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WEBテスト・筆記試験

WEBテストの替え玉受験はだめ!リスクや違法性の有無を解説

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就活で多くの人を悩ませるのが「WEBテスト」ですよね。

大学入試の共通テストのように統一されていればいいものを、SPI、玉手箱、ENG、GAB、TG-WEBなど主要なものだけでも5種類あり、細かいものまで含めると15種類以上もあるんです。そして企業ごとに利用しているテストが異なるため、志望企業の数だけ対策が必要になります。

そして、日本の真面目な就活生たちはしっかりと努力してWEBテスト対策を行っていますが、中にはズルをして高得点を取ろうとする人もいます。そのズルの中でも最も有名なのが「替え玉受験」です。

今回は、WEBテストの替え玉受験の実態、バレるリスクやダメな理由を解説していきます。

WEBテストの替え玉受験とは

悩み女

WEBテストの替え玉受験とは、受験者自身がWEBテストを受けず、他の人に代わりに受けてもらう行為です。近年、特にWEBテストの増加に伴い、WEBテストの替え玉受験が問題視されています。

WEBテストは、応募者の基礎学力を知るとともに、企業に採用されるためにしっかりと対策をしてきたのかという熱意は意志を測るために実施されるため、替え玉受験されては実施の意味が全くなくなってしまいます。

では、そもそもなぜこのような行為が問題とされるのか、そして具体的にどのような手口があるのかを詳しく見ていきましょう。

WEBテストの替え玉受験は違法

WEBテストの替え玉受験が問題とされるのは、企業が受験者の正しい能力を判断できないという側面もありますが、もっと単純に「WEBテストの替え玉受験が違法だから」です。

具体的には、電磁的記録不正作出及び供用罪(刑法161条の2第1項・3項)が成立するそうです。

(参考: Webテストを替え玉受験した場合に成立しうる犯罪について)

違法でなければ許されると言うわけではありませんが、違法ならもちろん許されません。

WEBテストの替え玉受験の手口とは

WEBテストの替え玉受験は、発覚していないだけでかなりの数の就活生が手を染めているのではないかと考えられています。

では、一体どのような手口で替え玉受験が行われているのでしょうか。

主な手口は、以下の2つです。

WEBテストの代行業者

1つ目の手口が、WEBテストの代行業者に代金を支払って替え玉してもらうというものです。

WEBテストの代行業者の存在自体に疑問しかありませんが、実際にWEBテストに自信のない就活生の弱みに漬け込み、不正と理解していながら替え玉受験を請け負う大人がいます。

匿名性を盾に活動する代行業者は、WEBテストのプロとして高いスコアを保証することで学生に金銭を要求します。バレなければ大丈夫と利用する就活生が後を絶ちませんが、もし一度利用するとその後の就活に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

友人

もう1つの手口は、友人や知人に依頼して替え玉受験してもらうケースです。

この方法は、代行業者とは異なり金銭的なやり取りが発生しないため、一見リスクが低いと考える学生が多いですが、友人に不正へ加担させているという自覚をしなければなりません。

軽い気持ちで替え玉を頼んだ人も、軽い気持ちで替え玉した人もどちらも罪に問われる可能性があります。

WEBテストの替え玉受験はバレないのか

頭痛

WEBテストの替え玉受験と聞いて最初に気になるのは、替え玉していることがバレるのかバレないのかという点ですよね。

結論から言うと、バレることもあるし、バレないこともあるというのが実際のところです。

WEBテストは受験生を会場に集めて受験させる場合と、オンラインで開催して時間内ならどこからでも受験できる2つの実施方法が取られていますが、近年はコロナ禍の影響から後者での実施が一般的になっています。

前者の場合本人確認があるため替え玉はバレやすいですが、現状主流の後者は受験者IDとパスワードさえ知っていれば受験できるため替え玉が発覚しにくいです。

成績が良すぎてバレる場合もある

WEBテストの替え玉受験あるあるなのが、成績が良すぎて替え玉受験がバレるということです。

企業の採用担当は、エントリーの段階で就活生の学歴を把握しますし、選考過程である程度の学力や理解力まで把握しています。

そのため替え玉受験した人のWEBテストの成績が良すぎて、採用担当者がイメージした点数や予想点からかけ離れすぎていると、替え玉受験がバレることがあります。

替え玉受験の証拠がないため咎められることはないかもしれませんが、疑われた時点でその後の選考に進むのは難しくなるでしょう。

WEBテストで替え玉受験してはいけない理由

違法であることからもわかるように、WEBテストは替え玉受験してはいけません。

また違法性以外にもWEBテストで替え玉受験すべきでない理由はあります。ここでは、4つ紹介します。

①テスト結果が保証されていない

②内定が帳消しになる

③罪に問われる可能性がある

④内定が取れても気分がよくない

①テスト結果が保証されていない

最初の理由は、替え玉受験でもテストの結果は保証されていないことです。

代行業者や自分より学力の高い友人にWEBテストを代行してもらえば、良い結果が得られると思うかもしれません。しかし、実際のところ必ずしも良い結果が保証されているわけではありません。

