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就活において、多くの企業が導入している適性検査「SPI」。SPIは言語や非言語の問題を通じて、応募者の基礎学力や論理的思考力を測るテストです。そんなSPIですが、実は大学ごとに平均得点率に大きな差があることをご存じでしょうか?
この記事では、SPIの平均得点率が高い大学をランキング形式で紹介し、上位校の特徴やSPI高得点を取るためのコツも解説します。さらに、たとえ高学歴でなくても高スコアを狙うための効率的な対策方法も紹介。SPIで高得点を目指したい就活生は必見です。
目次
大学別SPI平均得点率ランキング【上位20校】
SPI(適性検査)の平均正答率は大学によって大きく異なります。日本経済新聞出版の調査によれば、大学別のSPI模試平均点トップ20校は以下の通りでした表には各大学の大学群(種類)とSPI平均得点率(%)、および参考までにその大学の入試偏差値の目安も示しています(偏差値は各大学の主要学部での概算値)。
順位 | 大学名 | 大学群(種類) | SPI平均得点率 | 2025年現在の偏差値 |
1 | 東京大学 | 旧帝大(国立) | 83.35% | 75~84 |
2 | 京都大学 | 旧帝大(国立) | 83.24% | 68~80 |
3 | 一橋大学 | 国立(旧官立) | 80.88% | 75~83 |
4 | 東京工業大学 (現:東京科学大学) | 国立 | 80.58% | 55~83 |
5 | 大阪大学 | 旧帝大(国立) | 79.45% | 61~77 |
6 | 名古屋大学 | 旧帝大(国立) | 79.11% | 58~76 |
7 | 神戸大学 | 国立(旧官立) | 78.51% | 58~78 |
8 | 東北大学 | 旧帝大(国立) | 78.06% | 59~77 |
9 | 横浜国立大学 | 国立 | 77.78% | 55~75 |
10 | 慶應義塾大学 | 私立(早慶) | 77.65% | 67~80 |
11 | 東京農工大学 | 国立 | 77.04% | 58~69 |
12 | 京都工芸繊維大学 | 国立 | 76.50% | 58~60 |
13 | 名古屋工業大学 | 国立 | 76.45% | 60~68 |
14 | 東京海洋大学 | 国立 | 76.35% | 55~63 |
15 | 九州大学 | 旧帝大(国立) | 76.02% | 59~75 |
16 | 名古屋市立大学 | 公立 | 75.94% | 55~73 |
17 | 早稲田大学 | 私立(早慶) | 75.93% | 67~80 |
18 | お茶の水女子大学 | 国立 | 75.90% | 63~77 |
19 | 千葉大学 | 国立 | 75.46% | 51~77 |
20 | 東京都立大学(首都大学東京) | 公立 | 75.42% | 55~71 |
出典:『親と子の「大学選び」2013年版』に基づくSPI2形式模試の大学別平均点データ
上のランキングを見ると、東京大学や京都大学など難関国立大学が上位を占めており、平均正答率は80%前後にも達しています。一方、早稲田・慶應義塾といった難関私立大学もランクインしていますが、その順位は国立勢に比べやや下位です。また、旧帝国大学7校のうち北海道大学を除く6校がすべて20位以内に入っている点も注目できます。全体的に偏差値60以上の大学が大半を占めており、大学の入試難易度(学力偏差値)とSPI得点率には強い相関があることがわかります。
SPI高得点率の大学に見られる傾向
上位20校の顔ぶれから、SPIの平均得点率が高い大学にはいくつかの共通した傾向が見られます。ここでは、データから読み取れる特徴的なポイントを解説します。
国公立大学が上位を独占
SPI平均点ランキングのトップ20には、国公立大学が圧倒的多数を占めています。上位20校中18校が国公立大学で、私立大学は慶應義塾大学と早稲田大学の2校のみという結果でした。早慶2校以外のMARCHや関関同立など有名私大はランクインしておらず、上位の90%近くを国立・公立大学が独占した形です。これは「難関国立=学力上位層が多い」ことを反映しており、大学入試偏差値の高い国公立勢がSPIでも高得点を取っていることを示しています。
特に旧帝国大学(東大・京大・阪大・名大・東北大・九大など)※の強さが目立ちます。前述の通り旧帝大は北海道大学を除き全てランクインしており、トップ20内でも上位を占めました。旧帝大以外でも、一橋大学や神戸大学といった旧官立の難関国立大学が高順位に入っています。これらの大学は難関国立として受験生の学力層が厚く、SPIでもその学力の高さが結果に表れていると考えられます。
※旧帝国大学…明治期に設立された7つの帝国大学(東京・京都・北海道・東北・名古屋・大阪・九州)の総称。
理系大学や工学系大学の健闘
ランキングを詳しく見ると、理系・工学系に強い大学が上位に食い込んでいる点も特徴的です。例えば、東京工業大学(4位)、東京農工大学(11位)、京都工芸繊維大学(12位)、名古屋工業大学(13位)などの理工系単科大学が上位20位以内に多数入っています。これらの大学は一般的な知名度では早慶などに劣るものの、SPIでは早慶を上回る得点率を示しました。
