Q、アルバイトは職歴になるのか。
A、時と場合によりけり。
・卒業後1年以内のアナタ
基本的に、職歴欄は「正社員、非常勤、派遣など」しか書き込むことができません。
バイト、インターン経験を書き込む欄はありません。
・卒業後1年以上経過しているアナタ
長期のアルバイト経験や、空白期間が長い場合(1年〜)は記入しても良いとされています。
アルバイト経験は自己PRに!
アルバイト経験は、基本的に自己PRに記入します。
アルバイトの経験は特に重視していません。どうしても新卒でアルバイト経験をアピールしたい場合は自己PR欄や志望動機欄に記入すると良いでしょう。
期間が長いアルバイト歴については、履歴書に記載した方がいいでしょう。
なぜなら、アルバイト歴を記載しないと職歴に長期の空白期間があるように見えてしまうからです。
ブランク期間の理由は採用担当者が必ず気にする点なので、より情報を正確に伝えるためにあらかじめ履歴書に記載しておきましょう。
どの程度の期間から記載すべきかは、個別事情により異なりますが、目安として1年以上と考えておきましょう。
1年以内の皆さんも、もちろん「空白期間何もしてなかったの?」と思われると印象が悪いので、自己PR文でしっかりとアピールする必要があります。
さらに言えば、
「職歴欄の少ない履歴書選び」も重要です。
何行にもわたって白紙部分があると印象も微妙。
ですので、職歴欄ではなく自己PR重視の履歴書を選択することをオススメします。
履歴書選びについて詳しくは
【3分でまるわかり!】既卒にオススメな履歴書とその書き方を解説!!
も参考にしてみてください!!
自己PRを考えてみよう。
既卒者の履歴書には自己PRと志望理由すっごく大事なんです。
なにせ、既卒には企業に対して職歴や在学中という手札がないものですから、
自己PRと志望動機をで勝負をすると決めることが大切です。
学生時代と同じことを書いていいのは大学卒業後1〜2年。
3年以上になると、
学生時代のことをアピールすると
「え?大学卒業後にはアピールできることはしてこなかったの?」
と採用担当に感じられてしまいます。
もちろん、空白期間が浅い場合でも、
書けることがある場合
「今、何を頑張ってるか」を中心に書く方が印象は良さそうです。
企業は自己PRを聞くことで、あなたの「能力・性格」が、「仕事をしていく上でこの会社と合っているか」をみています。
ただ、一方的に自分がアピールしたい能力や性格を伝えても、それを企業が求めていなければ意味がありません。
アルバイト経験を自己PRに書くこと
長期でアルバイトを行なっている場合、そのバイトの経験が御社業務で活かせるポイントがあればアピールできると良い印象を与えるでしょう。
私は学生時代からずっとライティングインターンをしているので、メディア運用の知識をかじってるのであなたの会社のメディアでも役に立ちますよ私!みたいな感じ。
そうでなくても社会的に必要なスキルであればアピールできるでしょう。
リーダーシップとか、チームワークとか。色々アピールできるところはあると思いますので、ぜひアピールしてみてください。
採用担当者がアルバイト経験を通してみるポイント
アルバイトは、マニュアルが決められていたりルーティンワークに従事したりすることが多いです。
そうした仕事にどう取り組んだかこそが、企業が見たいポイントなんです。
そのポイントをしっかり見せつけることができるのは、
・継続力
・仕事に対する意識
この2点です。
平凡な日常業務をコツコツ継続してやり続けることは、社会人としての第一歩というか、できて当たり前のことなんです。2年や3年もっとかかる事業があった時にそれに対応できないと企業側としても困ります。
なので、継続力を身につけていることをアピールできると、社会人としての土台ができていると評価されるでしょう。
「ルーティンワークでつまらない」ではなく、この仕事を継続すれば何を得られどういうことに活かせるか考えながら仕事を行うことで、仕事の質と成長スピードはまったく変わってきます。
仕事へのモチベーションを自ら上げる工夫は、どんな職種においても欠かせないもの。
「アルバイトで自分なりにどう工夫し、楽しみ、学んできたか」など伝えられるといいかもしれませんね!!
まとめ
今回はアルバイト経験中心に話を進めましたが、
採用担当者は、なんで今就活してるの?なんで既卒なの?空白期間何してたの?
というように、
あなたにいっぱいの疑念を抱え面接します。
回答はしっかり自分自身で持っておきましょう。
バイトでもいい、
資格の勉強でもいい、
夢を追ってた話でもいい。
あなたがこの空白期間何をして、何を思っていたのか、
言語化できればそれで大丈夫。
共に頑張りましょう!!