代行業者は複数の就活生の代行をしている可能性が高く、必ずしも全力を尽くしてテストを受けてくれるとは限りません。また、自分より学力が高い友人が、全力で受験してくれる保証はありませんし、もしかすると苦手な分野の問題が多くて全然解けない可能性だってあります。

つまり、WEBテストの替え玉受験は、結果的に期待外れのスコアになるリスクが絶対にあるということです。そんなリスクがあるなら、最初から一か八かでも自分で受験すべきですよね。

②内定が帳消しになる

2つ目の理由が、内定が帳消しになることです。

WEBテストの結果が良ければ、次の選考に進むことができます。しかし、替え玉受験の事実が発覚した場合、たとえ内定を得ていたとしても、その内定は即座に取り消される可能性が高いです。

企業は、不正行為を行う学生に対しては、非常に厳しい対応をとります。このような事態になれば、就活自体が台無しになるだけでなく、その企業との関係も永遠に失われることとなります。

また先ほど紹介した事件のように、替え玉受験が世間に知れ渡るほど大々的に取り沙汰されてしまえば、他の企業の選考にも影響する可能性があります。

③罪に問われる可能性がある

3つ目の理由が、罪に問われる可能性があることです。

先ほど紹介した事件では、WEBテストを代行した男性とともに、依頼した女子大生も罪に問われています。

万が一替え玉受験が摘発されて罪に問われた場合、就活はおろか、大学からの除籍処分や最悪の場合禁固刑となる可能性も否定できません。

言わずもがな、前科がある場合の就職の難しさはわかると思います。

就活のWEBテストを替え玉受験しただけで、人生を棒に振る可能性があることは覚えておきましょう。

④内定が取れても気分がよくない

4つ目の理由が、内定が取れても気分がよくないことです。

もし替え玉受験によってWEBテストを突破し、その後無事に内定を得ることができたとしても、その結果は自分の実力ではなく、他人の力を悪用した結果という意識が残ります。

心の中で罪悪感を感じ続ける可能性もありますし、もしバレたらどうしようという不安が付き纏うんです。

自分の真の実力で挑戦し、結果を得ることこそが、自己成長のためには不可欠ですね。

WEBテストは足切りでしかない

悩み女

多くの企業が採用選考の初期段階にWEBテストを導入しています。これは、多数の応募者の基礎的な能力や適性を測るのに効果的かつ、最も簡単だからです。

おそらくこのWEBテストで替え玉受験を検討してしまう人は、あまりにも学力に自信がないか、WEBテストの結果を重く考えすぎています。

WEBテストは基本的に選考序盤の「足切り」のための1つの指標です。よって、一定の基準をクリアすることで次の選考に進めるという点が最も重要になります。

つまり内定をもらうための通過点でしかないため、「WEBテストでのスコアが高ければ良い」というわけではありません。

採用選考では、面接、グループディスカッション、筆記試験など、多岐にわたる評価項目からなる総合的な判断で内定が決まります。企業は、WEBテストの結果から分かる応募者の知識やスキルだけでなく、人間性や適性、コミュニケーション能力など、さまざまな要素を総合的に評価するため、WEBテストは対策だけして他のことに集中するのが得策です。

自分で受けないで替え玉受験すれば、対策に使う時間も他に使えると考える人がいるかもしれませんが、これまで挙げたリスクを考えたらその時間が勿体ないとは思わないでしょう。

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WEBテストが不安な人や、就活で何か不安や悩みがある人はお気軽にご相談ください!

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h2就活というビッグイベントを人に任せるのはやめよう

就活は、多くの学生にとって人生の重要な節目となるビッグイベントです。自身のキャリアを形成する大きな第一歩となります。そんな大切な局面で、他人の力に任せるのはやめましょう。

WEBテストの替え玉受験は、もしかすると自分が受けるよりも良い成績という短期的な利益があるかもしれんませんが、長期的には自身の成長やキャリアの形成に支障をきたす可能性が高いです。

自分自身の力で挑戦し、結果を出すことこそが、真の自己成長に繋がります。また、企業は学生のスキルや知識だけでなく、その人間性や誠実さも評価します。自らの未来は自分で切り開くもの。他人に依存することなく、自らの力で就活に挑み、真の成功を掴み取りましょう!

ABOUT ME
らくらく就活編集長 TOKU
学生時代にWebマーケティング会社で、ライティングとディレクション業務を経験。 その後個人事業主として他社メディアを複数運営。 大学卒業後、オーダーワークスにジョインし「らくらく就活」の編集長をしております。
 
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