この背景には、SPIの非言語分野(数学問題)の比重が関係しています。SPIの能力検査では多くの企業で言語(国語)・非言語(算数・数学)が課されます。非言語問題には中学~高校レベルの算数・数学が出題されますが、これが意外と難しく感じる受検者も多い分野です。理数系科目に強い理工系大学の学生は、この非言語分野で有利に働く傾向にあります。実際、旧帝大など難関国立大の入試では文系でも数学が課されるため、数学ができないと旧帝大に合格できないと言われるほどであり、数学への耐性が高い学生ほどSPIでも高得点を取りやすいのです。
一方で、私立大学の多く(特に文系学部)は入試で数学を課さない場合もあり、数学が苦手な学生が一定数存在する傾向があります。そのため、SPIでは数学力の差が如実に表れ、理系科目に強い国公立勢が上位を占める一因となっていると考えられます。要するに、SPI高得点の鍵は基礎学力、とりわけ数学力であり、理系科目に強い大学の健闘はその証拠と言えるでしょう。
高学歴ほどSPIで有利な理由
上記のデータから明らかなように、大学の偏差値が高い(いわゆる高学歴な)学生ほどSPIで有利である傾向があります。なぜ難関大学の出身者はSPIで高得点を取りやすいのでしょうか。その主な理由は、SPIの出題内容と大学受験時の基礎学力との関係にあります。
SPIの能力検査(言語・非言語・英語・構造把握)は、中学~高校で学ぶ基礎的な学力を測る問題で構成されています。特に多くの企業で実施される言語・非言語問題は、高校入試~大学入試レベルの国語(語彙・読解)や数学(算数・代数・割合など)が中心です。偏差値60を超えるような難関大学に合格するためには、この中学・高校の基礎学力が不可欠です。実際、難関大学の合格者の多くは高校までの学習内容が頭にしっかり定着しており、大学入学後もその基礎力を維持している場合がほとんどです。
そのため、難関大学出身者はSPIでも基礎問題を確実に解ける傾向が強く、結果として平均点が高くなります。言い換えれば、SPIは大学受験で培った学力(国語力・数学力)の延長線上にあるため、受験競争を勝ち抜いた高学歴層にとって有利な試験だと言えるでしょう。
ただし注意したいのは、「高学歴でないとSPIで高得点を取れない」というわけでは決してない点です。SPIで問われるのはあくまで基礎的な問題が中心であり、難解な応用問題は出題されません。基礎学力の内容自体は難関大以外の大学入試でも扱われるレベルですから、現在在籍する大学の偏差値に関わらず、事前にしっかり対策すればSPI高得点は十分狙えるのです。実際、多くの企業で合否ラインとされる5割~6割程度の得点は、基本問題の取りこぼしを防ぐことで達成可能とされています。高学歴でなくとも油断せず対策を講じれば、SPI通過に必要な点数を十分クリアできるでしょう。
コツさえ掴めば高学歴でなくても高スコアは取れる!
SPIの大学別得点率ランキングを見ると、難関大学の学生が高得点を取る傾向が見られますが、実は高学歴でなくてもSPIで高スコアを狙うことは十分に可能です。その鍵となるのは、「出題傾向を知り、効率よく対策を進めること」です。
1. 出題傾向を理解しよう
SPIの問題は大きく分けて言語(国語)、非言語(数学)、英語、構造把握の4つの分野に分かれていますが、多くの企業では特に言語と非言語が重要視されています。これらの分野で問われるのは、中学~高校レベルの基礎的な問題が中心です。
- 言語分野:語句の意味、文法、空欄補充
- 非言語分野:割合、確率、場合の数、速さ・時間・距離
これらの分野で出題される問題には一定のパターンがあり、頻出問題が決まっています。たとえば「割合」や「確率」は毎回のように出題され、公式を覚えることで解答がスムーズになります。
2. 網羅的に対策を行うことが重要
SPIで高得点を取るためには、苦手分野を作らずに全分野で一定の得点を取ることがポイントです。そのためには、以下の流れで対策を進めましょう。
- ステップ1:出題形式を確認(問題集や過去問で形式を把握)
- ステップ2:頻出分野を重点的に学習(割合、確率、語句の意味)
- ステップ3:問題を解きながら公式を暗記(速さ・時間・距離など)
- ステップ4:時間を意識し、模擬テストを繰り返し受ける
3. 弱点を把握し、徹底的に潰そう
SPIは限られた時間内で多くの問題を解くため、苦手分野を残すと大きな失点につながります。模擬テストで自分の苦手分野を把握し、その分野の対策に集中しましょう。特に非言語(数学)の公式は覚えることで大きく得点率が向上します。
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まとめ:SPI大学別データから何を活かすべきか
SPIの大学別平均得点率ランキングを見ると、難関大学の学生ほど高得点を収めている傾向が顕著であることがわかりました。【大学入試偏差値の高い大学 = SPIでも高得点】という図式が成り立つ背景には、中学・高校で培った基礎学力の差が影響していると考えられます。特に国語・数学など基礎科目の学力がSPIの結果に直結し、難関国公立大出身者が有利な傾向がデータで裏付けられました。
しかし、現在の所属大学に関係なく、SPI対策次第で得点力を伸ばせる余地は大いにあります。実際SPIで問われるのは高校までの基礎問題が中心ですから、過去問演習や頻出分野の復習によって弱点を補強すれば、非難関大学の学生でも十分に高得点を狙えます。の指摘にもある通り、高学歴出身でなくても着実に基礎問題を解ける力を身につければ合格ラインに到達可能です。
要は、ランキング上位校の学生に共通する「基礎学力の充実度」を見習い、自分の基礎学力を底上げすることがSPI攻略の近道となります。大学名に関係なく、本記事のデータ傾向を参考にしながら早めの対策に取り組み、自信を持ってSPI本番に臨みましょう。高得点を勝ち取り、選考通過率を高めることが十分に可能です。頑張ってください。