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大学4年の5月からでも就活は間に合う?挽回の方法やポイントを詳しく解説

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「就活は早めに始めるべき」と言われることが多いですが、気づけば大学4年の5月になってしまった…そんな状況の人もいるのではないでしょうか。周りを見れば、すでに内定をもらって進路が決まり始めている人も多く、「もう間に合わないのでは?」と焦ってしまうかもしれません。

でも、安心してください。5月からでも就活を挽回する方法はあります。確かに、4月以前から準備をしていた人と比べると出遅れているのは事実ですが、まだチャンスが残っている企業もたくさんあります。本記事では、5月時点での就活状況を整理し、ここから逆転するための具体的な方法を紹介します。

大学4年の5月から就活は挽回できる?

まずは大学4年5月時点の就活状況を知り、自分の立ち位置を確認してみましょう。

​​大学4年5月時点の就活状況は?

2023年卒の就活データ(リクルートの調査)によると、5月時点の大学4年生の就活状況は以下のようになっています。

  • 就活実施率:56.5%
    → 2月~3月にピークを迎え、5月にはかなり就活を終える人が増えていく時期
  • 内定率:72.4%
    → 2/3近くの学生がすでに内定を獲得
  • 平均内定数:2.28社
    → 1社ではなく、複数の内定を持っている人が多い
  • 進路確定率:51.0%
    → 半数以上の学生は進路が決まっている状態


このデータからわかるのは、「すでに多くの学生が動いており、内定を持っている人も多いが、まだ完全に就活を終えていない人も一定数いる」ということです。

よって「まだ何もしていない」「エントリーはしたものの内定がゼロ」「選考が進んでいない」という場合、少し出遅れた状態であることが確認できます。ただし、進路が確定しているのはまだ半数程度で、ここからの動き次第で十分に巻き返せるタイミングでもあります。

春採用の締め切り目前!動くなら今!

5月時点では、多くの企業が春採用の最終選考を行っています。特に3月から4月にエントリーを受け付けていた企業の最終面接が5月に集中することが多いため、まだ春採用のラストチャンスに滑り込める可能性があります

今すぐにできることとして、以下のようなアクションを取るのがおすすめです。

  • 今から春採用に応募できる企業をリストアップする(大手ナビサイトや企業の採用ページをチェック)
  • 面接が間に合う企業にはすぐにエントリーする(書類の準備を急ぐ)
  • 就活エージェントに相談し、今から応募できる求人を紹介してもらう

この時期は中小企業やベンチャー企業も積極的に採用を進めているため、大手企業だけにこだわらず幅広く企業を見ていくことが重要です。

大学4年の5月から就活が挽回可能な理由

春採用に間に合うかどうかと聞いて、本当に今から挽回可能なのか疑問に思った人もいるのではないでしょうか。そこでここから大学4年の5月から就活が挽回可能な理由を解説します。

夏採用や秋採用がある

5月の時点では、春採用が終わりに近づいている一方で、夏採用や秋採用を実施する企業も増えてくる時期です。特に、以下のような企業が5月以降の採用を続けています。

  • 採用予定人数に達していない企業(追加募集)
  • 新卒の採用スケジュールを柔軟に設定している企業
  • 内定辞退者が出たため、追加で採用を行う企業


夏採用・秋採用は、一般的に6月〜9月頃に行われることが多く、特に中小企業やベンチャー企業では「じっくり選考を進めたい」と考える企業も少なくありません。

また、外資系大手企業の一部にも秋採用を実施するところもあるため、視野を広げることで新たなチャンスが見つかる可能性があります。

二次募集を始める企業もある

大手企業の中には、一次募集を終えた後に「二次募集」を行う企業もあります。これは、内定辞退者が多かったり、新たに採用枠が増えたりした場合に行われることが多いです。

例えば、以下のような企業が二次募集を行う可能性があります。

  • 内定辞退者が多かった企業(特に人気企業では他社との競争が激しく、辞退が多い傾向)
  • 採用計画の見直しを行った企業(新規事業の拡大などにより追加採用を決定)
  • 選考スケジュールをあえて遅く設定している企業(じっくり学生を選びたい企業)


「すでに選考が終わった企業」だと思っていた会社が、二次募集を開始することもあるため、定期的に企業の採用ページをチェックするのも重要です。

通年採用している企業もある

最近では、「通年採用」を導入する企業も増えています。通年採用とは、特定の期間に限定せず、年間を通して新卒採用を行う採用方式のことです。

通年採用を行う企業の特徴としては、

  • 優秀な人材を逃さないように、柔軟な採用を実施している
  • スキルやポテンシャルを重視し、じっくりと選考を進める
  • 即戦力を求めている企業が多い(IT企業やコンサル、外資系など)


