履歴書を書いているときに、思うように書きたいことがまとまらないことってありますよね。
自己アピールに、ガクチカ、強みと弱み。
いっぱいあって嫌になる。
履歴書は就活の入り口で、最初の関門です。
ここを乗り越えないとなにも始まりません。
書きたくない気持ちは私も同じですが、
コツを覚えておくだけで魅力あふれる履歴書に仕上げ、最初の関門を突破することができます。
ここでは、履歴書の「ゼミで取り組んだ内容」の項目に焦点を絞って、
履歴書を書くポイントを紹介していきます。
目次
「ゼミで取り組んだこと」の欄になにを書く?
履歴書には「ゼミで取り組んだ内容」を書く項目があります。
大学のオリジナルの履歴書など新卒採用向けの履歴書には、
学生の魅力を上手に引き出せるようにこのような項目が設けられています。
「ゼミで取り組んだ内容」を伝えるためには、
活動内容や目標、卒論のことなど書く必要がありますが、欄が溢れちゃいますよね。
しかし、なかなか文章を書き上げることができない人も多いかと思われます。
ではまず順番に書き出してみましょう。
1.なぜそのゼミを選んだの?
2.どのような知識を身に付けてきたのか
3.どのように知識を深めていったか
4.最終的なゴールとその解説
では、一緒に書き出してみましょう。
ルールはなるべく短く、でも後々のことはとりあえず考えないことです。
1.なぜそのゼミを選んだの?
あなたがゼミを選んだ理由を思い返してみてください。
何かきっかけがあったはず。
きっかけ探しは、あなたがなぜ今その学問に取り組んでいる理由を探すことと同じこと。
また、企業が新卒採用で学生を募集する理由は、あなたが大学で学んだことに魅力を感じているからこともひとつの理由です。
企業に大学での学びをアピールするためにも、「なぜそのゼミを選んだのか」という理由を説明して、ゼミ選びの動機から具体的な内容を伝えるようにしましょう。
2.どのような知識を身に付けてきたのか
次に「どのような知識を身に付けてきたか」を説明しましょう。
要点を絞ってゼミで取り組んだ内容を伝えましょう。
その際、専門用語が並ばないように気を付けてください。
採用担当者は人事職であり、専門的な内容に精通していない可能性があります。
なるべく専門的な用語は嚙み砕いて説明したり、違う単語に置き換えたりして、
わかりやすい表現の文章にしましょう。
これ、私もよく言われてました。専門用語を羅列しがちだったので…。
3.どのように知識を深めていったか
ここでは、自身のスキルをアピールを行います。
「どのように知識を深めていったか」をここに配置することで、
スキルを身に付けるために努力した姿勢をアピールすることができます。
4.最終的なゴールとその解説
それが、今後どう繋がるのか最後にまとめます。
どう卒論に繋がるのかとか、
社会に生きるのかとか。
これを繋げてみてください。
ね?
ちょっとストーリー性もあって具体的になったでしょ?
採用担当者も読みやすく、理解しやすいものに近づいたと思います。
このように、一連の流れでゼミに取り組んだ内容を紹介することで、
順序立てて説明することができ、よく整理された内容になります。
具体内容の深掘り
取り組んだこと
履歴書の「ゼミで取り組んだ内容」の書き方のポイント1つ目は、ゼミでの課題や取り組んだ内容について、誰にでもわかるように書くことです。
自分が専攻したいと思った分野を深く研究する場であり、自身の研究テーマを設定する場でもあります。
課題や実験に何度も挑戦して結果を出したというエピソードや、
卒論や卒研の進捗状況や概況、展望など卒業時どう行った形で成果が残りそうなのか書いても良いかもしれませんね!
ゼミ長や幹事をしていたらさらにアピールポイントになりえます。
スキル紹介の仕方
ゼミで学んだことや得たスキルを紹介することも重要です。
ただゼミで取り組んだ内容を紹介するのではなく、ゼミで学んだことや得たスキルを紹介することで自己PRにつなげることができます。
履歴書には自己PRの項目が設けられていますが、その自己PR欄だけでしか自己PRをしてはいけないということはありません。
まとめ
教授との関わりも深く、より一層本格的な研究をすることができます。
ゼミで学ぶ内容は、1年生のときに授業で学ぶ内容よりも色濃く、より専門的です。
企業側も応募者が大学でどのような事を学んできたのかを知りたいので、ゼミについて聞く企業は多くあります。
そのため、ゼミでの課題や取り組んだ内容を具体的に書くことで、
アピールポイントにすることができるのです。