就活基礎知識

就活に全落ちしたらどうする?今すぐできる対策と、卒業後について

もし、就活に全落ちしてしまったらどうしよう…

頑張ってESを書いても全然通らない…

周りが内定獲得する中で私だけ内定もらえてない…

この記事を読んでいるあなたは、

もしかしたらそのような悩みを抱えているのかもしれませんね。

内定をもらえないと焦りが出てくるし、

親からのプレッシャーを感じたりすると思います。

それに、「自分はどこからも求められていないのか?」

「ダメな人間なのか?」と自信を失ってしまうこともあるでしょう。

私も、内定を獲得するまではそのような気持ちでいっぱいでした。

内定を獲得できずに就活で全落ちする人には、

ある特徴があります。要するに、就活のやり方自体を大きく

間違ってしまっている可能性が高いのです。

でも、本人はその就活の間違いに気づいていません。

「これが正しいんだ!」と思って頑張ります。

でも、頑張れば頑張るほどドツボにハマっていく。

それは、プロサッカー選手になりたい!と言っているのに、

野球の練習をしているようなものだからです。

でも本人は頑張って努力をしています。

でも結果につながらない。

就活でも、このような状態になって

しまっている人は多くいます。

そこで、今回の記事では、就活に全落ちする人の特徴から、

今すぐにできる対策や、もし全落ちしてしまったらどうなるのか?

ということについて話をしていきたいと思います。

就活に全落ちしたらどうすればいいのか?

どうなってしまうのか?をわかった上で

就活に臨むことができれば、

余裕も出てきますし、効率よく、納得のいく

就職活動ができるので、是非参考にしてみてください。

就活で全落ちする人の特徴

それでは最初に、就活で全落ちする人の

特徴から挙げていきたいと思います。

意外とこの特徴を持っている学生は多いので、

自分に当てはまっていないかチェックしてみてください。

一流企業、有名企業、大企業だけを志望している学生

まず就活で全落ちする学生の子で多いパターンがこれです。

大手企業「だけ」を志望している学生の子です。

こういう子は、就職活動がうまくいかずに

ギリギリ後半まで苦しんでいる印象を良く持ちます。

大手企業はBtoCの事業を手掛けているところが多いので、

私たちにも馴染みのある企業がたくさんあります。

自己分析や業界分析などをしていない状態では、

そのようなネームバリューのある大手企業ばかりに

エントリーをしてしまいがちです。

しかし、大手企業には毎年私たちの想像を

遥かに超えるエントリーが来ています。

倍率100倍なんていうのはよく名前を聞く

有名企業では普通で、中には300倍なんていう

倍率の企業もあったりします。

純粋に300人中1人しか内定に至らないわけです。

300人の中で1番を取れる自信があるのであれば良いのですが、

そうでなければかなり厳しいということがわかると思います。

さらに、一般的に公言されているわけではありませんが、

大手企業の中にはある程度の学歴を求め、

大学名で足切りをしているところもあります。

「また選考落ちました…」

「このままだと就活でエントリーした企業全落ちしそう」

「どうすればいいんだ」

と思っている人は、自分がエントリーしている企業が

大手企業ばかりに偏っていないか?

をしっかりと確認してみましょう。

自分の就活の軸が何も無い

次に多いのが、自分の就活の軸が何も無いということです。

これは大手企業ばかりをエントリーする

就活生にも言えることなのですが、

自分の就活の軸がないからなんとなく

大手企業をエントリーしているケースも多々あります。

そういう就活生とじっくり面談すると、

実は親から大手に行って欲しいと言われたからとか、

安定して働きたいからとか、そのような言葉が出てきます。

自分の就活の軸がしっかりと定まっていて、

自分が何を大切にしているのかがきちんと理解できていれば、

大手企業でも中小企業でも良いはずです。

人によって大切にしているものが給料の高さだったり、

ライフワークバランスを取れるかなど、

自分の大事にしている軸が違うというだけの話なのです。

その自分の定めた軸に沿った企業に

エントリーをすることで、確実に内定は近づいてきます。

自分の就活の軸を定めるためには、

自分自身を客観視することが非常に重要になってきます。

なので、就活エージェントを利用したり、

自己分析を行っていく中で、就活における自分の軸を

しっかりと定めるようにして行ってください。

自分の軸が定まることで、本当に自分が行きたい企業や

業界、業種がわかり、内定獲得のスピードも早まります。

そもそもエントリーの数が少ない

これも結構多いパターンなのですが、

受けている企業数が少ないというパターンがあります。

本当に自分が行きたい企業だけに絞ってももちろん良いのですが、

実際に受ける企業の数はある程度多くしておいた方が良いです。

それはなぜかというと、面接の雰囲気に慣れるためであったりとか、

面接官からの質問に臨機応変に対応できる能力を身につけたり、

企業が求めている人材を見極め、そこから逆算して

自分をアピールしていく力を身に付けるためです。

それこそ、今までの人生の中で、面接を受けて、

選ばれるという経験をしたことがある人はほとんどいないと思います。

あったとしても、大学の推薦入試か、アルバイトの面接くらいでしょう。

要するに、圧倒的に面接をこなす量が少ないのです。

そのような状態で自分の本命の企業の面接を受けたとしても、

自分の言いたかったことなどを100%アピールできるか?