特に、IT業界・コンサル業界・スタートアップ企業などは通年採用を行う傾向があります。

「もう応募できる企業がない」と諦めるのではなく、通年採用を行っている企業も視野に入れてみましょう。

大学4年の5月から就活で挽回するためにやるべきこと

5月から就活を再スタートするなら、限られた時間の中で効率的に進めることが重要です。ここでは、具体的にやるべきことを7つのステップに分けて解説します。

1. 就活のスケジュール作成

まず、就活の全体像を把握し、スケジュールを立てることが大切です。

5月以降の就活は、春採用・夏採用・秋採用など、企業ごとに異なるスケジュールで進んでいきます。そのため、「どの時期にどんな企業が採用を行っているのか」を整理し、自分が応募できる企業を明確にしておきましょう。

【スケジュール作成のポイント】

  • エントリー締切を確認し、いつまでに応募すべきか決める
  • 選考の流れ(書類選考・筆記試験・面接)を把握し、準備期間を確保する
  • 夏採用・秋採用を行う企業の情報を随時チェックする
  • 週ごとに「やることリスト」を作成し、やるべきことを明確にする


就活が長引くと、「何をすればいいのかわからない」「とりあえず応募してみよう」となりがちですが、計画的に進めることで効率よく選考を進めることができます。

2. 自己分析

就活を挽回するためには、自己分析をしっかり行い、自分の強みや適性を明確にすることが必要です。

自己分析をおろそかにすると、**「何を軸に企業を選ぶべきか」**が曖昧になり、選考でのアピールポイントもぼやけてしまいます。

【自己分析の進め方】

  1. 過去の経験を書き出す(アルバイト・サークル・ゼミ・ボランティアなど)
  2. 自分がどんな場面で力を発揮したか整理する(リーダーシップを取った経験、困難を乗り越えた経験など)
  3. 得意なこと・苦手なことを分析する(コミュニケーション力、論理的思考力、継続力など)
  4. 「自分が働く上で大切にしたいこと」を明確にする(働き方、企業文化、職種など)


自己分析ができていれば、面接やエントリーシートでのアピールがスムーズになります。「自分に合った企業」を見つけやすくなるので、ここはしっかり時間をかけて行いましょう。

3. 企業選び・企業へのエントリー

自己分析をもとに、「どんな企業に応募するか」を決めましょう。

5月からの就活では、選択肢を狭めすぎるとチャンスを逃してしまうため、幅広い業界や企業を視野に入れることが重要です。

【企業選びのポイント】

  • 「興味がある業界」だけでなく「知らなかった業界」もリサーチする
  • 企業の採用スケジュールを確認し、エントリーできる企業を優先する
  • 中小企業・ベンチャー企業・成長企業にも目を向ける


また、企業を選んだらすぐにエントリーを進めることも大切です。5月以降の就活は、選考期間が短い企業も多いため、できるだけ早めにエントリーしておきましょう。

4. 企業研究・書類作成

企業にエントリーしたら、しっかりと企業研究を行い、選考書類を作成するステップに進みます。

【企業研究の進め方】

  • 企業のホームページ・採用ページを確認する
  • 企業のミッション・ビジョン・社風を理解する
  • 過去の選考情報をチェックする(口コミサイトなどを活用)


エントリーシートや履歴書では、「なぜこの企業を志望するのか」「どのように貢献できるか」を具体的に伝えることが大切です。企業研究をしっかり行い、志望動機を明確にしましょう。

5. 面接対策

書類選考を突破したら、面接の準備が必須になります。

【面接対策のポイント】

  • 自己PRや志望動機を整理し、スムーズに話せるようにする
  • よく聞かれる質問をリストアップし、回答を準備する
  • 模擬面接を行い、実際の受け答えを練習する


オンライン面接の場合は、カメラの位置や音声環境にも気を配ると良いでしょう。

6. 筆記試験・適性検査対策は隙間時間に行う

企業によっては、筆記試験や適性検査を課すことがあります。特にSPI(総合適性検査)は、多くの企業で導入されているため、対策しておくのがベターです。

【効率的な対策方法】

  • スマホアプリや問題集を活用し、短時間で対策する
  • 過去問や模擬テストを解き、形式に慣れる
  • 計算問題や言語問題は、移動時間やスキマ時間を活用して解く


