間の制限、他の人の質問に気圧されるなど、さまざまな理由でチャンスを逃してしまうのは仕方のないことですが、大切なのはその後の対応です。

聞き忘れに気づいたら、まずはすぐに行動しましょう。説明会であれば採用窓口への問い合わせメール、面接であればお礼メールの中にさりげなく質問を含めるなど、マナーを守った連絡を心がけることで、相手に誠意と関心が伝わります。

質問の内容やタイミングにも注意が必要です。相手が答えやすい内容かどうか、今このタイミングで聞くべきことなのかを一度整理してから連絡すると、就活生としての丁寧な印象を残すことができます。

また、同じ後悔を繰り返さないためには、事前の質問リストの準備、話の流れをつかむ練習、終了後の振り返りメモといった小さな工夫がとても有効です。準備力や対応力は、そのまま社会人としての基礎力にもつながっていきます。

最後に、聞き忘れてしまったことを責める必要はありません。大切なのは「聞けなかったこと」よりも、「聞けなかったことにどう対応するか」です。あなたのその一歩が、企業との信頼関係を築くきっかけになるかもしれません。

少しの勇気と丁寧な心配りで、後悔のない就活を進めていきましょう。

ABOUT ME
らくらく就活編集長 TOKU
学生時代にWebマーケティング会社で、ライティングとディレクション業務を経験。 その後個人事業主として他社メディアを複数運営。 大学卒業後はオーダーワークスにて「らくらく就活」の編集長をしております。