というとそんなことはないです。

やはり面接で緊張してしまったり、雰囲気に飲まれたりします。

そういう可能性を減らすためにもですし、

自分の可能性を導いてくれる企業であれば、

どんどん積極的にエントリーをして、実際に受けた方が良いです。

エントリー数を増やすことで、全落ちの可能性も減りますし、

自分の本命企業への道も開かれると思いましょう。

就活そのものに対する考え方が甘い

これは学歴が高い子に特に多いケースなのですが、

「東大だからどこの企業でも採用してくれるでしょ」

という考え方で、就活を舐めている学生がたまにいます。

この際なのではっきり断言しますが、考え方が超甘いです。

めちゃくちゃに甘い。この考え方をしていては、

普通に就活に失敗します。

企業は学歴が高い人材が欲しいのではないのです。

学歴が高い=努力の下地があるということです。

要するに、過去に目標設定をしっかりとし、

その目標達成のためのプロセスを構築し、

逆算して努力をすることのできる人間だなという点を

評価されているに過ぎないのです。

そしてそこにはある程度の再現性が認められるため、

実際に仕事に取り組んだとしても同じように再現できるだろう

というロジックの元、高学歴の人が採用されやすいというだけなのです。

逆を言えば、スポーツをやってきたり、それこそアルバイトでも、

同じような再現性を仕事でできる見込みがあるのであれば、

その点は非常に評価されます。

私の友人は学歴こそそこまで高くないですが、

アルバイトで出した結果を元にアピールをし、

大手企業への内定を獲得していました。

要するに、学歴が高いだけで内定を

獲得できるほど就活は甘くないのです。

学歴がある程度あったり、結果を出してきたはずなのに

就活がうまくいかないのであれば、そもそもの考え方から

見直すようにしてください。

絶対に甘い部分がどこかにあるはずです。

その甘さを払拭し、1からしっかりと就活に取り組むことで、

自分の行きたい企業からの内定を獲得できます。

就活の設計をもう1度見直すようにしましょう。

就活に全落ちしてしまった時の対処法について

とはいえ、

「もうすでに就活全落ちしてるんだけど…」

という人も中にいるかもしれません。

では、そういう人たちはどうすればいいのか?

ということについてお話しします。

すぐに就活エージェントを利用する

まずは、就活エージェントをすぐに利用しましょう。

就活エージェントは自己分析や企業の紹介、

軸の定め方や業界の見分け方など、ありとあらゆる角度から

あなたの就活をサポートしてくれます。

そもそも、企業の選び方が間違っているのか、

自分の強みと弱みの把握が甘いのかなど、

自分を客観視できないと、次のステップに進むことはできません。

いずれにせよ、今のやり方のままでは

内定をもらうことができないのは目に見えています。

だからこそ、就活エージェントとの面談を通して、

ESの見直しや、面接対策をして、改めて

就職活動に望んでいく必要があります。

オススメの就活エージェントを載せておくので、

「もう1回就活を見直したいな…」という場合には、

ぜひ活用してみてください。

オンラインでの面談が可能なエージェント

キャリアチケット

らくらく就活WEB面談

ジョブスプリング

コンパス就活エージェント

それぞれのエージェントによって紹介できる

企業やイベントの情報も変わってきます。

また、就活エージェントとの相性もあるので、

複数のエージェントと面談して、最終的に信頼できる

エージェントを選択するのがオススメです。

逆求人型のサイトを使ってエントリーを増やす

逆求人型就活サイトと呼ばれるサイトにも登録しておきましょう。

自己PRやガクチカなどのプロフィールを登録しておくと、

そこに興味を持った企業からあなたに対してスカウトが届くサービスです。

特に、大企業ばかりエントリーしていた人や、

そもそものエントリー数が少ない人には

かなりオススメのサービスになっています。

特にその中でもオススメなのが「OfferBox」です。

逆求人型のサイトでは、利用企業が中小企業や

ベンチャー企業に偏っているケースも少なくはありません。

その中でOfferBoxは資生堂や経産省、

マイクロソフトなどの大企業からベンチャー企業までと

幅広い企業が利用している点が魅力です。

プロフィールをここで作り込んでおくことによって、

相手から興味を持ってもらった上で面接に臨めるので、

ぜひ今のうちに登録をしておきましょう。

企業側からスカウトがくるようなプロフィールを

書けるようになれば、自然とESなども通過します。

効率的に就活サイトを使っていきましょう。

自分の就活の軸をもう1度再確認する

就活で全落ちするということは、自分がその業界に対して余程合わないと判断されたか、そもそもの軸が間違っているため、的外れな回答をしてしまっているという可能性があります。自分の持っているスキルや特性を活かせないというケースも。

