就活基礎知識

内定が欲しい!と思うのであれば、企業が求める人物像を理解しなさい。

こんにちは。最近、らくらく就活に相談に来てくれる学生が増えてきました!とても有難いです。

 

相談に乗っているとよくある話なのですが、

「早く内定が欲しいです!」

と言っている学生に対してはうるさいほどに、

「あなたのいきたい会社がどんな学生が欲しいのかを理解しなさい」

と言ってきました。

当たり前ですがあなたがどれだけその会社にいきたい!と思っていても、志望する会社が「あなたのことを欲しい!」と思わなければ落ちてしまう訳です。

これは優秀さとかは関係ないんですね。
優秀でも普通に落とされるんです。それは、会社の求める像とは違う人材だからなんです。

ESとかガクチカとか、自己PRも、企業の求める人物像を理解した上で書いていかないと普通に落とされてしまいます。

だからこそ、企業研究とか企業分析が必要なんです。そして、自己分析が必要なのも、そういう理由なんですね。

それぞれの企業には、採用をしたい人物像というのがあります。

例えばマーケティング業務を主に行なっている会社であれば、数字に強く、細かい分析ができる学生を求めていたりとか。

逆に不動産会社で、投資用物件を売り込んでいく会社であれば、人当たりの良さとか、コミュニケーション能力、厳しい環境でもやり抜ける力などが求められるとか。

相手が常に、「何を求めているのか?」ということを自分で考えて行動できる人こそが内定を獲得できるわけです。

そもそも、

企業はどうして採用をするのでしょうか?

簡単にいうと自社の仕組みの中で高い利益を上げてくれる人材を求めているからこそ採用をするのです。

だけど、多くの内定がもらえない就活生は「自分がその企業に行きたい理由」ばかりを話します。そして最終前で落とされてしまいます。

もちろん、「なぜ御社に行きたいのか?」という理由について話すことはとても重要です。

しかし、企業は採用をしたい人物像を持っていて、その人物像の中で採用を考えているという事実を忘れてはいけないのです。

WEB面談をする前の学生の8割は、自分が行きたい理由しか話しません。

だから大体の場合落ちます。それは、企業がどういう人物を求めているのかをきちんと調べず、理解せずに面接に挑むからなんですね。

 

企業側からすれば、「確かに優秀なんだけどうちの欲しい人物像ではないな」と思っているのです。

だから落ちてしまうのです。

この、「自分」と「企業」の目線のズレに、どれだけ早く気づいて、しっかりと対策を練っていけるのかが重要になってきます。

ありのままの自分を見て欲しい!という気持ちは一旦忘れましょう。

企業の求めている人物像をきちんと理解して、その上で私はあなたの会社で活躍できるという理由を言葉で伝えることができれば、内定へのハードルが一気に下がります。

「そんなこと言われても、企業が実際どんな人を採用したいかなんて分からないよ」

そう思う方もいらっしゃると思います。

結論から言うと企業の求める人物像を一瞬で見抜くことは至難の技です。では、どう対策をしたらいいのでしょうか。

最も重要なことは、

その会社に自分が入った場合、1年目にどんな業務を担当するのか。

これを具体的にイメージすることです。

どんな会社に入ったとしても来年の4月には何か仕事をしてる訳です。

 

ここで一度立ち止まって考えてみてください。

もし、あなたが企業の人事だとしたら

①将来の熱い夢や希望を語る人

②来年担当する業務で成果を出せると語る人

どちらの学生の方が利益を出しそうだと思いますか?

①の学生は成長していつかは高い利益をあげるかもしれません。でもその頃にはもう会社にいないかもしれません。また、来年任せたい現場の泥臭い仕事を嫌がるかもしれません。これが学生と企業の間にあるギャップな訳です。

終身雇用が崩れた今、新卒採用といえどもほとんどの企業が即戦力を求めています。その為、あなたが企業に伝えるべきことは自分は入社後すぐに御社の現場で高い成果をあげることが出来るということです。

しかし、実際に自分が入社してまずはどんな仕事をするのかイメージが沸かなければこれは語れません。しかし、安心してください。その為に会社説明会やインターンがあるのです。

来年、自分はその会社でどんな仕事をしていて、その仕事は自分が得意な仕事なのか?

とにかくこの部分をイメージして説明会を聞きましょう。

これを繰り返していくことで、その企業がどうやって利益をあげているのか。また、そのためにはどんな人を採用しなければならないのか。この部分が徐々に見えてくるでしょう。

これが企業が求める人物像を知る大事な第一歩となる訳です。

でもそもそもどんな業界のどんな企業が自分に合っているのか分からないという方は、是非こちらの記事も合わせてお読みください。

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最後までお読みいただありがとうございました。

 
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