筆記試験は短期間では対策が難しいものもあるため、隙間時間を有効活用しながら対策しましょう。

7. 就活エージェント・キャリアセンターに相談

5月からの就活では、1人で進めるよりも、就活のプロに相談しながら進めるのがおすすめです。

【活用すべきサポート機関】

  • 大学のキャリアセンター:無料で相談でき、企業情報や選考対策のアドバイスをもらえる
  • 就活エージェント:非公開求人の紹介や面接対策をしてくれる


特に、就活エージェントは「5月以降も募集している企業」を知っているため、効率的に求人を探すことができます。

5月からの就活で意識すべきこと

5月からの就活は、短期間で成果を出すことが求められます。そのため、行動の質と考え方が重要になります。ここでは、就活を挽回するために意識しておくべきポイントを紹介します。

スケジュール管理を怠らない

5月以降の就活では、1社ずつじっくり準備して受けるのではなく、並行して複数の企業の選考を進める必要があります。そのため、スケジュール管理がとても重要になります。

【スケジュール管理のポイント】

  • エントリー締切・選考日程をカレンダーにまとめる
  • 企業ごとの進捗状況を管理(エントリー済み/書類提出済み/面接予定 など)
  • 1日の行動目標を決め、無駄な時間を減らす

「今日は何をすればいいかわからない」とならないよう、事前に計画を立てることで、効率的に動くことができます。

業界・企業を絞りすぎない

自分が志望する業界・企業にこだわりすぎて、エントリーできる企業が少なくなるというのは、5月以降の就活でよくある失敗の一つです。

もちろん、興味のある業界を優先することは大切ですが、視野を広げることで思わぬチャンスが見つかることもあります。

【視野を広げる方法】

  • 志望業界の関連業界もチェックする(例:広告業界 → マーケティング支援会社、Web制作会社)
  • 職種に注目する(業界よりも仕事内容に着目すると選択肢が広がる)
  • 企業規模にこだわらず、中小企業やベンチャー企業も調べる

この業界しか無理と決めつけるのではなく、さまざまな可能性を探ることで、より多くの選択肢を得ることができます。

周りの学生と自分を比較しすぎない

5月にもなると、周りの友人が内定を持っていることも多く、「自分だけ取り残されているのでは?」と不安になるかもしれません。

しかし、就活の進み方は人それぞれ違います。

  • 内定をもらっても、自分に合わない企業なら意味がない
  • 最後まで粘った人のほうが、自分に合った企業に出会うことも多い
  • どこでもいいから就職するより「自分に合う企業を探す」ほうが長期的に良い結果につながる

周りと比較して焦るのではなく、自分にとってベストな選択をすることに集中しましょう。

就活の軸をぶらさない

就活が長引くと、どこでもいいから内定がほしいと思いがちです。しかし、軸をぶらしてしまうと、入社後に「やっぱり合わなかった……」と後悔することにもなりかねません。

【就活の軸を決めるポイント】

  • 「どんな働き方をしたいか」(安定志向か、チャレンジ志向か)
  • 「どんな環境で成長できるか」(大企業の研修型か、ベンチャーの実践型か)
  • 「将来的にどんなキャリアを目指したいか」

絶対にこの業界と決める必要はありませんが、自分にとって大切な価値観はしっかり持っておきましょう。

積極的に周りの力を借りる

5月からの就活は、できるだけ効率的に進めることが重要です。そのため、自分だけで頑張るのではなく、周りの力を借りるのも一つの手です。

【活用すべきサポート】

  • 大学のキャリアセンター(無料で相談でき、企業情報も手に入る)
  • 就活エージェント(エントリーすべき企業の提案や、選考対策をサポートしてくれる)
  • 就活経験者(先輩や社会人)(リアルなアドバイスがもらえる)


もう間に合わないかもと一人で悩むよりも、プロや経験者のアドバイスをもらうことで、最短ルートで進める可能性が高まります。

まとめ

大学4年の5月から就活を本格的に始めるのは、決して遅すぎるわけではありません。確かに、3月・4月のピーク時と比べると、すでに内定を持っている人も増えてきますが、夏採用・秋採用・二次募集・通年採用を行う企業はまだまだ多くあります。

重要なのは、今すぐ行動を起こし、計画的に就活を進めることです。「もう遅い」と思って動かないのが、一番の失敗です。たとえ出遅れたとしても、行動すればチャンスは必ずあります。

これからの数ヶ月が、あなたの未来を決める大切な期間になります。最後まで諦めずに、就活を進めていきましょう!

ABOUT ME
らくらく就活編集長 TOKU
学生時代にWebマーケティング会社で、ライティングとディレクション業務を経験。 その後個人事業主として他社メディアを複数運営。 大学卒業後、オーダーワークスにジョインし「らくらく就活」の編集長をしております。