これまでに自分が受けてきた企業をもう1度再分析し直して、自分はその企業のどこに魅力を感じたのか?そしてその業界や企業を本当に志望していたのか?という軸から、もう1度自分自身を振り返ってみましょう。

自己分析のレベルが浅いと、仮に内定をもらったとしても「本当にこの企業でよかったのか」と不安になることも少なくはありません。しっかりを振り返りを行って、自分自身の就活の軸を再確認してみてください。

仮に内定をもらえなかったらどうなるの?

もし、就活を頑張ったんだけど、どこからも内定をもらえませんでした…となるとどうなるのでしょうか?

ちなみに余談ですが、内定獲得ゼロのまま卒業をする学生はほとんどいないと言われています。そんな中で自分は内定がないとなれば焦ると思いますが、仮に内定ゼロのまま卒業することになった場合、どんな手段があるのかをお伝えします。

就職留年する

これは、その名前の通り、就職のために留年をするということです。翌年度も新卒の学生として就活をするために、卒業をしないという選択肢をとることをいいます。多くのケースは自分の本当に行きたかった企業から内定をもらえなかった場合に行われることが多いです。もしくは内定が取れなかった時に行われます。

多くの人は大学4年生時、もしくは3年生の終わりから就活を始めると思います。そして当然の事ながら、「卒業単位」が足りなければ、卒業をすることはできません。その制度を利用して、あえて単位を取らずに、留年をする訳です。もしくは、単位は取っているけど、秋学期で休学をするというケースもあります。

休学費用はかかってしまいますが、「新卒」として就活を行うことができる点がメリットです。ただ、そんな状態になる前にやはり準備を着々と進めて就活に臨むのが1番良いです。事前にできる準備をしておきましょう。

既卒として就活をする

既卒とは、正社員として1度も就職をしたことがない人の中で、大学や専門学校を卒業してから3年以内の人のことを指します。

この場合は新卒という枠にはなりません。新卒での就職率はほぼ100%であるのに対して、既卒での就職率は約50%ほどだと言われています。それを下回ることもあるそうです。新卒の就職率のほぼ半分です。

新卒の学生に比べると、既卒の就活生=何か訳アリだという印象を持たれることが多いです。なので、既卒で就活を行う場合、「第二新卒」や「中途入社」の人材とその枠を争うことになります。「第二新卒」とは、1度は就職したんだけど、その後3年以内に離職している人材のことを言います。

既卒よりも第二新卒の方がカード的には強いと判断されます。1度社会人経験があるため、基本的なマナーなどは備わっていると考えられているからです。なので、自分の納得のいく就活ができず、本命ではない企業に入社したとしても、以上の観点からいくと第二新卒として転職を考えた方が有利ではあります。

ただ、既卒だからと言って、自分の希望する企業に行けないか?というとそんなことはありません。どうして既卒になったのかや、自分自身を客観的に評価することができれば、全然可能です。ただ、既卒での就活は新卒での就活と対策も変わってくるので、既卒に特化したエージェントサービスを利用することをオススメします。

ハタラクティブ

JAIC(ジェイック)

第二新卒エージェントneo

まとめ

周りが内定を獲得していく中で、自分一人だけが内定をもらえないとすごく心配になりますよね。特に、最後の最後まで内定をとれないと、自分の自信を失い、親の目や周りの目が気になって、そこから精神的に苦しむ人もいます。

しかし、就活に全落ちしたからと言って、悲観的にならなくても大丈夫です。改めて就活に取り組めば、必ず道は開けてきます。できるだけプロの力を借りて、しっかり自分自身と向きあいながら就活をすることで、確実に内定は取れるようになります。

自分の納得のいく就活をするためにも、早めに対策を練っていくようにしましょう。例え100社から落とされても、最後の1社があなたの魅力や才能を発掘し、内定を出してくれる可能性だってあります。しかし、結局その企業に見つけてもらえるかどうかも、あなた自身の努力と、その方向性なのです。自分自身が「よかった」と思える就活にするためにも、しっかりと就活に取り組んでいきましょう。

ABOUT ME
らくらく就活編集長 TOKU
学生時代にWebマーケティング会社で、ライティングとディレクション業務を経験。 その後個人事業主として他社メディアを複数運営。 大学卒業後、オーダーワークスにジョインし「らくらく就活」の編集長をしております。
 
早押しクイズで楽しく面接対策
 


LINEで友だち追加するだけ!